マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

五代友厚

2016-02-29 16:25:10 | Weblog

  NHK連続テレビ小説「あさが来た」に登場し注目を集めた

 明治の実業家「五代友厚」

 大阪経済を立て直し「育ての親」「恩人」と称される人です。

 「武士でも商人でもない、日本人でも外国人でもない、五代はいわば

 枠に収まらない人物でした。逝去した時には負債しか残ってなかったと云います。

 私財を投げ打ち大阪の発展に尽くし抜いた姿に”和製ジェントリ-”という

 印象が強く残りました」と、ある歴史作家は語っています。

 ジェントリ-というのは(英国の紳士を生んだ上流階級)という意味だそうです。

 彼にとって重要なのは名誉でも財産でもなく、自身の信念に忠実に生きる事だったのです。

  なんと素敵な人生でしょう。

 ”生きる足跡”しかこの世に遺す事は出来ないのですから------。

捉え方

2016-02-28 15:43:24 | Weblog
 
  その青年書家は13歳の時交通事故で重い障害を負った。

 しかし、彼と両親はその問題を前向きに捉え懸命に前に歩いた。

 次々に奇跡がおきた。「二度と動けないでしょう」と言われた彼の手が動き

 首が動き自分の足でたてた。

 辛い事はどれほどあったでしょう。

 でも、彼は”悩める人を笑顔に”と書家として活躍している。

 どれ程の人が勇気けられた事か。

 彼は言います。「今が一番幸せ!生きちょるだけ、もうけもんや」

  人の幸、不幸を決めるのは他人ではなく自分の「心」です。

 「辛」という字は横線1本で「幸」になります。

 其の1本の線を引く努力をして参りましょう。

 その中に人生の価値が一杯詰まっているのですから----------。

心ずかい

2016-02-27 19:03:04 | Weblog
 
  北国の列車の中での出来事。

 車内温度を保つため扉の内側外側にボタンがあり乗り降りの時に利用する。

 その側に少女がたっていた。人が乗った後少女は決まって閉めボタンを押す。

 扉に近い席に座るおばあちゃんが「お嬢ちゃん、有り難う!」

 開けた扉は発車時刻まで自動では閉まらない。

 その少女は、おばあちゃんを寒さから守っていた訳。

  また、こんなお話しも。

 ある施設の会館で壮年が杖をつき、置かれた椅子に座った。

 そして、杖についた土を取ろうとした時、ある青年が

 「私が代わりに拭き取ってもよいですか」と。

 壮年は其の”思いやり”に”心ずかい”に心から感激した。

  相手をを気ずかう何気ない言葉や行動が、受け取る人には大きな喜びとなる。

 思うだけでは伝わらない。

 言葉、そして行動に表すことに努力して参りましょう。

高梨沙羅選手

2016-02-26 19:02:57 | Weblog
 
  圧倒的な強さを見せつけた「高梨沙羅選手」

 フィンランドのラハティで行なわれたノルディックスキ-のワ-ルドカップ。

 ジャンプの女子個人戦で総合優勝を決めた。

 19歳の彼女は身心共に成長している。 助走姿勢と着地の技術も格段と向上。

 空中の最高速度が時速3キロですって-------。

 見ているだけで息を飲んでしまいます。

 彼女の素晴らしい所は謙虚な自分を作り上げてきた事。

 昨年の優勝者の言葉。

 「今の彼女を倒すことは難しい。ものすごいジャンプをしている」と。

 何処まで成長していくでしょう。

 日本の代表として世界にどんどん羽ばたいていって欲しいと思います。

2016-02-25 15:08:57 | Weblog
 
  芝居でも落語でも余韻を残す”間”と云うものが大事と

 先代の方達は語っています。

 ”対話”でもそうです。”間”によって伝わる思いの深さは文を越えるでしょう。

  こんなお話しを聞きました。

 其の壮年は運命に疲れ果てていた。何をやってもうまくいかない。

 一家の柱としての責任がのしかかる。しかし、先は見えない。

 もがけば もがくほど泥沼にはまっていく。やけっぱちの気持ち。

  ある日、其の壮年と苦楽を共にした友人が訪ねてきた。

 そして、話しかけた。「久しぶり」----暫く合わない間の君は ----------

 ずっと、頑張ってきたんだね!」

 その壮年の目から涙が---彼はこらえきれず男泣きした。
 
 此処に、自分を解ってくれる人がいた。

 解って貰えたという涙。励ましに言葉はいらない。

 顔を見て黙ってうなずく。それが大切なのです。

 

