ジュエリームック最新誌、『BRAND JEWELRY 』Autumn
2009号に、別冊付録として、ハワイアンジュエリー特集の小冊子がついていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/9a/8818a7092c9664c9178d793442686f78.jpg)
今、ヨーロッパとアメリカでハワイアンジュエリーが大ブレイクしているそうですので、次に日本に来るべきニュートレンドとして紹介したのかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/c8/c8677def95f025ccf05d6c4d807b5048.jpg)
秋号といっても、今から夏本番ですから、ファッション的にもハワイアンジュエリーが小麦色の素肌に似合う季節です。また、欧米のトレンドに追随する日本のジュエリー界でもハワイアンジュエリーは、”旬な”話題なのかもしれません。年齢に関係なくいつまでも愛用できることから、結婚指輪にする方も増えているようです。
本場のハワイアンジュエリーは、ハワイアンキルト同様に昔から伝わる伝統工芸として職人さんの手で1点1点手作りで作られています。大量生産のキャストものの値段を見慣れた目には、かなり高く感じられるかもしれません。ハワイの旅行土産に衝動買いできるような値段ではないことは確かです。
でも、自分で挑戦してみて、そりゃそうだよ、と思いました。
彫りにはかなりの熟練が必要です。私みたいに週末の午後、ふらっと教室にやってきて、のんびり練習してるようじゃ、なかなか上達しませんです。毎日欠かさず練習に来ている生徒さんにどんどん追い越されて落ちこぼれてます。(笑)いつか雑誌に載っているような作品が作れたらいいなぁと思いながら、自分のペースでユルユルやってくつもりです。
まだまだ練習途中なのでものすごい恥ずかしいのですが、私のブログは練習作品も失敗作も正直に見せるというお約束なので、途中経過をお目にかけますね。これは”マイレ”という、葉っぱの模様の練習です。縁は、”ロープエッジ”と呼ばれる縄目模様の彫りです。
形が不揃いですねぇ~。(笑)道具の操作に慣れるのにいっぱいいっぱいで、思い通りの形状に綺麗に形を整える余裕がない感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3b/c9272ddf1c367798a4d65167af0dc9ff.jpg)
本場のハワイアンジュエリーが値段が高いもう一つの理由は、彫るための台(リングやペンダントトップなど)の加工にも手がかかっているからではないかと勝手に想像しています。
よ く鍛錬した地金の密度が高い堅い地金の場合は、彫り口も鋭くキラっとするのですが、キャストあがりのままの密度のゆるい地金だと、やわらかくて粘りが出るため、タガネがスっと切れていかずにブルトーザーが土砂を押していくようにずりずりと地金をひきずって彫り進むため、エッジの切り口にガサガサしたバリや金属の塊が出て汚くなってしまうようです。
超痛い、My First Hawaian。はぁ~。orz われながらテンション下がりまくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1f/cb0f2c0c1f137725469c97efee3a33f3.jpg)
圧縮加工された固い真鍮板ばかりで練習していて、いきなりキャストしたままのペンダント台に彫ったのですが、や、やわらかい。。。地金が粘ってグレーバーがサクっと小気味良く先に進んでくれない・・・。
校長先生からも、『やっぱりキャストしっぱなしの台はダメだってことだねー。次回からは、よくしめた地金を使ってみよう。』とのコメントを頂戴しましました。
そもそも私の実力がまったく伴っていないからしょうがないのですが、柔らかい地金でもよく練習してコツがつかめれば、それなりのものが出来るのだと思います。なんでも上達するには試練が必要ですね。
まあ世の中思うようにいかないもんです。週末にぶらっと通って、1,2ヶ月で素人がプロ並みになってたら、ハワイの職人さんはみんなくいっぱぐれてしまいますし、有閑マダムの手なぐさみみたいに、誰でもそんなに簡単に出来てしまうものだったらすぐに飽きてしまいそうです。頑張り甲斐があります。
