ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

アツくなるもの

2013-03-27 00:11:15 | Weblog
サッカーの試合を日本から中継してもらっている。
FaceTimeは便利だ。

さて、サッカー観戦とTwitterは私にとってセットなので、
日本にいたときと同じように、Twitterも繋いでいる。
iPadでサッカー中継を見ながら、MacBookでTwitterにログオンする。
そんなことするくらいなら、さっさと日本へ帰れよ、と
自分で自分に突っ込みたくなるような電磁波状況だ。

たまにTwitterを開くと、
すごい勢いで左翼の人たちが「日の丸反対!」「君が代反対!」と連続ツイートしてて、
それを律儀に全部リツイートしている人がいたりする。

日本にいたときは「そんな人もいるよねえ」と流していたのだけど、
ここは上海なので、フォローをはずしてしまう。

「日の丸」と「君が代」がなかったら、
私たちはどこを目指して帰ったらいいんだろう。
国内にいる分には、意識する必要なんかないから、
なくてもいいと思っていたけど。

でも、上海にいると、日の丸があると「何だろう」と足が向く。
そこに何か、欲しくても触れることができない何かがあるような気がする。
わざわざユニフォームのレプリカを着て、日の丸に手を当ててみたり、
国歌斉唱が映ると、涙が出そうになったり。
島国にいると気がつかなくても、外にいるとアツくなるものがある。

だから、それまで、否定してほしくないと思うんだよな。
自虐的な内容の本や報道もそう。

共産党みたいに、夜郎自大に自分を持ち上げる国家も、
必要以上に自らをおとしめる国家も、
そこの国民を冷めさせるだけだと思う。