彼の言葉は長いので2日に渡ってシェアーします。
「私はビジネスの世界で成功の頂点に君臨した。他の人の目には
私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、
仕事を除くと喜びの少ない人生だった。人生の終りには富など
私の積み上げた来た人生の単なる事実でしかない。
病気でベットに寝ていると、人生が走馬灯の様に思い出される。
私がずっとプライドを持っていた事、認められる事や富は
迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味を成さなくなっている。
この暗闇の中で、生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ
機械的な音が耳に聞こえて来る。神の息を感じる。死がだんだんと近ずいてくる。。。
今やっと理解した事がある。人生において充分にやっていけるだけの富を
積み上げた後は、富とは関係の無い他の事を追い求めたほうが良い。
もっと大切な何か他の事。それは、人間関係や、藝術や、又は若い頃からの
夢かもしれない。終わりを知らない富の追求は人を歪ませてしまう。私の様にね。
神は、誰もの心の中に富によってもやらせられた幻想ではなく、愛を感じさせる為の
「感覚」と言う物を与えてくださった。私が勝ち得た富は(私が死ぬ時に)一緒に
もっていける物ではない。私が持っていける物は愛情に溢れた思い出だけだ。