るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

8月2~3日:柏原新道から新越山荘経由針ノ木を周回(後半)

2013-08-16 21:43:55 | 日本二百名山

2日目。4時に起床。

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残念ながら、小屋からは日の出は見えません。

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朝は雲もなかったのです。針の木小屋の鞍部に槍も見えたり。

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5時に朝食。

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しかし出発の時は、ガスに覆われて・・・5:30、新越山荘出発!本日は、いくつも越えていく長い旅ですから・・・

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ゴゼンタチバナ

まずは、結構しっかり登っていきます。最後には岩場もあって・・・・

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振り返ると、鹿島槍や白馬方面もすっきり!

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前方には左に八ヶ岳、山の端に世界遺産「富士山」!!

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6:15~30、鳴沢岳。2641m。立山・剣の眺めも最高!!

実はこの真下が扇沢からの、トロリーバスのトンネルになるんですね。

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これから進む、針ノ木岳の方向。先は長いぞ!

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そして歩いてきた、爺から白馬方面。新越山荘のあたりには雲が流れて・・・

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景色を満喫して、一度下って。するとブロッケン現象!

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振り返って鳴沢岳。その後ろには新越山荘も見えました。

6:55に鞍部、2500mくらいまで下って、上り返し。

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剣のアップ!雲も上がってきました。

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7:20~30:赤沢岳、2677m。針の木岳や薬師方面をバックに!

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縦走してきた新越、種池の小屋も見えます。白馬まで。

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アップです。行きたかった、白馬の奥にあるのが・・・雪倉・朝日でしょうか?いや、清水岳とか、毛勝三山かな?見えないはずかな?

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ここから次は2時間。鞍部2420mくらいまで下ります。この下りが結構なガレ場で要注意です。

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この間は途中で休憩もして、一番手前のスバリ岳を目指す!

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黒部湖も見えます、その上は五色ヶ原かな?いつか行きたいなあ~

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黒部ダムの通路とロープウェイの大観峰の乗り場を確認!

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アップ!!ロープウェイがわかりますか?

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イワショウブ                                

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最後の登り。あと少し!

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9:20~30:スバリ岳。黒部湖と立山・五色ヶ原をバックに。

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ここから、1つ越えたその先が、本日の最後、針ノ木岳!

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このあたりで、ようやくお花が増え始めます。タカネヤハズハハコとチングルマ。    ハクサンイチゲ

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シコタンソウとシオガマ 

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10:30~11:00、本日の最高峰、針ノ木岳。2820m。

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3等三角点

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景色を満喫!!歩いてきた方面には雲が湧いて・・・

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薬師岳方面                                  立山・剣方面。

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船窪小屋の青い小屋も確認でき、烏帽子や槍の方向。               

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そして、下山の針ノ木小屋と蓮華岳。

当初は蓮華のコマクサもと思っていましたが・・・とてもアップダウンが多く、結構疲れたので・・・・今回はパスです。

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小屋までは1時間弱ですが、お花が多くて1時間もかかってしまいました。ミネウスユキソウ   ミヤマクワガタ・タカネヤハズハハコ

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綺麗な青、チシマギキョウ?                          アキノキリンソウ

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 タカネヤハズハハコ                             ミヤマタネツケバナ?

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チングルマ                                     ミネズオウ   

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上空から針ノ木小屋。トイレも2つ確認!

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針ノ木小屋に12時に到着。噂の吹流しが・・・・2440m。

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トイレを拝借。ここは無料。トイレに小窓があって、槍穂とか見えるようになった、古風なトイレです。

そして、急にコースを変更したものなので、アイゼンを持ってこなかったので、500円で借りました。12:15下山開始。

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ここは、かつて7月の海の日の頃に下ったことがありました。その時はもう峠からすぐアイゼン必要でしたが、今回は12:50、2200mくらいまでは夏道。

ここは下っても急です。登ってくる方いらっしゃいましたが、私は絶対だめです。下りたい。

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しかし、2200m~1805mくらい、約30分は雪渓がまだありました。

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雪渓は涼しかった~。しかし、雲というかが湧いて、道迷いをしそうで怖かったです。

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今回、見たかった小さなこいのぼりの吹流し。疲れた体と心が本当に癒されました。

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ギボウシ・ニッコウキスゲ・トリアシショウマでしょうか?                ギボウシ・キンコウカ

雪渓を後にして、ぐっと暑くなります。

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2時に大沢小屋。アイゼンを返却。休憩は無料とのこと。      タテヤマウツボグサ

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一箇所、仮設の軟弱そうな橋も。ここから・・・蒸し暑い中、下って行きます・・・・

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ヒメヒャジン?                                   オタカラコウ?

