![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ae/ab89b57332071bb6454e68123c5d6b36.jpg)
”しずめ彫り”のコースもいよいよ終盤を迎えます。作品が地味なので(笑)、2作品ずつ載せていきますよ~。
なんだか、無我夢中でここまできてしまいました。先生のアシストなしで、全部自力でひととおりやってみなさい、といわれたら、できないかもです。(^^;;
無色のガラスを淡々と彫る作業は、マスクをはがしては彫る、はがしては彫る、の地道な作業の繰り返しで、ダイナミックさはないですが、出来上がったときは、なんともいえない達成感があります。
この"桔梗”までは、なんとか大きな失敗もせずに、無難にまとめてきました。
ところが、、、、次に出てきた、『麦』。
ここにきて、なんでこんな簡単なデザインなの??と不思議に思ったのですが、これがクセものでした。
この課題のポイントは、麦の穂の部分です。パーツが小さいのに、重なりが多い。これが、実はこの図柄は簡単そうで、トリッキーであり、一種のテクニックを要することに、出来上がってから思い知らせました。
次のコースが逆レリーフですから、そのイントロ的課題だったのかもしれません。
沈め彫りは輪郭だけを彫る技法なのですが、輪郭を深く彫りすぎると、パーツの真ん中が凹んで見えてしまいます。まさにこの麦の粒はそうなってしまいました。
悪戦苦闘の結果、出来上がった麦の実は、丸みのない、しなびた米のモミガラのようで、自分でも不本意な作品と相成りました。 (涙)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます