テレビ東京の番組「出没!アド街ック天国」は、各駅界隈の「街」の名所や人気のお店などを紹介する番組。
先週は、練馬・豊島園駅界隈が取り上げられていました。
その中で紹介されたところが「田島山十一ヶ寺」です。
豊島園といえば、遊園地などアミューズメント施設が有名なスポット。
その駅のそばに、浄土宗のお寺が一か所に11もある場所があるとのこと。
知りませんでした。
テレビに取り上げられたところなら、これは行かねばなりません。
早速に出かけてみました。
最寄り駅の都営地下鉄の豊島園駅を出ると、すぐでした。
十一ヶ寺の入り口の両側に石柱が二つ。「浄土宗 田島山十一ヶ寺」と出ています。
150㍍くらいの道を挟んで、両側に11のお寺が続いています。
確かにここは、喧噪の地域の中にあって、静寂そのもの。まさに別世界です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c4/c0b955e7faa45d2176d7ec4d96e77f93.jpg)
元は浅草にあった浄土宗のお寺「誓願寺」の十一の塔頭が、大正12年(1923年)の関東大震災後にこの地に引っ越してきたのだそうです。
一つ一つのお寺はさほど広くはありません。しかし、それぞれがそれぞれの佇まいを醸し出しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/76/94757586b8e3881ec4389f1558a837d4.jpg)
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その中にあって、面白いお地蔵さまがいらっしゃるのが、九品院です。
「蕎麦喰い地蔵」というのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/a5/5cffe5d69133fc7bb4b8eec8cdfe5737.jpg)
江戸時代のことです。蕎麦屋の主人が、毎日蕎麦を食べにくるお坊さんの後をつけると、何とお坊さんはお寺のお地蔵さん。
それからずっとお蕎麦を供えるようにしたところ、天明の飢饉のときもお蕎麦屋さんは助かったのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/8b/b1e002afc56086e088e5b09ba74d453e.jpg)
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その他の寺で、身代わり撫で地蔵、六地蔵、お釈迦様などにお参りすることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/6e/d8ecf1312e904e85682a2091a4390d89.jpg)
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ちょうど庭には、百日紅の赤い花が咲き、また桔梗の花も見ることができました。
心が落ち着く風情です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d2/9aa9fd2b8df85d2da443e71beb36a061.jpg)
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お寺にこんな言葉が貼りだされていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e8/e1874418cde59c72312dd685065403cf.jpg)
「おれがおれがの我をすてて、おかげおかげのげでくらせ」
そのとおりでございます。反省をしなければなりません。
思わず合掌でございます。
「楽しいね 人生の旅 まだまだまっ最中」
なぜかこの言葉が、染み入るように、心に響いてきます。
さて、これからどんな旅をしていきましょうか。
ほんのひと時でしたが、ほっとする思いでした。
先週は、練馬・豊島園駅界隈が取り上げられていました。
その中で紹介されたところが「田島山十一ヶ寺」です。
豊島園といえば、遊園地などアミューズメント施設が有名なスポット。
その駅のそばに、浄土宗のお寺が一か所に11もある場所があるとのこと。
知りませんでした。
テレビに取り上げられたところなら、これは行かねばなりません。
早速に出かけてみました。
最寄り駅の都営地下鉄の豊島園駅を出ると、すぐでした。
十一ヶ寺の入り口の両側に石柱が二つ。「浄土宗 田島山十一ヶ寺」と出ています。
150㍍くらいの道を挟んで、両側に11のお寺が続いています。
確かにここは、喧噪の地域の中にあって、静寂そのもの。まさに別世界です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c4/c0b955e7faa45d2176d7ec4d96e77f93.jpg)
元は浅草にあった浄土宗のお寺「誓願寺」の十一の塔頭が、大正12年(1923年)の関東大震災後にこの地に引っ越してきたのだそうです。
一つ一つのお寺はさほど広くはありません。しかし、それぞれがそれぞれの佇まいを醸し出しています。
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その中にあって、面白いお地蔵さまがいらっしゃるのが、九品院です。
「蕎麦喰い地蔵」というのだそうです。
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江戸時代のことです。蕎麦屋の主人が、毎日蕎麦を食べにくるお坊さんの後をつけると、何とお坊さんはお寺のお地蔵さん。
それからずっとお蕎麦を供えるようにしたところ、天明の飢饉のときもお蕎麦屋さんは助かったのだそうです。
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その他の寺で、身代わり撫で地蔵、六地蔵、お釈迦様などにお参りすることができました。
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ちょうど庭には、百日紅の赤い花が咲き、また桔梗の花も見ることができました。
心が落ち着く風情です。
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お寺にこんな言葉が貼りだされていました。
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「おれがおれがの我をすてて、おかげおかげのげでくらせ」
そのとおりでございます。反省をしなければなりません。
思わず合掌でございます。
「楽しいね 人生の旅 まだまだまっ最中」
なぜかこの言葉が、染み入るように、心に響いてきます。
さて、これからどんな旅をしていきましょうか。
ほんのひと時でしたが、ほっとする思いでした。
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