ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

秋の光景です ~中秋の名月、大國魂神社「くり祭り」~

2023-10-01 | 公園・庭園・名所

10月に入りました。今日(1日)は、
午後には小雨まじりの天気となり、
あれほど続いていた暑さもどこへやら、
すっかり秋を感じさせる日となりました。





秋と言えば、先月29日は「中秋の名月」
でした。いわゆる「十五夜」です。
当日は雲がかかっていましたが、
雲が切れたときに、何とか満月を撮る
ことができました。
ススキにおだんごのお供えはしません
でしたが、「十五夜」の風習は、
いつまでも行われていってほしいもの
です。


さて大國魂神社です。



       

   
先月27日、府中市の大國魂神社で、
秋季祭「くり祭り」が行われていると
いうので、久しぶりに神社を訪ね、
本殿にお参りし、裏手の大銀杏の木
にも手を合わせ、子どもたちの
健やかな成長をお祈りしました。


   
ちょうど行われていた秋季祭「くり祭り」
ですが、神楽の奉納と徳川家への栗の献納
が合わさって「くり祭り」と呼ばれるように
なったようです。

   

 
27日は宵祭りとして「薪狂言」が
奉納されていました。
狂言を見るのは始めてでした。
日頃文化は大事などと言って
いながら、実は初体験です。
実演には引き込まれました。


    


この「くり祭り」には、大鳥居から
拝殿までの参道の両側に約260本の
行燈が掲出され、ローソクの灯りが
灯されていました。







行燈の脇にはたくさんの屋台店です。
栗を売る屋台店も出ています。







屋台店にはくり祭りに訪れた
たくさんの人たちで賑わっていました。
あたりが暗くなっていくにつれ、
屋台店の明かりが際立っていきます。
訪れる人がまつりの中に溶け込んで
いきます。
屋台店は、どのまつりにも欠かせない
ですね。


   



   



   


「行燈の奉納画は、府中市芸術文化協会の
会員の方が書いたものですよ」と、
行燈に灯をいれていた神社の方(権禰宜?)
が言っておられました。

「まつり」。
なつかしくふるさとを思い起こします。
体が揺さぶられるような「祭り」も
もちろんいいですが、ゆったりしみじみ
としたものを味わう「まつり」も
ずっとあり続けてほしいものです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいです (aoisoro)
2023-10-02 04:59:51
おはようございます。
昨晩8時に寝ましたら今朝は4時過ぎに目が覚めました。少し寒くさえ感じます。
懐かしい大國魂神社の写真が飛び込んできました。
屋台で色々食べました。(^^♪
ありがとうございます。
大國魂神社 (ヒマヒマノキ)
2023-10-02 11:02:40
aoisoroさん、コメントをありがとう
ございます。
最近は朝方が涼しく感じられるように
なりました。やっと秋になったかという
感じがしています。
大國魂神社はよくご存じなんですね。
屋台店をのぞいていると、つい買って
しまいます。縁石に座り込んで食べだり、
食べ歩きをしたり、いい年なのに楽しいです。
時々はお参りしないといけないと思うんですが、
たまに行く程度になってしまいました。
これではご利益が薄くなりますね(笑)。

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