壱岐焼酎 ちんぐの出来るまで 最終回
4回にわたりお届けしたレポートもいよいよ最終話です。
新婚ホヤホヤの横山 太三レポーターよりお願い致します。
24日目
蒸留
二次もろみを、重家式蒸留機に入れ、蒸留します。
蒸留の仕方により、幅広い味、香りの焼酎になります。
重家式と呼ばれる特徴は蒸留機のわたりの部分に断熱材を巻いて
温度が下がらない様に工夫がしてあるそうです。
これによって味のしっかりした旨味のある焼酎が蒸留出来るそうです。
貯蔵
蒸留した焼酎を検定し、ホーロータンクに数年貯蔵熟成させます。
この熟成がまろみとコクを生みます。
瓶詰め
数年熟成させて焼酎を、和水し、現社長がもの心ついた時からあった
何十年も昔の瓶積め機で一本一本丁寧に瓶詰めします。
この瓶詰め機は歴史を感じさせます。推定50年以上
良い酒造りはいい道具も必要です。
でもものすごく手間がかかりそうです。 ご苦労様です。
そう思うと手元の「ちんぐ」一本が、
蔵人の思いまで詰められている気がしてきます。
ラベル貼り
瓶詰めした焼酎を手で一本一本丁寧に気持ちを込めて貼ります。
右は黒麹で仕込んだ「黒・ちんぐ」です。
壱岐の島から全国の特約店様に出荷します。
壱岐焼酎 ちんぐ出来上がり!!
ちんぐ 呑まずして 人生を謳うなかれ
ふる里を想うなかれ 夢も描くなかれ
共に酒を喰いて 真を語るは
これ即ち ちんぐ 也 ちんぐ完成!!