かれこれ3年前にもなりますでしょうか。
『ラリックのジュエリーをご存知ですか?』という投稿をしたことがありました。
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ダンナさんの海外出張の土産の、クリスタルガラス製の赤いハートのかわいいペンダント。
裏に小さいハートさんが彫られています。
なんと~~~!!はじめて着用したその日に壊してしまいました。
このペンダントトップには同色のシルクの紐が添付されていて、首の後ろで自分で結んで使うものだったのですが、この紐が曲者でした。(シルク→すべりやすい→ほどけやすい)自宅を出て、駅に向かって歩いているときに、不覚にも紐がほどけて、道路のコンクリートにペンダントトップを落としてしまったのです。
このペンダント、エッジ(宝石でいうとガードル?)部分が手も切れそうなほど鋭利で、そこに丸腰で衝撃を受けたのだから、無事であるわけがありません。(しかも、ダンナも一緒に歩いていてその瞬間を見られてしまい、全身の血の気が引きました・・・)
あ~あ~、ショック~
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あんな、ほどけやすい紐なんか付けなきゃよかったのに!(悔し紛れにメーカーのせいにしてみる)
これが路上に粉々に砕けてしまったんなら、もうスッパリ潔くあきらめられるんですが、致命傷を追いながらも、未練タラタラに原型が残っている。裏側が、層がはがれるようにして欠けています。
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ダンナさん、ほんとうにごめんなさい!そんなこんなで、どうにもならないのに捨てるに捨てられず、そのまま放置してありました。
(ラリックのHPで調べたら、なんと日本円で21,000円もするっ。)
そして3年が過ぎ、最近、何処でだったか忘れてしまったのですが、海岸に落ちている貝殻やガラス、さんごの枝などを針金で巻いて作ったアクセサリーを見かけ、突然、ひらめきました。 そうだ! この方法で、アレ
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ん? でも、どうやって巻けばいいのかな?
あったあった!
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ペラペラのパンフレットみたいですが、アクセサリー用ワイヤーを製造するアメリカのメーカーが提供している、初心者向けのテキストが見つかりましたので、ワイヤーと一緒に買いました。
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テキストは25ページ程度で、コンテンツは、必要な道具、基本的な曲げ方、石のまき方。以上! これはシンプルで良い!
英語なのですが、写真がふんだんにあり、十分目的が達成できました。
して、記念すべき、ワイヤー巻きジュエリー(?)第一号の完成デッス。(炎の調理人、堺正明風に)
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ワイヤーの端は、以前、ネックレスの組み物を作ったときに習った渦巻きの装飾にして、ワイヤーを始末した部分のカモフラージュも兼ねています。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2a/a9c22d0ddc477eff2286d39f2f8cc765.jpg)
まあ、最初ですから、会心のできばえとはいきませんが、なかなかいい感じ♪(自画自賛)です。
石座部分にいきなりアレンジいれちゃってます。(ちゃんと留まってますよ~)サイドのワイヤーがガラスのエッジを保護する役目も果たします。
着用してみると、裏側の割れた部分やワイヤーは全くわかりません。想像してたよりそれほどチープな印象でもありません。
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ワイヤーワーク、初めて体験しましたが意外と面白いです。材料はしょせんワイヤーなので、彫金や鋳造作品に比べて、見た目的にやや高級感に欠けることは否めませんが、道具も少なくて済みますし経済的かつ手軽にアクセサリーづくりを楽しむには良い技法だと思います。
それでは次回は、いよいよ、”新しいカテゴリー”(ワイヤーじゃないです)を立てますヨ。
『ラリック』がちょっとヒントです。