土台は、メタルから彫金技術で台を作るか、キャストしたものをバーナーで熱して急冷したり、ハンマーで叩いたり、指輪は大きめのサイズを作ってサイズ修正器で圧縮するなどして、地金を”しめて”やる必要がありそうです。ワックスとCADで軟弱化した私には、地道な彫金作業はいやはやキツイです。orz
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今、ヨーロッパとアメリカでハワイアンジュエリーが大ブレイクしているそうですので、次に日本に来るべきニュートレンドとして紹介したのかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/c8/c8677def95f025ccf05d6c4d807b5048.jpg)
本場のハワイアンジュエリーは、ハワイアンキルト同様に昔から伝わる伝統工芸として職人さんの手で1点1点手作りで作られています。大量生産のキャストものの値段を見慣れた目には、かなり高く感じられるかもしれません。ハワイの旅行土産に衝動買いできるような値段ではないことは確かです。
でも、自分で挑戦してみて、そりゃそうだよ、と思いました。
彫りにはかなりの熟練が必要です。私みたいに週末の午後、ふらっと教室にやってきて、のんびり練習してるようじゃ、なかなか上達しませんです。毎日欠かさず練習に来ている生徒さんにどんどん追い越されて落ちこぼれてます。(笑)いつか雑誌に載っているような作品が作れたらいいなぁと思いながら、自分のペースでユルユルやってくつもりです。
まだまだ練習途中なのでものすごい恥ずかしいのですが、私のブログは練習作品も失敗作も正直に見せるというお約束なので、途中経過をお目にかけますね。これは”マイレ”という、葉っぱの模様の練習です。縁は、”ロープエッジ”と呼ばれる縄目模様の彫りです。
形が不揃いですねぇ~。(笑)道具の操作に慣れるのにいっぱいいっぱいで、思い通りの形状に綺麗に形を整える余裕がない感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3b/c9272ddf1c367798a4d65167af0dc9ff.jpg)
本場のハワイアンジュエリーが値段が高いもう一つの理由は、彫るための台(リングやペンダントトップなど)の加工にも手がかかっているからではないかと勝手に想像しています。
よ く鍛錬した地金の密度が高い堅い地金の場合は、彫り口も鋭くキラっとするのですが、キャストあがりのままの密度のゆるい地金だと、やわらかくて粘りが出るため、タガネがスっと切れていかずにブルトーザーが土砂を押していくようにずりずりと地金をひきずって彫り進むため、エッジの切り口にガサガサしたバリや金属の塊が出て汚くなってしまうようです。
超痛い、My First Hawaian。はぁ~。orz われながらテンション下がりまくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1f/cb0f2c0c1f137725469c97efee3a33f3.jpg)
圧縮加工された固い真鍮板ばかりで練習していて、いきなりキャストしたままのペンダント台に彫ったのですが、や、やわらかい。。。地金が粘ってグレーバーがサクっと小気味良く先に進んでくれない・・・。
校長先生からも、『やっぱりキャストしっぱなしの台はダメだってことだねー。次回からは、よくしめた地金を使ってみよう。』とのコメントを頂戴しましました。
そもそも私の実力がまったく伴っていないからしょうがないのですが、柔らかい地金でもよく練習してコツがつかめれば、それなりのものが出来るのだと思います。なんでも上達するには試練が必要ですね。
まあ世の中思うようにいかないもんです。週末にぶらっと通って、1,2ヶ月で素人がプロ並みになってたら、ハワイの職人さんはみんなくいっぱぐれてしまいますし、有閑マダムの手なぐさみみたいに、誰でもそんなに簡単に出来てしまうものだったらすぐに飽きてしまいそうです。頑張り甲斐があります。
土台は、メタルから彫金技術で台を作るか、キャストしたものをバーナーで熱して急冷したり、ハンマーで叩いたり、指輪は大きめのサイズを作ってサイズ修正器で圧縮するなどして、地金を”しめて”やる必要がありそうです。ワックスとCADで軟弱化した私には、地道な彫金作業はいやはやキツイです。orz