こんばんは。しのです。
先日、我が家でも稲刈りが行われました。
そう、このときに植えた苗たちです
稲の成長って早いですね~!
夏を超えるとあっというまに金色です
どうぞ、写真をたっぷりご覧ください
稲が倒れていますが、根本さえ立ち上がっていれば機械で刈ることができます(バリカンで丸刈りにするのと一緒?)
でも雨が続くと、なかなか田んぼが乾かず、機械が入れなくてはかどりません。一回刈っては一回休み、というように。
今年はそんな年でした
キラキラと黄金色美しいですね
どこの田んぼだって、どんな品種だって、きっとこのうつくしさは変わりません。
人が植えて、自然が育てて、人が守った実りの色。命、こどもたちです
(かっこいい、うちのお母さんかっぽうぎは手作りです)
しかし秋とはいえ、日差しが熱い!
暑い、だけじゃなく長靴がほんとに熱くなるんです。
でこぼこの田んぼを歩き回り、機械で刈れない隅の稲を鎌で刈っているとあっというまに足がしんどくなってきます。
ほどよいところで土手の草の上に腰を下ろし、お茶を飲んで休憩。
汗をかいたあとのそよ風は本当に心地よいです
元気が出たら田んぼのまわりの美しいものをパシャ
水路とツユクサ
トタンと杭で支える水路。私は人が自然に手を加え、作り出した景色も好きです
なめらかな水面
ある晴れた日の夕方、作業が終わらず疲れていたら、
とんぼが小虫をもとめて田の上を飛びかっているのに気づきました。
山肌へかたむいた日を羽が反射して、キラっと光ります。
あ、あそこ、ここにも、と思う間に数が増え、気づいたら無数の小さな光がまたたきながら田んぼの上を舞っていました
数えきれない星が遠く、近く、すべるように飛び、
光っては消え、空気全体がまたたいているかのよう
そのひとつひとつが違ういのちで。
彼らは食事のための狩りをしているだけなのに。
言葉にならない美しさでした
いのち。ってそれだけで美しい。
それとも、違う種だからこんなにもその美しさがわかるの?
夕空の星の群れは、昔、西表島で見た夜光虫のようでもあり
写真におさめられない自分をはがゆく思いながら、動けませんでした
(おれ、すごい)
ものすごく美しいものを、しかも膨大な量で、ある日とつぜんひょいっと与えてくる。
自然って、そんなところがあります
食べきれない、新米たち
ぴかぴか、つやつや、ほくほくのもっちもち
(大人ひとり、軽く埋まるくらいの量の米を初めて目にしたときは衝撃でした。)
今年も豊作に感謝です