マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

絶望の温泉

2012-01-31 11:25:59 | Weblog

  その少女は4歳で失明した。

 自分に何が起こったのかを理解出来ず生傷の絶えない日々を。

 そして明日は見える様に成ると瞼を見開いて練習したという。

  悲嘆と絶望を乗り越えその少女は今外資系通信社に勤務、

 ピアノもプロ級、随筆家としても活躍。

 彼女の名前は三宮麻由子さん。

  彼女は語る。

 「人は絶望の温泉に漬かりがち、希望に向かって邁進するよりも

 絶望したと泣き暮らしている方が楽」と。

 ”絶望の温泉”と云う名の感傷に浸り続けるのは諦めの思想。

 いかなる事があっても”勇気と希望の温泉”に入ろう。

喜んで

2012-01-31 11:10:45 | Weblog

  フランスに”救国の乙女”ジャンヌ・ダルクが生まれたのは

 600年前の1月と。

  彼女は平凡な少女だったとか。

 違った事は総てを”喜んで”やるという事だ。

 彼女は”喜んで”働きいろ々な仕事に没頭家畜の面倒を

 ”喜んで”やっていた。

  ある会社の女性社員が頭取賞を受けた。

 職場は小規模な支店で目立たず業績も悪かった。が、彼女は

 どんな仕事も”喜んで”やろうと決める。

 そして社員3500人の内、数人の栄誉を手にしたのだ。

  ”喜んで”の心は自分も人も歓喜に包んでくれる。
 
 乙女の清清しい奮闘は社会の中に咲く花です。

 

ドリカムプラン

2012-01-30 10:03:48 | Weblog

  夢は人間にしか見られない特権です。

 静岡のある高校では「ドリカム(夢の実現)プラン」と名付け

 キャリア教育を全国に先駆けてやっている相だ。

  人生を自律的に行動出来る生徒の育成を目ざ、一流の人物

 本物に接する機会を提供する。

  1年ではおぼろげだが2,3年になるとはっきりと目指す方向が

 決まるという。

  哲学者ニ-チェの言葉にこんなのがある。
 
 「諸君はあらゆる責任をとろうとする。ただ諸君の夢にだけ

 責任をとろうとしない」と。

 自分の夢に対する責任は徹頭徹尾自身と向き合う事しかない。

  夢を持つ事は目標ではなくそれに向かって努力する事。

 その中に充実があり生きる喜びが生まれるのだから。

  さぁ!夢に向かって一目散です。

 
 

