地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成17年11月14日(月) 曇  下北沢 なかむら

2005-11-14 21:05:06 | Weblog
下北沢 なかむら 旬の味レポート 第一話

下北沢 なかむら 

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オープンの時からのおつき合いでもう10年位になりますか!
オーナーの「中村悌二」さんがマチダヤに打ち合わせに、
スタッフの方と一緒にお見えになったのは、今でもよく覚えています。

その頃下北沢にはお取引のお店が一軒もなく、
※今だと嘘みたいな話ですが本当です。
「なかむら」さん一軒で配達に行った事もありました。
その「なかむら」さんの場所も最初お伺いしたとき
「えっ?こんなところでやるの」と正直思いました。
今はまわりはかなり賑やかになりましたが、当時は・・・・
酒も今では見ない10本木箱で配達していました。

まだまだ「地酒」には飲食店の感心が薄く「久保田」「〆張鶴」「八海山」等
新潟酒が全盛の頃です「上善如水」が入荷待ち!なんてありました。
そんな中、こちらからの旨いと思う酒を提案し、それを取り入れ
お客様にきっちり蔵の思いも含めて伝えて頂いたお店の一つです。
もちろんそのスタイルは今も貫かれています。

「中々」が初めて発売になった時、
中村悌二さんがすぐ取り入れてくれたのを思い出しました。
発売は「百年の孤独」の方が先だったのです。
焼酎では「いいちこ」全盛で、最初「中々」も
月の仕入6本から始まりました。その「中々」も今や大ヒット商品

前置きが長くなりました。
今回からのレポートは、日本酒の季節感ももちろんですが、
食材の季節感、いわゆる「旬」のものに対して、
これだけ流通があると、その「旬」がいつなのか
曖昧になっている部分があると思います。
それを「旬」の素材にこだわる「なかむら」さんに
四季折々の素材を紹介して頂こうと言う試みです。

このレポート依頼は秋の会津の稲刈り後、温泉にて
店長「川並 純」ちゃんにお願いしました。

まずは店スタッフ「加奈」ちゃんからのレポート

料理長、「下仁田こんにゃく」を握り締めるの巻

群馬県下仁田から、「下仁田こんにゃく」を直送!!

なかむらの料理長、「川久保 紀夫」の故郷が群馬です。

今月は前菜で(前菜は毎日違うものを、季節の食材でお出ししています)
群馬の名産を出していきます。

届いたこんにゃくを手に、料理長満面の笑顔を有難うございます。

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要望以上の笑顔をいただきました☆)

 

もっと近づいてみましょう。







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弾力があり、しかも噛み切りやすい。ぷるぷるの下仁田こんにゃく。

そういえば、こんにゃくでこんなことが・・・・・。

今日は前菜で「下仁田こんにゃくのからし味噌かけ」をだしました。

お客様からこんな声が。
『わたし群馬の下仁田出身で、家がこんにゃく屋なんです』
思わずビックリ。そしてニッコリ。
こんな偶然も、お店にはとても嬉しい出来事でした。


この方はどんな日本酒を飲まれたのでしょうか?それにしてもデカイ!
以上「蒟蒻」※漢字で書いてみました。レポートでした。
まずはレポートの肩慣らしですね!
これからも「旬」レポートお願いします。そのうちスタッフ紹介もね

お店の場所はこちら いいお店です。
お出掛けの時は是非ご予約を 美味しい料理と日本酒飲んで下さい。

世田谷区北沢2-37-3下北沢MTビル2F
03-3466-4020
営業時間 18:00~23:00
定休日 第1火曜