マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

県民性

2015-02-28 16:36:20 | Weblog
 
  方言という物はあったかくて良いものと思いますが

 「それ、ほかっといてくれる」と言われてもキョトンです。

 「ほかる」は「捨てる」の意味で愛知、岐阜の方言です。

 この程度なら笑って済ませられますが、そうもいかない

 ケ-スが有ったそうです。

 ある大企業の研修会であわや暴力沙汰になりかけたのだそうです。

 懇親会の目的は交流をはかる事です。

  しかし、その年は福島と山口が同室だったのです。

 幕末の長州藩と会津藩と戦いに話が及び言い争いになったと。

 まさか、150年も前の----と思うかもしれませんが

 粘り強い、すじを通すはどちらも負けない県民性。

 それ以来、福島と山口は同室にしないと申し送りされていると。

  県民性は普段は影をひそめていますが、ここぞとい時には

 顔を出すものなのですね。

  県民性にも気を配る事を学びました。

 

雛人形

2015-02-27 23:15:29 | Weblog
  
  もうすぐ”ひな祭り”

 千駄ヶ谷の駅に”雛人形”の団飾りがお目見えした。

 20日から始まっている千葉、勝浦市の”ビック雛祭り”を

 アピールするもの。 市内には約3万体もの雛人形が飾られていると。

 雛人形を飾る風習は江戸時代初期から。

  今年は100万人が被災した東京大空襲から70年。

 ある家族はその空襲の中、長持ちを持ち出した。

 その中には”雛人形ーーーー”非常時には無用の長物に思えたが

 家族に希望を与えた。

  日本のここかしこで”雛人形”が人の心を潤していく。

 その姿は「諦めない限り、幸福の春はきますよ」と

 呼びかけている様に思えるのですがーーーー。

 
 
 

写真

2015-02-26 22:48:40 | Weblog
 
  文豪ユゴーはヒューマニズムのペンで権力と戦った。

 そして、写真も武器にした。

 亡命中の19年の間写真を撮らせては本国に送った。

 権力者には”恐れ”を民衆には”勇気”を届けたと。

  其の婦人は重度のリュウマチだった。

 その病室には多くの風景画が飾られていた。

 その中の一枚の絵が彼女のお気に入りだった。

 緑の野に一本の道が何処までも続いていくーーーーー。

 「何があっても”まっすぐ”に生きようと励まされるのです」と。

  勿論言葉の力は偉大です。

 でも、百万言を尽くしても表現しきれない物があるのです。

 それを一枚の写真がーーーーー。

 文と写真が共鳴すればどれ程の励ましとなるでしょう。

 写真の力は魂に響くのですから。

がん哲学

2015-02-25 23:54:14 | Weblog
 
  2人に1人がかかると言う”がん”

 順天堂の樋野興夫教授は「がん哲学」を提唱した。

 「生きる意味を堀さげましょう」と。

 教授は語っています。「”人生に期待ばかりしている”のではなく

 ”人生から期待されている”使命を見出し人に尽くす事が大切です」と。

 病人であっても、自分に与えられた「人生の時間」を自分らしく完全燃焼

 させるという事なのでしょう。

 だれの人生でもありません。自分の人生です。

 「こんな充実した人生を送れるなんて」

 そんな言葉で生を終わりたい物です。

 ”病”から教えられる事は沢山有ります。

 



花燃ゆ

2015-02-24 15:12:28 | Weblog

   NHK大河ドラマ「花燃ゆ」---観てらっしますか?

  吉田松陰が幕末の志士達に影響を与える思想の中に「草莽崛起」というものがあったと。

  難しい字ですが、(草莽)草むらの何処にでもいる庶民が決然と立ち上がる(崛起)