食品ロス

2016-02-24 23:00:32 | Weblog

  ”食品ロス”とはまだ食べられるのにゴミとして

 捨てられてしまう食べ物の事です。

 ”食品ロス”の半分は家庭から出ているそうです。

 世界の9人に1人が栄養不足に陥り、その多くは女性と子供だと言う事です。

 日本では年間約1700万トンの食べ物が捨てられています。

 そのうち642万トンは”食品ロス”です。

 1人あたりに換算すると毎日おにぎり1,2個分捨てている事になると。

 料理を作りすぎたり、賞味期限と理由で捨ててしまうのです。

 昔の人達はご飯を食べ残したら”ばち”が当たると思っていました。

 ですから捨てるなんて、とても出来ない事でした。

 原点に戻って「捨てない運動」を始めましょう。

 一人一人の自覚が大切です。

 一人の力は小さくても、大きな結果を出す事は出来ると思うのです。

雛祭り

2016-02-23 22:17:10 | Weblog
 
  もう間もなく”雛祭り”ーーーー何と心温まる言葉でしょう。

 私のお雛様は戦争で焼いてしまいました。

  雛人形の町として知られる埼玉県鴻巣市で行われている

 「鴻巣びっくり雛祭り」

 ピラミッド型巨大ひな壇がお披露目されている。

 商業施設内に設けられた高さ31壇の7メートルの雛壇。

 其処には全国の家庭で役目を終え寄贈された人形1830体が

 華やかに飾られている。

 訪れた女の子達はめをきらきらと輝かせて喜んでいると。

 日本文化とは何と素晴らしいものでしょう。

河津桜

2016-02-22 17:48:31 | Weblog
 
   早咲きで知られる「河津桜」伊豆半島の静岡県河津町で見ごろを迎えていると。

  ピンクに染まった桜のトンネルを観光客が散策し一足早い花見を楽しんでいる。

  夜にはライトアップした夜桜も楽しめる。

  河津桜はソメイヨシノに比べて花の色が濃いのが特徴と。

  河津川沿い4キロに渡って続く8000本の桜並木。

  今年は暖冬で1週間ほど早く満開となった。

  その桜並木の風景は圧巻でしょう。

   こんな言葉が在ります。

  「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」

  桜の花は又同じ場所に美しく咲くでしょう。

  しかし、人は違います。人は昨年とは違うのです。

  この言葉の中には深い意味があると思いますがーーーーー。

記憶

2016-02-21 15:52:33 | Weblog
 
  ”記憶”と言うのは辛かった事は消え良い思い出だけが

 残る物なのでしょう。

 辛い事は忘れていく。それが人間の自己防衛の本能なのかも知れません。

 しかし、そのマイナスの事実で忘れてならない事もあります。

 それは、あのナチスの惨劇。NHKシリーズ番組「新・映像の世紀」の中で

 取り上げられている強制収容所。その映像をドイツ市民に見せる場面。

 「しっかりと見てください」と。

 しかし、時の流れは「ナチスのガス室はなかった」などと言い始める人もいるとか。

 負の歴史を語り告ぐ事は難しい事かも知れません。

 でも”語り継ぐ””心に刻む”その作業をするのが人間だと思うのです。

 「忘れない勇気」それが平和の一歩です。

 その道を皆で歩いて参りましょう。

モンティセロ

2016-02-20 22:51:13 | Weblog
 
  第三代アメリカ大統領「トーマス・ジェファーソン」

 「民主主義の父」として讃えられた。

 哲学者、考古学者、発明家、など多才な顔を持つ彼は

 建築家としても優秀だった。

 その彼が自ら設計した邸宅が「モンティセロ」

 イタリア語で「小さな山」を意味する。

 バージニア州の大規模農園を見渡す丘の上にたたずんでいる。

 「モンティセロ」は玄関に設けられたローマの神殿をまねた

 6本の円柱の見事さに圧倒されると。

 現在、この「モンティセロ」はジェファーソンの業績を伝える

 博物館として公開されている。

 新聞で見る優美なたたずまいの「モンティセロ」

 想像だけではなく何時の日か、その空間に身を置く旅をしてみたいーーーー。