この時期、ミヤマキリシマ(ツツジの1種)が山肌をピンクに染める山のパンフレットで憧れていた「阿蘇山」と「九重山」に行ってきました。
今回は、初日に関東から飛行機で熊本に入り、まず阿蘇に。なので、一番最短距離で頂上に行ける仙酔峡からのアクセスとなりました。
当初、往復ロープウェイのつもりが、切符売り場で片道しか売ってくれませんでした。気分かかわる人が多いのでしょうか?でも、自分たちも結局乗り場に戻るより、バカ尾根を下った方が時間的に無駄が無かったので下りてしまいましたが・・・。
さて山ですが、仙酔峡の駐車場あたりのミヤマキリシマは見ごろが過ぎていました。しかしうっすらピンクが残っていて、駐車場に停めるまでの長い渋滞を楽しくさせてくれました。ロープウェイで上がると、九州はきっと暑いだろうと思っていたのですが、火口駅はなかなか涼しい風が吹いていました。
歩き始めると、みんなでむせてしまいました。本当に硫黄ののどに刺激のある匂いがして、今インフルエンザ対策でマスクは持ち歩いていましたが、このときこそあのマスクが必要だったのではと反省しました。もちろん誰も山にはマスクは持ってきておらず、車の中だったわけですが・・・。
さてちょっと歩いて東展望所にくると展望が開けます。
九州の山の独特さを感じました。なんか山体が大きいのですね。
それに今も活動しているという感じが伝わってきました。
山梨にはない景色を味わいながら進むと、意外に時間はかからず頂上である高岳に。その手前くらいから山肌に這った様に咲くツツジ、ミヤマキリシマが現れました。小さくてかわいいのです。
頂上の高岳を越えて、仙酔峡への下り口を越えたあたりの南斜面がピンクでした。
まず第一のミヤマキリシマの群落との出会いでした。
「あー、これが雑誌に良くある景色ね」と感動です!
1時間近くも食べたり、写真撮ったりして下山。
帰りは、ロープウェイ乗り場に戻る時間と歩いて下る時間を比較しても歩いた方が早かったので、歩きでバカ尾根を下りました。名前の通り、バカなくらい急なのです。でも登山の格好してますし、せっかくなので・・・でも本当に急で、岩がゴロゴロでした。
今日見えた花は、ミヤマキリシマ、マイヅルソウ、イワカガミくらいでしょうかね?
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<参考にならないタイム>
5月23日(土)仙酔峡ロープウェイ(片道750円)900m13:00→火口東駅1280m13:10→火口東展望所13:25→中岳13:55→高岳1592m14:10→高岳火口壁:写真撮影会15:05下山→バカ尾根を下る→16:10駐車場着