つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡短信vol.42

2018年03月11日 22時44分42秒 | 津幡短信。
津幡町に関するよしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回は、コチラの2本。

【県知事、最多選。】
石川県知事選 谷本氏が当選確実 現職の知事で最多7回目
本日・2018年3月11日、石川県知事選挙の投票が行われた。

現職、やはりあっさり当選。
最アウト6号艇みたいな対抗候補の捲りは、やはり通じなかった。
無投票にならなかった事は、大いに評価したい。

【放射冷却の様子。】

投票所が設置されていた「津幡町役場」の隣、
「津幡中央公園」の芝生広場は、今朝、一面真っ白になった。
霜だ。
霜は空気中の水蒸気が氷の結晶に変化してできる。
風が弱く、気温が低い。
これぞ放射冷却で現出する分かりやすい事例だ。

見ているだけで、背筋が震える。

<津幡短信vol.42>
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冬の記憶。

2018年03月11日 09時40分49秒 | 自然
弥生三月も三分の一が過ぎた本日。
北陸・津幡町のお天気は晴れ。
放射冷却によって冷え込んではいるが、いい陽気である。
季節は「春」と言って差し支えない。
あの大変な忍従を強いられた冬が嘘のように思える。
しかし、それは間違いなくあった。
今回は、町内の「冬の記録」を投稿したい。

まずは1月の大雪。

山も町も白一色。
家々の前に敷かれた「筵(むしろ)」は、滑り止めの工夫。
車の通行は難あり。
七尾線のローカル電車は、何とか動いていた。

続いて2月の大雪。

山も町も雪の下。
除雪が追い付かず、車の通行はままならない。
鉄路も空の便もストップ。
世の中が停滞した。

現れた冬の爪痕。

動けない木々は雪の重みで損傷。

フェンスがひしゃげ、路面には穴が穿たれ、彼方此方で修繕が行われている。


そして、本日は「あの日」から7年。
震災7年 半数以上の人が心身に影響 長期的な支援必要
被災した方々には、様々な思いが飛来・交錯することとお察しする。
「復興」とは、何と「困難」な道のりかとお察しする。
冬が終わるその時まで、どうか健やかに。
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空の下の営み~過去、現在、未来。

2018年03月10日 22時43分06秒 | 自然
今朝、外を歩き始めて間もなく目線を上げると、
晴天に恵まれた空には雲が浮かび、朝陽を受けて茜に輝いていた。
実に美しい。
自然と足は、視界が開けた場所へ向く。
最初の訪問地は、またもや「大西山」だ。

津幡小学校のグラウンド、バッターボックスの位置に立つ。
昔、同じような景色を眺めたことを思い出す。
きっと、その時、僕の心臓は不安に高鳴っていただろう。
猛スピードで投げ込まれるボールを狙って打つのは、
僕にとっては神業に等しかった。

遠くから飛来するボールを捕えるのも同様。
外野の守備位置に立ち「頼むからこっちに来るな!」…って願った瞬間を思い出す。
何しろ球技が苦手だったのだ。

また「チーム競技」なのも重荷だった。
自分の失敗が他人に影響を及ぼすなんて、気が滅入る。
成功しても好影響をもたらすと分かってはいるが、
いずれにしても、誰かの分も責任を背負うのは、ご勘弁。
やらなきゃいけない立場になれば甘んじて受け入れるが、
できれば孤独な自己責任がいい。
空を見上げ、往時を振り返り、今も同じ思いであることを確認した。

次の訪問地「清水八幡神社」でも、過去と現在が錯綜。
赤戸室石の鳥居は記憶の中のそれに比べ、ほんの少し小さくなり、
逆に、背後の枝は大きくなった気がする。
一方は風化。
一方は成長。
数十年前と同じ空の下で薄皮のように積み重なった「時」は、
確実な「変化」に結びついているのだ。

「大西山」と「清水八幡神社」近くの泉「清水(しょうず)」にて、
鉄路を走るローカル線とすれ違う。
電車に乗った多くの人たちが、現在から未来へ向かう。
時速60キロ余りのスピードで。
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津幡町、大規模小売店の栄枯盛衰。

2018年03月04日 08時12分41秒 | 日記
大規模小売店舗は、不特定多数の来客、来車、物流を発生させる。
また、住居付近に立地し、日常的に利用されるため、
周辺の生活環境に劇的な影響を及ぼす可能性がある。
このため、その立地が、周辺の生活環境を保持しつつ適正に行われるよう
「大規模小売店舗立地法」が制定・施行された。
平成12年(2000年)6月1日の事だ。

だがしかし、実態はかなりユルい。
店舗規模の制限は撤廃。
出店規模に関してほぼ審査を受けなくなり、
全国各地で大型資本の攻勢が活発化した。

現在、わが津幡町で一番の規模を誇る大型商業施設は「アル・プラザ津幡」。
店舗面積は21,020平方メートルである。

これに比べ、僕が子供だった頃、津幡町に誕生した大型商業施設
「ショッピングセンター スカール」は、随分こじんまりとしていた。
店舗面積は6,053平方メートル。
しかも、テナントとして地元商店の2号店が軒を連ねていた。

紳士用品の「7(セブン)」。

「花の山崎」。

「スガイ書店」。

「サウンドLIVE」などが思い浮かぶ。
共存共栄していたのである。

名前が似ていて少々紛らわしいが…
「大規模小売店舗法(昭和49年/1974年施行)」当時は、
地元の商工会議所(商工会)で、事前調整をした。
大型スーパーなどに、地元小売店・商店街が呑み込まれるのを防ぐため、
店舗面積を予定計画より縮小したり、
極端な場合、出店の凍結を宣言する場合もあった。

日本らしい「和の精神」だなと思う。
しかし、自由競争という「弱肉強食」を常識とする勢力には理解されず、
WTO違反の疑いがあるとして世界基準に改められてしまった。

町内には複数の大型スーパー。
隣接自治体には、イオンモール。
流通は鎬を削り、商店街から人波が消えて久しい。

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津幡短信vol.41

2018年03月03日 22時03分36秒 | 津幡短信。
津幡町に関するよしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回は、コチラの2本。

【春の息吹に包まれて。】
どうやら季節の扉に手がかかったようだ。

まだ残雪は目に付くが、陽射しの眩しさや温む風は、もはや冬ではない。
何より、愛犬「りくすけ」の軽快な足取りで一目瞭然。
春はすぐそこに迫っている事を実感する。

津幡町・横浜の洋菓子店「クローバー」店頭のポスターで、
今日が「桃の節句」だと気付く。
本来は旧暦が基準になるため、桃の花が咲くのは一ヶ月以上先だが、
こうした報せを目にすると、ますます気分は春うらら。

帰り道、津幡町・中須賀の橋の上…「耕うん機」とすれ違う。
ポン、ポン、ポンと規則正しいエンジン音が心地いい。
きっとこれから田起こしだ。
やはり、春なのである。

【ロードスター後釜決まる。】

同じカテゴリー「津幡短信vol.37」から4ヶ月余り。
カー用品ショップ「ロードスター北陸 津幡店」の跡地に、
同じ業種がオープン準備中。
津幡町のお隣、かほく市の「D1(加賀谷商事株式会社)」だ。
県内資本の進出は大歓迎。
繁盛を願っている。


<津幡短信vol.41>
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