私が通うサンドブラスト教室「ハナミズキ」主宰のガラス彫刻展が開催されました。 世田谷区・成城の清川記念館の区民ギャラリーにて、3回目の出展です。先の2回は真夏の時期でしたが、今年は冬の開催となりました。
今年の東京の紅葉は少々遅く、近くの公園は錦色に染まっています。
冬季にガラス?と思うかもしれませんが、全然ミスマッチではありませんでした。色彩のあるガラスは、温かみを帯び、透明なガラス作品は、氷や雪の景色を思い起こさせます。
みんなどれも素敵な作品ばかりです。とくにランプの暖色は冬の季節に似合いますね。
手前の青い大深皿が私の作品です。
タイトルは、「Big Blue」
海中の小宇宙を、瑠璃色の深鉢に表現してみました。
題材・構想を得るまで1ヶ月、作画に1ヶ月、彫るのに3日(2時間x3回)を費やして完成しました。(といっても、余暇でちょこちょこ、という感じです)
瑠璃色のガラスは難易度が高いので苦手なのですが、海がテーマならこの色以外の選択はありえないので頑張ってチャレンジしました。
いるかの兄弟です。
いるかの親子です。
そして、いるかの恋人たち。
ウミガメもいます。
マンタのカップルもいます。
そして、魚群。おさかなは、サンドをあてず透明のまま抜いています。渦の部分、もうすこし明るくしてもよかったかな。ちょっぴり後悔。
こんな大きさです。 ずっしり重くて、彫っている間、すぐに手が疲れて大変でした。
展示会には一口3作品まで展示できるので、そのほかに、今年気に入っている作品を2組展示しました。
展示会は、他の受講生の皆さんや先生たちの作品から刺激とアイデアを分けていただける貴重な機会です。展示会のための準備活動はとても大変と思いますが、毎年こうした機会を与えてくださる先生達に対して本当に感謝の気持ちで一杯です。
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