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冬の日本列島を飛ぶ (7) - 日本アルプス

2012-03-10 | 中部

飛騨の山域をはじめて「日本アルプス」と呼んだのは、お雇い外国人ウィリアム・ゴーランドだが、それを単行本の表題に用いたのはウォルター・ウェストンの『日本アルプスの登山と探検』が最初で、これをきっかけに「日本アルプス」という呼称がしだい広く通用するようになった。

ウォルター・ウェストン(Walter Weston)は、1861年(万延元年)12月25日 - イギリスのダービー市に生まれた。ケンブリッジ大学を卒業。リドレー・ホール神学校に学び、イングランド国教会の聖職につく。

1888年(明治21年)に、宣教師として日本を訪れ、熊本、神戸の教会に在籍し、その間1890年には富士山をはじめ九州の阿蘇山、祖母山、霧島山、桜島山等に登った。

1891年から1894年にかけて中部地方の山岳地帯を集中的に旅し、その山旅で見た情景と感慨を『MOUNTAINEERING AND EXPLORATION IN THE JAPANESE ALPS』(日本アルプスの登山と探検)と題して1896年にロンドンの出版社から刊行した。









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