寒さが厳しい冬の日を「冷凍庫のような…」と例えるが、まさに言い得て妙。
気温がマイナスとプラスの間を行き来し、
雪に覆われた津幡町は、いかにも寒々しい。
「冒頭の一枚」…
先週末、雪が降る前に見た景色は、冬枯れ。
雲が低く垂れこめた鈍色の空と地面のアスファルトと相俟って、
世界をグレーに演出している。
また、すっかり葉を落とし枝がむき出しになった街路樹や、
電線を鳴らす鋭く高い風の音が、寒さを煽る。
前方の母子連れらしき2人の服装は、防寒第一。
身を寄せ合って、時折、体を震わせながら歩いていた。
そんな師走の散歩中、ある民家の窓に目が留まった。

水耕栽培である。
定番のヒヤシンスだ。
僕と同世代…昭和40年代に小学生だった方々は、
一度ならずとも挑戦した経験があるのではないだろうか。
懐かしく思い、インターネットで検索してみたところ、
ちょっと意外な事実を発見。
ヒヤシンスの水耕栽培は日当たりのよい場所が適しているが、
一定の低温に当たらないと花芽が付かないらしい。
12月くらいまでは球根を外で管理して、
寒さに充分当ててから室内に取り込むと花がよく咲くらしいのだ。
開花期は1月半ばから4月である。
そう言えば、思い出の中の花が咲いていたのは、
ヒンヤリした空気だったかもしれない。
多くの植物が、越冬のために縮こまる時期を選んで、花を咲かせるヒヤシンス。
何と逞しいのだろう…。
また一つ勉強になり、新たな感慨に浸れた。
だから散歩はやめられない。
気温がマイナスとプラスの間を行き来し、
雪に覆われた津幡町は、いかにも寒々しい。
「冒頭の一枚」…
先週末、雪が降る前に見た景色は、冬枯れ。
雲が低く垂れこめた鈍色の空と地面のアスファルトと相俟って、
世界をグレーに演出している。
また、すっかり葉を落とし枝がむき出しになった街路樹や、
電線を鳴らす鋭く高い風の音が、寒さを煽る。
前方の母子連れらしき2人の服装は、防寒第一。
身を寄せ合って、時折、体を震わせながら歩いていた。
そんな師走の散歩中、ある民家の窓に目が留まった。

水耕栽培である。
定番のヒヤシンスだ。
僕と同世代…昭和40年代に小学生だった方々は、
一度ならずとも挑戦した経験があるのではないだろうか。
懐かしく思い、インターネットで検索してみたところ、
ちょっと意外な事実を発見。
ヒヤシンスの水耕栽培は日当たりのよい場所が適しているが、
一定の低温に当たらないと花芽が付かないらしい。
12月くらいまでは球根を外で管理して、
寒さに充分当ててから室内に取り込むと花がよく咲くらしいのだ。
開花期は1月半ばから4月である。
そう言えば、思い出の中の花が咲いていたのは、
ヒンヤリした空気だったかもしれない。
多くの植物が、越冬のために縮こまる時期を選んで、花を咲かせるヒヤシンス。
何と逞しいのだろう…。
また一つ勉強になり、新たな感慨に浸れた。
だから散歩はやめられない。