前のエントリーで、ラヴァーグフェスタ2009と聞いて、穴から出てきた、と申しましたが、さて、このラヴァーグフェスタとはなんでしょうか。
『ラヴァーグフェスタ2009』とは、私の通う、ラヴァーグ・ジュエリースクールの生徒さんの総合展示会です。(6月にはピアスの展示会がありました)ラヴァーグには、純銀粘土、ワックス、彫金、ジュエリーCAD、ハワイアンの5つの講習コースがあり、それぞれのコースの受講生が、この準備期間だけは課題作品ではなく、自由なオリジナル作品をつくることができます。
そんなわけで今月は、ラヴァーグの3階の工房は、いつもより人が多くて、ワイワイにぎやかです。そんな中でも、教室の隅っこでひたすら黙って真鍮板をホリホリするROSEでした。”ハワイアンジュエリー”とは聞こえは華やかなのに、実際の作業はタガネと彫刻台との格闘。実に地味で孤独です。(^^;
その展示会まで、すでに1ヶ月を切ってしまいました。今年で3度目ですが、1度目も2度目ももっと早くから準備していれば・・・と反省したのに、やっぱり、案の定、学校からお知らせがきてから、慌てふためいてオシリに火がつくハメになりました。1ヶ月ってけっこう短いんですよね。時間が取れるのは週末だけ。しかも、土日両方フルにジュエリー三昧ってわけにいかないところがイタイ。
特に、ジュエリーCADは、感じからすると一番手っ取り早く完成しそうなものなのに、造形や鋳造という外注過程の、”待ち”の時間があり、自分の思い通りのスケジュールにことが運ばないものです。仕上げや石留めは他の技法と変わらない工程なので、デザインによっては、手作りの作品の方が早く完成してしまうこともあります。
造形後は、自分でサポートを除去したり、サポートをとったあとの表面やCAD目を綺麗に仕上げしたりといった作業が必要なので、いったん原型を手元に戻してもらわねばなりません。
もし、造形段階で失敗が確定したらもうアウト(=断念)です。やりなおす時間がありません。いまだに設計ミスとか勘違いで、”ダメデータ”を作っちゃうんですね。ようやく完成して学校に持っていったら、先生にダメだしくらって、しかもBOOLしちゃった後で手のほどこしようがなかったりして、造形前にボツのこともあります。
設計画面上はカンペキと思われたのに、造形して見たらなんとなくイメージと違ってイマイチとか、(いちおう簡易レンダリングで確認はするのですが・・・)悲惨なのは、CAD目を取り除いてる最中に爪折っちゃった、といった不慮の”事故”もあります。データ作成や造形をやり直すヒマがないと手でワックスを削ったり盛ったりして、せっかく最新鋭のテクノロジーで作ってるのになんとも情けない後工程です。
そんなトホホな失敗と錯誤をいまだにしていますので、毎度ハラハラドキドキです。(笑)それが終わるとキャストですが、キャスト屋さんに行く暇がないので、宅急便フル活用です。すべてが段取りよく運んだとしても、やっぱり、週末ジュエラーは3週間はゆうにかかってしまいます。
先週、CADクラスにようやくデータを提出したところ、はやくも他の生徒さんの展示会用作品の造形依頼がたくさん来ているので予定が詰まってる、と言われました。たしかにデータ作るだけなら、1日1点はできちゃうでしょうから、展示会の告知があって1週間後に造形依頼が殺到するのは当然ですよね。
去年や一昨年はジュエリーCADクラスからの出品が少なかったのですが、今年は沢山のCAD作品が拝見できそうで楽しみです。・・・てか、私の、間に合うかなぁ。(不安)
ハワイアンは・・・・、まだ作品化は無理とは思うのですが、先生が、”真鍮板はそろそろ卒業ね。どんどん作品に彫っていかないとうまくな らないわよ。”とおっしゃるので、展示会に出せるどうかわかりませんが、いちおう彫り台となるものをワックスから作っておきます。
・・・というわけで、CADが時間的に間に合わず、ハワイアンもうまく作品に出来なかった時のバックアッププラン(笑)も考えました。今からではたいそうなものは作れませんが、手作り作品を並行して作りたいと思います。