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ヒヨドリバナ                                    アジサイ                                                                                               

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                                                                               クガイソウ?

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タマガワホトトギス                                                                                  マルバタケブキ 

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何かの実かな?                                蔓系の白いお花                              

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2:40にどうにか登山道入り口に。

ここから車道を何回もショートカットする登山道を下ると・・・

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3時、扇沢のトロリーの駅に。もうちょっと下って・・・・                 ヤナギランも

3時10分、森の中の駐車場に無事、戻りました。車はいっぱいでした。

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今年の年初から、今年のお花の時期には白馬・雪倉・朝日を巡りたいと企画したが、

予想外に数日前から天気が怪しい。もしものときのために、もう一つ歩いてみたかったのがこのコース。

今回は、こんな経過ですが、事前に調べておいたので、変更することができました。

初日は意外に順調でした。初めて見た「ノギラン」には感動しました。

2日目、最高の展望、青空・雲・雪・新緑・・・お花。本当に素敵なコースだと感じました。

しかし2日目は、予想外にアップダウンがあって、結構、歩き応えがありました。

花も多くて、2日間で縦走できるコースとして、お気に入りになりそうな気配です。紅葉はどうでしょうかね?

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帰りは、豊科ICの手前のモンベルに寄ったり、手前でいつものスイカを買って帰宅となりました。


日本2百名山『霞沢岳』

2011-10-15 09:37:46 | 日本二百名山

10月の最初の週末に、上高地から霞沢に行ってきました。

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残念ながら、頂上での展望は無かったのですが、

途中から見えた穂高や蝶・常念などの展望、

始まった紅葉は良かったですよ~。

さて、北アルプスの中でも、目立ちながらも奥ゆかしい存在の霞沢。

もともと10年位前に、一度挑戦し、峠でテント泊。

あいにく天候が悪くて、そのまま下山したことがあります。

そのときは、テント装備が重くて・・・という印象でした。

そして最近、焼岳の紅葉のとき、

上高地をはさんで反対側に‘デーン‘と大きな山体で存在感がありました。

穂高に登っても、やはりこの霞沢って気になる存在でした。

そして、テント泊した際は、レトロな小屋だなと思っていた徳合峠小屋も

昨年リニューアルということで、俄然、行きたいと思っておりました。

そして、週末に山小屋の予約が取れました。

自宅は8時に出発。

本日は小屋まで。

台風の影響で新島々からの道はちょっと不安なので、今回はピストン。

9時45分ごろには沢渡の駐車場に入り、4人なので、

今回はタクシーで上高地入り。

10時15分にはトイレを済ませて、出発!

1505mあるのですね。

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振り返ると焼岳。

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いい天気の予感・・・・

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11時に明神。人がたくさん!!

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いつもはまっすぐ進む3時間コースを、

今回はここで右折。人も少なく静かになります。

2度目なはずなのに、記憶がありません・・・。

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最初の30分くらいはゆるやか林道。

そこから先はやや急な登山道ではありますが、

穂高を眺めながら・・・進みます!

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きょうは小屋まで、急がず・・・・穂高を眺めて・・・・。

最初に沢にベンチがある、眺めのよいところで休憩。12:20。

ここから10分ちょっとも行くと、また沢にかかる橋。

ここに最後の水場とあり、小屋まであと30分とあります。

距離も標識があって800m。

たった800mですが、本当に30分くらいがかかる、

最後の正念場です!

展望でごまかしごまかし・・・。

たしか、前回もここでこの800mが信じられなかったことは覚えています。

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そして、1:30に小屋に到着。

噂の15秒で行く展望台へ。

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アップに・・・

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穂高。前穂が右。奥穂が真ん中。左は西穂。

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さらに、ズーム!!!

