地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成19年2月18日(日) 雨のち晴  早瀬浦

2007-02-18 19:22:03 | 日本酒

早瀬浦(福井) 三宅彦右衛門酒造 

早瀬浦の今年の新酒第1弾「純米おり酒・浦底」が入荷!!
と中に手紙付きの一冊の雑誌が同梱されておりました。

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※「四人衆」は拡大して見て下さい

地元・福井の雑誌で「黒龍」さんを始め幾つか蔵元が紹介されています。
今年の暖冬傾向はここ「美浜町」にも同じく、雪もほとんどない状態で
造り始め当初は三宅杜氏もいろいろ苦労があったようです。
しかしそこは「早瀬浦・四人衆」
宮下君も蔵人としてきっと成長したことでしょう

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定番の「純米吟醸」、「純米」、「山廃純米」も実にまとまりよく
「早瀬浦」独特のキレをもちながら口中にて
小さな花を咲かせるごとく瞬間に開く味わいが絶妙!!

蔵人の世話をする三宅さんのお母さんも
「今年は蔵からバナナの香りがする。 こんなの初めて。」
と身近に何十年も造りを裏方でささえてきたお母さんが言うんだから
こりゃ今年は「早瀬浦」当たり年間違いなしです。

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「浦底 純米おり酒」 
※すーっと1本筋の通った酒質の中に心地よいフレーバーがある。
  それがアクセントとなり新酒ながら深みのある味わいを醸しています。

辛口コメントの「はりきり企画部」も言うことなし!!
素晴らしい

しかも山廃の仕込みは今年は4本と「農口」名杜氏から学んだことを
三宅流に実践しています。
より懐の深い「早瀬浦」をめざして

2007年も はりきれ!! 三宅 範彦!!!

毎年、毎年がより良い酒質を目指す戦いです。

不器用なまで「三宅」さんの頑固さが俺は好きだ