晴れ渡る皐月の空を飛ぶ (7) - 八ヶ岳・赤岳 2010-05-15 | 中部 最高峰は赤岳、盟主にふさわしい毅然とした見事な円錐峰である。ある年の十一月初めの夕方、私は赤岩(硫黄岳西南の二六八〇米の岩峰)の上から、針葉樹に埋れた柳川の谷を距て、この主峰を眺めたことがあるが、降ったばかりの新雪が斜陽に赤く、まるで燃えているように染まって、そのおごそかな美しさといったらなかった。 岩崩(く)えの赤岳山に今ぞ照るひかりは粗し眼に沁みにけり 島木赤彦 (深田久弥著『日本百名山』より) #国内旅行 « 晴れ渡る皐月の空を飛ぶ (6) ... | トップ | 晴れ渡る皐月の空を飛ぶ (8) ... »
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