壱岐焼酎 ちんぐの出来るまで 第2回
第2回目「ちんぐレポート」をお送り致します。
第2回目「ちんぐレポート」をお送り致します。
150kgの米を洗い、約3時間浸漬させます。
この時、浸漬が長すぎると、米の蒸し上がりが柔らかくなりすぎ、
麹が付きにくくなるので注意します。
約1時間こしきで蒸します。蒸気の加減に注意し、
米の芯まで丁度よく蒸し上げるのがポイントです。
浸漬及び蒸しは、手麹造りの最のポイントです。
蒸した米を木桶に入れて室(むろ)前へ移動します。
室が遠いと移動の作業も大変です。
大きな蔵はエアーシュターやベルトコンベアーで運んだりします。
横山専務も運んでいます。(画像・右)
運んだ米をまずは適温まで冷やします。
その米に麹菌を振り、米を盛り、布で保温します。
この時の室(むろ)の温度は30度から35度位になります。
どの位乾燥させるかこの加減が難しいところです。
ここで一日目の作業は終了です。
つづく