マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

善心

2016-02-19 15:34:21 | Weblog
 
  その患者はいつもトラブルをおこしていた。

 治療室に入ると、小言を言っては看護師に杖とバックを放り投げる。

 そんな状態なので、病院のスタッフからは敬遠される存在。

 しかし、ある時看護師の一人が気が付いた。その患者の心の中を。

 待ち時間のストレスや、病気を抱える不安、治療の副作用------。

 その看護師はまず自分が変わろうと思った。

 その患者を病室で見かけると、長時間待たせる事を謝り笑顔で話しかけた。

 1年を過ぎたころ、その患者の態度が変わってきた。

 声を荒立てなくなり、杖とバックを横に於いて治療を受ける様に。

  どんな相手にも必ず”善心”が在るのです。

 その為にはまず自分から行動を起こす事です。粘り強く。

 その「勇気」と「忍耐」が相手の心の扉を開き”善心”に届くのです。

 

小澤征爾

2016-02-18 16:03:47 | Weblog

   アメリカ音楽界で最高の栄誉”第58回グラミ-賞”の授賞式が

  ロスアンゼルスで行われた。

  そこで、小澤征爾氏が指揮した歌劇ラベル作曲の「子供と魔法」を収めた

  アルバムが、最優秀オペラ録音賞をを受賞した。

  小澤氏は8度目のノミネ-トで初の栄冠を手にした。

  「子供と魔法」は2013年に長野県松本市の音楽祭で行なった公演。

  サイトウ・キネンオ-ケストラが演奏し、地元児童らの合唱団も参加した。

   物語はいたずらっ子が壊した家具や、いじめた生き物から仕返しを受けて

  改心するという童話。

  小澤氏は病気を克服し80歳の現在でもなおかつ音楽に挑戦する。

  その激しさにただただ拍手を送りたい。

個性

2016-02-17 22:13:40 | Weblog

  宿題、お手伝い、掃除、やりたくないことだらけ。

 げんなりしていた男の子がいた。男の子は考えた。

 ある日、自分の事を全部やって貰おうとロボットを買ってきた。

 ロボットが自分のニセモノとばれないようにちゃんと自分の事を

 説明しなくてはならない。さて、何から教えてよいか。

 「自分て何?」「自分ららしさって何?」簡単でも考えてしまう問題です。

 本当の個性とは何なのでしょう。

 それは「自分の持てる力を全部出し切って、生きてみようと決心し

 努力、努力を重ねた人だけが本当に個性的に輝いてくる」と、

 ある人は語っています。

 その為にはよき人、良き本、良き友が必要です。

 ロボットは変わる事は出来ない。しかし、人間は学び成長が出来るのです。

 ”自己変革”の挑戦ほど素晴らしいものはありません。

行動

2016-02-16 18:28:47 | Weblog
 
  女優の「新珠美千代さん」が13歳の時、現在の宝塚音楽学校に合格する。

 しかし、芸能界を知らない父親はなかなか首を縦に振らない。

 そこで、学校を見てもらおうと親子で訪問。

 その時、校門で掃除をする男性に校長に会いたい旨を告げると

 応接間に通された。暫くして入ってきたのはさっきの男性だった。

 「私が校長です」と。父親は一度で学校の理念を理解し入学を許可した。

  「百聞は一見にしかず」というが、百万言を費やすより一人の行いが

 思想や理念を物語るのです。

 その意味においても、しっかりとした理念を持つことです。

 そして、行動と心がぶれない人間---------。

 そんな人で、あり続けたい思いです。

団結

2016-02-15 17:10:56 | Weblog

  朝ドラで影響を受け、大阪経済発展に大きな功績を遺した「五代友厚」。

 「東の渋沢」「西の五代」と称され、数多くの事業をやり遂げた。

 その多くは”共同事業”--------明治初期はまだ商売や事業が

 「家業」として行われた時代。

 さまざまな人々と手を結び、事業を展開する手法は当時として

 斬新のものだった。

 その時に、この二人は「合本主義」との考え方で事に処していった。

 「弱く不甲斐ない物でも助けるものが強ければ倒れない」

