飛行機が福岡空港へ着陸体制をとる前に大きく左側に旋回するが、その時に真下に見える島が相島である。相島は玄界灘に浮かぶ周囲6.1キロメートル、人口430人の島。 新宮漁港から渡船で20分ほど。島は東西に長く「勾玉」の形を連想させる。島の南側に漁港、集落が開けている。
江戸時代、日本と唯一国交のあった朝鮮の通信使の定宿(客殿)が置かれた島だった。通信使は都合12回の往来しているが、うち11回相島に立ち寄り、黒田藩が饗応している。
古くは阿倍島と呼ばれることもあった。相島は、大陸、筑紫へ、あるいは唐津、長崎へ向かう船人が立ち寄ることもあった海上交通の要衝の島。島のあちこちに古跡が残る。
江戸時代、日本と唯一国交のあった朝鮮の通信使の定宿(客殿)が置かれた島だった。通信使は都合12回の往来しているが、うち11回相島に立ち寄り、黒田藩が饗応している。
古くは阿倍島と呼ばれることもあった。相島は、大陸、筑紫へ、あるいは唐津、長崎へ向かう船人が立ち寄ることもあった海上交通の要衝の島。島のあちこちに古跡が残る。