一度フライホイールまで外して線を一本一本調べてみる事にしました。
最初に気が付いたのはコンデンサーから出ている線が擦れて銅線がむき出しになっている所。どうやら配線の取り回しが悪く、フライホイールに接触してしまったようです。こういう所もショートの原因かと。
その後一つ一つ配線を調べていると、フレーム裏に付けているイグニッションコイルが脱落しているのを発見。仮付け状態でほっておいて脱落してしまっていたものか・・・。これもスプリングを付けて強固に締めなおし。
その後調べていくと、どうやらポイントの開け閉め関係なく、エンジン側だけ単独に外したアース線(黒)からボディーに導通があるという事に気が付きました。
変?そもそもポイント(コンダクター)はクランクの回転に応じてアースをつなげたり離したりするものなのだから、そのポイントの開閉に関係なく導通があったらおかしんじゃないかと一つ一つ当たっていくと・・・原因は右側のコイルでした。
そもそも右側のコイルにコンデンサーから出た緑の線が入っているのですが、これがコンデンサーの固定部の細い線に繋がっているようで、ここからアースされてしまっているようです。元々こうだったので、最初調子が良かったときもこの配線だったのではないかと思いますが、イマイチ納得がいかないものがあります。
この状態じゃタイミングライトなんて使えないですよね・・・。
コイルが悪いのか・・・?
とりあえず2~3手直ししたのでこれで明日にでも一度走らせてみようかと思います。
ポイントが開いているのに導通がある。原因は何でしょうね?確かエンジンを止めるときには、メインキーオフの位置でイグニッション系統がオープンでなく、ショートさせてエンジンをストップするようになっているのでそこらへんが関係しているかもしれません。
イグニッション系統及びスイッチ系統の線を切り離した状態(でない事にはおそらくイグニッションコイルのボディアースから回ると思うので)でエンジン単体確認したので、ジャネレーター部からの導通と思われます。といいますか間違いなく右側のコイルから回っています。これが正しいのかかなり理解に苦しみます・・・。