  「名もない庶民の決起、いまやそれだけしかない」松陰の訴えは受け継がれ

  維新の思想的潮流となっていった。

  その考え方の基になったのは日蓮大聖人。

  「幕府の権力を持っても日蓮を制する事は出来なかった」
 
  民衆を基盤にして社会変革の声を上げれば弾圧は当然の事。

  しかし、それに負けなかった大聖人の生涯に松陰はおおくの勇気を得た。

   より良き社会のの建設に庶民の私達一人一人が声を上げて参りましょう。
  

ピクトグラム

2015-02-23 17:18:07 | Weblog
 
  ”ピクトグラム”---耳慣れない言葉ですが、これは半世紀前の東京5輪で

 注目された画期的な試みです。トイレの男女マ-クが有名です。

 外国人の為、公共空間の案内として考案されたそうです。

 車椅子のマ-クは世界共通マ-ク。

 国内ではベビ-カ-マ-ク。

 バスや電車でベビ-カ-を折りたたまずに乗車できる。

  様々な意見は有っても、未来の宝の子供を第一に考える社会になるべきです。

 其の事が思いやりのある大人として成長出来るのですから。

  ある方は語っています。

 「人間を尊び、守り会う、生命尊厳の社会を築き上げていくことが

 重要である」と。

  何事も人の為、人が喜ぶ事を心掛けて参りましょう。

冬の風物詩

2015-02-22 16:56:38 | Weblog

  北国の風物詩には「松の雪吊り」というのが有るそうです。

 「雪吊り」とは雪の重みで木の枝が折れるのを防ぐ作業。

 松の木よりも高い支柱を立て頂点から円錐状にたらした何十本もの縄で枝を吊っていく。

 松が春を迎えられるのは厳しい冬の間じっと支え続る存在があるからなのでしょう。

  この事から何を学ぶ事が出来るでしょう。

 必ず陰の存在、支えがあるという事です。

 有る婦人は、夫、家族、友人、と多くの真心に支えられ病気を克服しました。

 人間、一人は弱いものです。

 一人の勝利のドラマは無数の人々の励ましでなっているのです。

 声をかける励ましもあれば、陰ながら祈る励ましもあります。

 其の事に感謝できる人になりましょう。

 そして、今度は支える側に-----。

 その”励ましの連鎖”の中で人は強くなっていくとおもうのです。

 

豊かさ

2015-02-21 21:56:40 | Weblog

  こんな素敵なお話があります。

 ドイツのある住宅地で決め事を作ったそうです。

 それは”ベランダに花を植えること”と”カーテンを白にする事”

 理由は「通行人が気持ちよく町を歩けるように」と。

 「豊かさとは何なのでしょう」

 生活経済学者の暉峻淑子氏は「人に尽くす事を喜びとする感情は

 誰にでもあるのです。”豊かさ”は社会とのつながりの中で

 見い出されるのです」と。

 地域に行動の拠点を持つことは大切な事です。

 そして”良き師””良き同志””良き友人”に出会えた

 喜びは大きい物です。

 それが”豊かさ”を生んでいく原動力です。

高齢化

2015-02-21 08:59:14 | Weblog
 
  他国に例の無いスピードで進む日本の高齢化。

 65歳以上の人は4人に1人と。それに伴い

 認知症も増加していると。

 体力的には15年前に比べ5歳以上も若返っているのに

 「健康」「不健康」の差が広がっている。

 此れは大きな社会問題。

  長寿科学振興財団によれば「地域の社会関係の豊かさが

 健康度自己評価などの高齢者の健康度に影響する。

 それが「達成感」「役割意識」のいきがいになる」と。

  地域に根を張り、又自分に出来る社会参加の活動をする。

 その事が最後まで健康人生でいられると思うのです。

  総てが”自己責任”ですから。

老人劇団

2015-02-19 22:14:34 | Weblog
 
  演出家「蜷川幸雄」劇団”さいたまゴールドしあたー”

 平均年齢70歳以上。夢とエネルギーを持ってパリ公演に。

 主役の女優は88歳。「この年でパリまで来て芝居の舞台に

 立つとは思わなかった。そして89歳の誕生日をこの地で

 花束を貰うなど想像もしていなかった」と。

  パリ市民劇場の観客は拍手で受けとめてくれた。

 虐げられた女性の悲しみと怒りを感じられたと。

 蜷川さんは体調を壊しパリ迄は行けなかった。

 しかし団員は厳しい稽古の蜷川さんに「良かったね」との

 言葉をかけて貰おうと頑張った。

  人生は明日何があるか解らない。

 ただ云える事は、自分なりに今日1日を精一杯生きる事。

 そして幾つになっても新しい自分に挑戦する事。

  そうです。人生とは”冒険”なのですから。