ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

ダイヤモンドヴェール

2009年07月14日 | ROSE POSYのひとりごと
ジュエリーに関係ない話題ですが、御題が、”ダイヤモンド”つながりということで・・・。

先週、東京湾のナイトクルーズツアーに参加しました。
漆黒の静かな海から、きらびやかな東京の夜景を眺めるナイトクルーズは、東京にいながらちょっとした脱日常的な世界を楽しむことができる納涼イベントです。

私はかれこれ3回目になりますが、今回は、仕事関係で来ていたイギリス人をこのクルーズに招待しました。シンフォニー号というわりと大きめな客船で、内装はまさにタイタニックのようなクラシックで瀟洒な作りに豪華なバンケットルームでのフランス料理など、まるで貴族のようなリッチな気分を仕事帰りの姿や普段着で気軽に味わうことができます。船はからっきしダメな私も、唯一、このシンフォニーでの東京湾クルーズだけはなんとか大丈夫のようです。

東京湾から見た東京タワーが、普段の白いライトアップから、8時ごろに青色に変わりました。青色の光のヴェールに包まれた東京タワーは、なんとも幻想的でした。

何だろうと思って帰ってから調べたところ、『ダイヤモンドヴェール』というライティングパフォーマンスなのだそうです。


東京タワーのHPからお借りしてきました。
私がみたのは、この中の濃い青色が
一色のタワーでした。
カメラを持っていなかったのが残念です。

東京タワー誕生50周年を記念して去年から通年行われているそうで、17段階の光の階層がそれぞれ七色に変化するため、いろいろなメッセージが表現出来るそうです。たとえば、昨年のピンクリボンデーには、タワーがピンク一色だったのを記憶しています。でもそれは年に数度の特別なことだと思ってました。そんな年中頻繁にいろいろな色に変化しているとは知りませんでした。

2011年に地上デジタル放送に切り替わるにあたって、曳船に新しい電波塔(東京スカイツリー)が誕生し、東京タワーはテレビ塔としての役目を終えます。その後も観光施設として存続するようですが展望料金の収入だけではかなり経営が厳しいようです。できることなら、東京のめざましい発展を見下ろし続けてきたこの歴史的建造物をずっと後世まで残してほしいものです。

もうひとつ、クルーズ中にプチ発見がありました。

乗客が口々に、”あれ、なんや”、”でっかいロボットだのう”、と指差す方向を見ると、遠くから見てもはっきりわかる、とんでもなく巨大な『ガンダム』が蛍光色のライティングを浴びて海の中にそびえたっていました。はぁー?なんじゃこりゃー!外人観光客もガンダムを知っているらしく大喜びで写真撮影していました。

これも帰って調べたところ、7/11から8/31まで実物大(18m)のガンダムが展示されるのだそうです。ガンダム30周年のお祝いみたいですが、なにやら行政が絡んでいるようです。


asahi.comのガンダムプロジェクト写真集より
ライトアップされたお台場のガンダム

Yahoo特集ページより抜粋
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財団法人東京都公園協会などで構成するGREEN TOKYO ガンダムプロジェクト実行委員会は、緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくりに向け、お台場 潮風公園を中心に、都民と企業・行政が一体となって東京のメッセージを発信していく新しいプロジェクト“GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト”を2009年7月11日(土)~8月31日(月)に開催致します。
同プロジェクトは、都市の緑化推進及び公園の活性化、各種の文化発信を図ることを目的にしております。
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このガンダムは、お台場という東京湾に面した埋立地に立っています。多くの人はこれを陸から眺めるわけですが、海からガンダムの全景を見られるとはなかなか面白い経験をさせてもらいました。