『ラヴァーグフェスタ2009』とは、私の通う、ラヴァーグ・ジュエリースクールの生徒さんの総合展示会です。(6月にはピアスの展示会がありました)ラヴァーグには、純銀粘土、ワックス、彫金、ジュエリーCAD、ハワイアンの5つの講習コースがあり、それぞれのコースの受講生が、この準備期間だけは課題作品ではなく、自由なオリジナル作品をつくることができます。
そんなわけで今月は、ラヴァーグの3階の工房は、いつもより人が多くて、ワイワイにぎやかです。そんな中でも、教室の隅っこでひたすら黙って真鍮板をホリホリするROSEでした。”ハワイアンジュエリー”とは聞こえは華やかなのに、実際の作業はタガネと彫刻台との格闘。実に地味で孤独です。(^^;
その展示会まで、すでに1ヶ月を切ってしまいました。今年で3度目ですが、1度目も2度目ももっと早くから準備していれば・・・と反省したのに、やっぱり、案の定、学校からお知らせがきてから、慌てふためいてオシリに火がつくハメになりました。1ヶ月ってけっこう短いんですよね。時間が取れるのは週末だけ。しかも、土日両方フルにジュエリー三昧ってわけにいかないところがイタイ。
特に、ジュエリーCADは、感じからすると一番手っ取り早く完成しそうなものなのに、造形や鋳造という外注過程の、”待ち”の時間があり、自分の思い通りのスケジュールにことが運ばないものです。仕上げや石留めは他の技法と変わらない工程なので、デザインによっては、手作りの作品の方が早く完成してしまうこともあります。
造形後は、自分でサポートを除去したり、サポートをとったあとの表面やCAD目を綺麗に仕上げしたりといった作業が必要なので、いったん原型を手元に戻してもらわねばなりません。
もし、造形段階で失敗が確定したらもうアウト(=断念)です。やりなおす時間がありません。いまだに設計ミスとか勘違いで、”ダメデータ”を作っちゃうんですね。ようやく完成して学校に持っていったら、先生にダメだしくらって、しかもBOOLしちゃった後で手のほどこしようがなかったりして、造形前にボツのこともあります。
設計画面上はカンペキと思われたのに、造形して見たらなんとなくイメージと違ってイマイチとか、(いちおう簡易レンダリングで確認はするのですが・・・)悲惨なのは、CAD目を取り除いてる最中に爪折っちゃった、といった不慮の”事故”もあります。データ作成や造形をやり直すヒマがないと手でワックスを削ったり盛ったりして、せっかく最新鋭のテクノロジーで作ってるのになんとも情けない後工程です。
そんなトホホな失敗と錯誤をいまだにしていますので、毎度ハラハラドキドキです。(笑)それが終わるとキャストですが、キャスト屋さんに行く暇がないので、宅急便フル活用です。すべてが段取りよく運んだとしても、やっぱり、週末ジュエラーは3週間はゆうにかかってしまいます。
先週、CADクラスにようやくデータを提出したところ、はやくも他の生徒さんの展示会用作品の造形依頼がたくさん来ているので予定が詰まってる、と言われました。たしかにデータ作るだけなら、1日1点はできちゃうでしょうから、展示会の告知があって1週間後に造形依頼が殺到するのは当然ですよね。
去年や一昨年はジュエリーCADクラスからの出品が少なかったのですが、今年は沢山のCAD作品が拝見できそうで楽しみです。・・・てか、私の、間に合うかなぁ。(不安)
ハワイアンは・・・・、まだ作品化は無理とは思うのですが、先生が、”真鍮板はそろそろ卒業ね。どんどん作品に彫っていかないとうまくな らないわよ。”とおっしゃるので、展示会に出せるどうかわかりませんが、いちおう彫り台となるものをワックスから作っておきます。
・・・というわけで、CADが時間的に間に合わず、ハワイアンもうまく作品に出来なかった時のバックアッププラン(笑)も考えました。今からではたいそうなものは作れませんが、手作り作品を並行して作りたいと思います。