生き甲斐

2012-01-28 10:18:44 | Weblog

   60歳で会社を定年になった人の「働いた時間」と

 後の「自由に使える時間」は85歳まで生きたとしてほぼ同じに

 なるという。

  ”60”はまさしく人生の折り返し地点。

 残り半分の人生の”生き甲斐”問題は不可欠の視点。

  100歳を迎えた医師の日野原重明氏は「ハ-フタイムはだんだん

 後に来ます。後に来る人生の方が濃縮するのです」と。

  いよいよこれからと幾つになっても思える人は幸せな人です。

 定年とは人が決めるのです。
 
 年齢ではなく心意気でどのような景色にもなるのです。

  幕を下ろすその日迄人の為との思いで歩いて行きましょう。

国境はない

2012-01-28 09:31:01 | Weblog


  「孤高の寒月を仰ぐと心が凛とする」と人は云う。

 過日米航空宇宙局の望遠鏡が太陽系で生命が存在しそうな

 惑星を確認したとか。

  奇跡のような好条件が重なり地球は美しい水の惑星となった。

 動物が生まれ人類が出現した。

 その人間が戦争を重ね環境破壊を続けている。

 宇宙から地球を見た飛行士達は"地球ほど美しい星はない”と

 口を揃える。

  宇宙自体が生命体であり無数の生命を育んでいるのだろう。
 
 ”宇宙の目”とは”生命の目”その宇宙から見れば地球に国境など

 ある筈がない。

 その国境は愚かな人間が創っただけなのだから。

感謝

2012-01-26 18:16:00 | Weblog

  テレビのその女性の美しい事。

 彼女は再婚いきなり4人の子供の母親に。

 年頃の息子と娘は特にやりにくい。反抗する息子娘と愛の行動で戦った。

  警察に呼ばれた時刑事の前で息子を殴り「この子の教育は私の責任です」と。

 「お母さんが迎えに来てくれるか試したんだ、ごめん」息子の心は溶けた。

  又娘の心の声を感じ必死に生みの母親を探し「会っておいで---」と。

 その住所を見た娘は「今日からお母さんがお母さんなの」。

  そして新しく2人の子供が産まれ8人家族。

 カレンダ-に6人の名前を書いて毎日子供と真剣に向き合う。

 笑いの絶えない家族になっているとか。

  ご主人の子供達には私の子供になってくれて有難う。

 生まれた子にも私の子供に生まれて有難う。

 ご主人には結婚してくれて有難う。

  彼女の心は深く美しい。

ソプラノリサイタル

2012-01-25 18:12:17 | Weblog
  
  アンドレア・ロストのリサイタル。

 何と素晴らしい声、美しい姿、品格ある舞台。

 何といってもお辞儀の美しいこと。心から私の歌を聞いて下さってとの

 感謝の思いが伝わって来る様だ。

  アンコ-ルのプッチ-ニの"私のお父さん”は圧巻だった。

 それに、お蝶夫人の"ある晴れた日に”

 何度聞いたことだろう。でも今日の蝶蝶さんは最高。

  ピアニッシシモからフォルテえと滑らかな声の移動は

 さすがベテラン---私達聴衆を納得させる。

  安定のある声がそこにある。それはまさしくビロ-ドの様で----!

 癒しの贅沢な時間が心の中に灯りを点けてくれました。

 

優しい人

2012-01-24 23:19:47 | Weblog
  
  「優しい人」とはどんな人でしょうか。

 それは誰かの為に何かをしている人です。

 優しさが滲み出るような行動を見ると心が温かくなります。

  昨今は格差社会であり厳しい競争の中で生きています。

 「優しくない時代」とも云われています。

 しかし昨年の大震災で人の絆の価値が見直されました。

  今私達がやらねばならぬ事は、子供達に人や社会に役立つ大切さ

 それが自分の喜びになると気ずかせる事です。その為には

 人と関わる事自体が自分の成長に繋がる事をしっかりと教えたいものです。
 
  周囲への気配り思いやりが本当の「優しい人」に成長するのですから!

  

最後の一人の為

2012-01-24 11:12:37 | Weblog

  インド工科大学が全学挙げて取り組んでいる新技術。

 その記事をニュ-ヨ-クタイムズ社に寄稿したのは

 アメリカのジャ-ナリスト”ト-マス・フリ-ドマン”。

 三度のピュリツァ-賞に輝く人だ。

 新技術の目標理念は「最後の一人の為」つまり「最も貧しい人の為」。

  様々な理由で学校教育を受けられない子供達が自宅で平等に

 最新の情報を得る。

  「一番困っている人を最優先にする社会が最も強くそして

 豊かな社会です。その人達が一番幸福になる権利がある」と氏は語る。 

  この言葉の重みを政治家の方達は理解してくれるのだろうか。

 私達一人一人も立ち止まって考えてみる必要がある。

  ”愛の言葉を”
 

慢心

2012-01-22 11:37:50 | Weblog

  東海道新幹線の開業から数年はあわやの事態の連続だった相だ。

 会社の部長がある駅の視察で助役2人と面会した時、

 その助役は20以上の決め事の項目を全てそらんじていたそうだ。

 しかし、部長は褒めるどころかチェックリストを指し強く云った。

 「非常事態は突然に起こる。マニュアルを記憶しても正しく

 判断出来るものではない」と。

  部長は慢心に陥りがちな人間の本質を指摘したのだ。

  無事故とは過信を排し真剣に対策を重ねた上にある。

  人生とは想定外の連続。

 心の中に生まれる慢心これほど心を壊すものはない。

  慢心を拝す心の管理しっかりとやってまいりましょう。