伴野 貴之君は「澤の花」清酒とともにそば焼酎を造っています。
「信濃の仁右衛門」といいます。
そしてレギュラー品より原料のそばの実を全量地元産にて仕込んだ
いわゆる「スーパー仁右衛門」がこの「黒姫」です。
今年より1.8リットルも検討中
蕎麦、同様喉越しの良さが決めてです! お蕎麦やさんは要チェック!!
そのそば畑の様子を送ってくれました。
画像に写っている方は蕎麦を造っていただいている迫田さんという方です。
栽培地は長野県の信濃町です。
森林に近い盆地で霧が発生しやすく、風が動かず湿度が高い場所で栽培されています。
蕎麦の栽培には上記のような条件が良いと言われているようです。
収穫した蕎麦を唐箕“とうみ”と読みます(写真の道具)にて、
実の入ったものとそ うでない物(殻や茎)とを分けている所です。
以下の文章ですが、迫田さんのHPより抜粋したものです。
参考までにです。
耕す:
雪解けから種を蒔く7月20日前後までの間、畑に雑草が生えないため と、
土を柔らかく保つためにトラクターで時々耕します。
また、土手の雑草が茂らないようにビーバーという草刈り機で刈り払います。
土手は急斜面で、水路に草が落ちないように細心の注意が必要です。
最近では人手不足からか除草剤を使う農村地帯も 多くなっていますが、
黒姫エリアではビーバーが主流です。
水路:
梅雨に入る前に水路の泥をすくい上げます。
}自然に堆積した土や泥、沈んだ草などが詰まってしまわないようにします。
種蒔き:
7月20日前後に蕎麦の実(種)を畑に蒔きます。
まず、トラクターで深めに耕した後、たすき掛けにした肥料バケツに蕎麦の実を入れて
均一の歩調で歩 きながらばら撒きます(関取が塩をまくのに似ています)。
蒔き終わったら、もう一度トラクターで今度は浅く耕して土をかぶせます。
雑草管理:
蕎麦の育つのは他の雑草よりも早く日光を独占するのと、
雑草の発生 を抑制する成分を持つ事から畑内に雑草は少なく、
土手草の管理をすれば収穫時期までの手間はあまりかかりません。
土手草は、畑の山側の一辺は、山側の畑の管理下ですので、コの字が自分の担当となります。
収穫:
10月中旬にオペレーターに依頼して蕎麦用コンバインで収穫をして頂きます。
収穫された玄蕎麦は袋に入った状態で手渡され、
唐箕にかけて混ざった茎や他の植物の種、軽い蕎麦の実などを吹き飛ばします。
天日干し:
選別された重たい(身の詰まった)玄蕎麦を厚手の敷布の上に広げ、 天日に当てて干します。30分に一度、ネコ返しと呼ばれる作業を行い、乾燥状態を平均にします。農協事務所にある水分計で15%になるまで、根気よく乾燥させます(収穫時点では20%以上の水分があります)。
丸抜き:
紙袋に詰めて製粉所に丸抜き(殻を外す)作業を依頼します。
丸抜き後、できる限り早く伴野酒造へ持ち込みます。
伴野酒造も11月より清酒の仕込みに入りました。このそばの実を使った焼酎の仕込みは、
年明けからとなります。
その様子もぜひ引き続きレポートお願い致します。
その間 伴野酒造よりのマドンナがしっかり営業致します。