 こんな言葉が在りますが、いかに支え合う事が大切かという事です。

 この二人の考え方、生き方からも多くの物を学ぶ事が出来ます。


青年

2016-02-14 17:23:27 | Weblog
 
  こんな素敵なおはなしを耳にしました。

 ある中学生が入学願書の締め切り時間が迫り慌てていた。

 そして行先の違うバスの路線に乗ってしまった。

 その事情を知った運転手が咄嗟に判断しタクシ-で行くように勧め

 代金を用立てた。その後、その中学生を載せたタクシ-の運転手は

 無事に彼を送り届けた。

 その中学生からは後日バス会社にお礼の手紙と代金が届いたと。

 ”青年の未来がかかっている”と思ったみんなの献身が織りなした

 感動のドラマです。

 青年は未来の宝です。地域も社会もその大事な青年の肥料と

 なって参りましょう。

2016-02-13 15:44:08 | Weblog
 
  冬の寒さが厳しいほど桜は暖かさに敏感になるという。

 それを試す実験。2月中旬、鹿児島と北海道の枝を切り同じ場所で生育させたところ、

 北海道の桜が先に開花した。

 北の厳しい寒さで「良く目覚めているのです。その為同じ温度に反応しても

 早く咲くのです」と。この事から何を学ぶ事が出来るでしょう。

 寒さの後には太陽を温かく感じ春の喜びを知る事が出来る。

 そして、人の労苦にも寄り添える人になれる。

 ”苦労”と言うものは宝なのでしょう。”苦労”を知らない人は

 果たして幸福な人と言えるでしょうか。

 ”苦労”を乗り越える事により「人は人」となるのです。

良き人

2016-02-12 17:41:12 | Weblog

   三重苦のヘレンケラ-の才能を開花させたのは教師アン・サリバン女史。

  この二人を引き合わせたのは電話を発明した「グラハム・ベル」

  ベルは聴覚障害者の教育に関わっていた。

  電話の発明も”耳の聞こえない人々を孤独から救いたい”との思いだった。

  ベルとの出会いをヘレン・ケラ-は「私を闇から光りへ、孤独から友情、知識と

  愛の世界に導いてくれた」
   
   サン・テグジュベリは語っています。

  「真の贅沢とは人間関係の贅沢だ」と。

  人生で孤独ほどつらいものはありません。 人生の中で宝は”善友”の存在です。

  よき人との交流は心を豊かにします。

  多くの友情に包まれ、自分も相手にとって「良き人」となる様努力して参りましょう。


選択

2016-02-11 23:16:57 | Weblog
 
  選ぶ事の出来る選択肢が多く自由度が高まるほど幸福感はますと。

 ある高齢者介護施設での心理学実験。

 有る階で、職員が選んだ鉢植えを入居者に配り水やりも職員が行った。

 施設で観る映画の予定も職員が組んだ。

 別の階では入居者が好きな鉢植えを選び水やりもする。

 映画を観る曜日も入居者自身で決めた。

 その結果「選択権なし」のグループに70%以上健康状態の悪化が見られた。

 反対に「選択権あり」のグループには90%の改善が見られた。

  人生全般にも同じ見方が出来るのではないでしょうか。

 ”運命は決められている”と考えるより”自分の運命は自分で変える”

 と考えたほうがーーーーー。

 幸福は与えられる物ではありません。自分で掴む物です。

 さぁ!前向きな考え方で希望の人生を歩いて参りましょう。

 

フィンテック

2016-02-10 20:56:47 | Weblog
 
  「フィンテック」この言葉は時代を先取りした新しい造語。

 「ファイナンシャル」と「テクノロジー」です。

 銀行に代わってITのみらいの金融サービスです。

 財布を持たず買い物から全ての生活が成り立っていく社会。

 ロボットアドバイザーも資産運用に関ってきます。

 人件費も手数料も格安になるでしょう。

 「金融サービスのフィンテック」

 そのきっかけは8年前のリーマンショック。

 新しい発想でピンチがチャンスになったのでしょう。

 時代は超スピードで未来を創っていきます。

 忘れてならないのは、人間としての心を

 ”落し物”にしない事と私は思います。