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小屋の受付と食堂。

1年前にできたばかりで、きれいな木のぬくもり感じる小屋。

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小屋のテント場からの展望。ナナカマドが紅葉!

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なぜか・・・ご主人の配慮(?)で旧館の2階に4人で宿泊。

今は着替え用に使っているということだったので、

貴重な体験。

確かに、新館には25人くらい居た感じです。

朝はさぞうるさかったかと・・・・。

到着して、小屋前にてちょっと談話して、

6時の夕飯までお休み・・・・。

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夕飯。ゴーヤの炒め物やりんごは兎にカット。

夕飯は2回目6時からになったためか、

りんごをもう1つもらえました!

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今回は泊まれなかった・・・新館の寝室。食堂の上です。

木の感じがいいです。

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翌朝は5時起床。

ほとんどは、朝は弁当か暗いうちに出発。

私たちはのんびり暖かい朝食を食べて出発することに。

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小屋の正面に見えた山。八ヶ岳ではないか?違うかな?

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朝の穂高。

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朝ごはん。6時の予定が5時45分から!

おいしくいただき、6時30分に出発!2100m。

本日目指す霞沢岳の標高は2645m。

単純には500mですが、大きな山体をいくつものピークを超えて・・・・

苦難の・・・・登り応えのある山でした。

まずは、第1関門、ジャンクションピークまでは急登。

なんと7:20着で標高は2428m。

穂高は見えません。一休憩。

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地図からも・・・ここから200mも下ります。

もちろん帰りは登りです・・・・。気が重いし・・・・きつかったア~。

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途中、乗鞍方面が見えました!

7:55に池、小湿地、ここが鞍部でしょうか?

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ここから何度も小ピークを超えていきます。

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まさかですが、左端のピークが山頂です。長いです。

地図にはK1、K2がありますが、その手前にはP4、P2とかありました。

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途中で見えた全貌。手前からK1・K2・山頂。

ここまでも、長かったあ~。

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朝見えていた穂高も、頂上は雲の中。

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K1に着くと、9:40、稜線は風も強く、雲の中に。

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K2から頂上へ。地図にはK1から山頂は25分とありますが、

40分くらいはかかります・・・・

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10:15  山頂。大きな山体のわりに狭い山頂に驚き!

風が強いので、写真だけ撮って、すぐ下にて風をよけて昼食。

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振り返る尾根です。

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K2からK1方面。K1に人が!

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穂高にも暑い雲が。

ただその雲の下に岳沢小屋が!

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そして・・・

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どうにかJP、ジャンクションピークに戻ってきました!

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下りも大変。

梓川をはさんで右は蝶・常念。左は穂高。絶景!!

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そして、小屋の分岐まで戻ってきました。

2:00。霞沢までの距離は4.3Km。

ここから明神は3.8Km。なるほど・・・・。

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最後の水場で休憩。

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3:50 ,明神まで戻ってきました。

この時間になると、観光客はさすがに居なくて、静かに歩くことができました。

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梓川の脇を歩いて戻って、の4:50、上高地バスターミナル着。

タクシーにて沢渡へ。

温泉はさわんど温泉、600円。

時間が遅かったので、貸切り状態でした。

お風呂から出ると、真っ暗。帰ります。

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高速が事故渋滞ということで、

松本IC手前の「十字路」というレストランにてお食事。

人気店らしく、混んでいました。

いつも上高地からの帰り道、どこで食事しようか悩んでいましたが、

このお店、美味しいです。

なまパスタを注文しましたが、

トマトも新鮮、パスタもモチモチ!

また寄りたいなと思いました。

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今年最後の北アルプス?『霞沢岳』

2011-10-04 00:21:50 | 日本二百名山

10月1日と2日で、霞沢に行ってまいりました。

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新築の「徳本峠小屋」。

なのに私たちが宿泊したのは・・・旧館。

これも貴重な体験。

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ずっしりとした山体に反し、狭い山頂。

長かった~!

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そして、小屋からの大展望。

穂高の山々。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::詳細は、また!!