猫

　　テレビでの動画のシ－ン。

　３歳位の男の子が駐車場で車の陰から小さな手押し車を引いて--------。

　そこに猛烈な勢いで犬が飛び出し子供に体当たり。

　倒れた子供を見て”えっ”と思ってしまいました。

　そこに間髪を入れず”猫”が飛び出してきました。

　その家の飼い猫なのでしょう。犬に向かって突進、そして体当たり-------。

　犬は逃げて行き、子供はほんのかすり傷で事なきを得ました。
　
　　その”猫”はその子供が生まれる前からその家の家族。

　窓から見ていた光景で「あっ！彼が危ない」それで走ったのでしょう。

　　”猫”でさえ家族の難を助けるのです。

　ましてや私達は人間です。　”猫”に負けられないじゃありませんか。

　それぞれが”人の為にとの思い”を心に歩いて参りましょう。

あいずち

　　
　　”あいずち”はコミュニケーションをとるのにとても大事な事。

　人間の脳は情報を取り入れる”インプット”と

　話すと言う”アウトプット”が１対１に成っている相です。

　　しかし、今の情報社会では入ってくる物が山のようにあるので

　人は自分の事を話したくてしょうがないというのが実情の様。

　　”話し上手は聞き上手”とも言われていますが、とにかく笑顔で

　「あなたのお話し聞いていますよ」というメッセージを送りましょう。

　　今は”人とパソコン””人と携帯”の社会です。

　”人と人”との会話は”心と心”の架け橋です。

　人間はロボットではありません。血の通った人間なのです。

　心地よい”あいずち”をうち乍ら、よき人間関係を作って参りましょう。

　

見上げる

　　”見上げる”何をでしょう。

　”空”です。最近生活の中で空を見ている時間がありましたか？

　何か下目線になってはいませんか。

　　旭の昇るあの荘厳の美しさ。日没の静寂の時。漆黒の闇に浮かぶ月の美しさ。

　夜空にも本当に心が洗われます。

　　”空”を見上げている内に「何でちっぽけな事で悩んでいるのだろう」と

　あなたの心に、雄大な宇宙は答えを与えてくれます。

　宇宙の広がりに比べたら私達の問題なんて小さな小さな事。

　　何が有ったら”空”を見上げましょう。

　そして、明日の”勇気を”貰いましょう。

　どんな解決方法よりも心がすっきりと軽くなると思いますが--------！。

　

　

　

どっち

　
　　あなたはグラス半分の水をどう見ますか？

　私は「半分も入っている」って考えます。

　同じ現実を見ても”楽観主義””悲観主義”と考え方は違います。

　　絵本の中にこんなお話しが有るそうです。

　女の子が一人で何でもやる。お母さんは赤ん坊の世話で忙しい。

　彼女は牛乳をこぼしながらコップに注ぐ事が出来た。

　３歳の男の子が「凄いね！」って。

　母親は”はっ”とした。自分なら注いだ牛乳を見ないで起こってたかもしれないと。

　　人は失敗の中から成長するのです。
　
　「あなたなら出来る」「あなたなら出来る」

　根気強い励ましが”栄養なのです。

　それが挑戦する心を育てるのです。

　そしてそれが”楽観主義”の考え方の”根っこ”です。

誇り

　
　　過日引き起こされた韓国の船の事故。

　皆様、如何考えられましたか？

　私は、”あきれ果てた”の一言です。

　　船長を含め４人の船員達は殺人罪で起訴されました。

　当たり前の事です。

　　救出作業を何もせず自分が一番乗りで逃げ出すなど------論外です。
　
　そして、積荷の業者達は規定の重さの２倍以上を運んでいたと。

　重みで傾いた船体は、容易く元にはには戻りません。

　当たり前の事じゃありませんか。

　”開いた口が塞がらない”とはこういう事でしょう。

　　もし、この事が日本であったら時代が変わったとしても、

　日本人にはDNAの”武士道”の心が流れています。

　船長は救出に努力し船と共に沈んでいったと思います。

　そして、日本人は”その行為”に敬意と尊敬を払う事でしょう。

　　改めてこの事故から日本人としての”誇り”を感じました。


　

ジグソ－パズル

　　元琴風の尾車親方は現役時代２度の大怪我を乗り越えた。

　そしてついに登り詰めたのです。

　引退後も転倒事故で全身麻痺。この時も必死の一念で奇跡の復活。

　　親方の言葉。

　「人生というのはとてつもない大きな”ジグソ－パズル”の様な物”」と。

　　”ジグソ－パズル”は人生と似ているとは思いませんか。

　目標という絵柄を決め行動を起こせば”苦労”や”挫折”は付き物。

　しかし、それは失敗ではない。

　”絵柄”を完成させる為の大切な”１ピ－ス”なのです。

　　古代ギリシャ語の格言にこんな言葉があります。

　「悩みを通して智は生きる」と。

　　私たちの人生に無駄は一つもありません。

　全部”心の丈”を伸ばしてくれる成長なのです。

学ぶ

　　「世界の果ての通学路」という映画の中でのお話し。

　ケニアの9歳の少年と６歳の妹は片道２時間の危険と隣り合わせの

　サバンナを通学する。

　そして目を輝かせながら授業にのぞむ姿勢が鮮烈な印象と。

　学ぶ姿はこんなにも神々しいのです。

　　米国カリフョルニアにあるアメリカ創価大学では卒業式が行われ

　１０期生の卒業生を送り出した。

　学生たちは　”大学に行けなかった自分の分迄”との真心の支援を深く受け止めている。

　教室や寮のタイル一枚ネジ一つに無数の期待があると、学問えの挑戦の糧ととしてきた。

　”学ぶ事”は本来”義務”である以上に”権利”です。

　　”学ぶ日々”それ自体が幸福なのです。

　”学ぶ事”に感謝しなければなりません。

　学びましょう。学びましょう。

　そして、感謝致しましょう。

　

公営財団

　　今日は私の事をお話し致します。

　１５年歩いて来た組織が、この度内閣府から公益財団法人の

　認可を頂く事が出来ました。

　正式名は”公益財団法人マダム・バタフライインタ－ナショナル財団”です。

　本当に奇跡だと思っています。

　いよいよこれからです。

　　日本で”第１０回マダム・バタフライコンク－ル”を開催しその後

　イタリア、アメリカ、スペインと夢は世界に広がります。

　どんなに困難でも不可能は無いと思っています。

　如何なる事があっても”諦めないこと”

　倒れても倒れても------そうです。”起き上がりこぼし”の様に---。

　　私も夢に向かって歩いて参ります。

　皆様もそれぞれご自身の夢に向かって歩いてください。

なでしこジャパン

　　皆様観てましたか？

　ベトナムで行われているサッカ－アジア大会の中国との試合。

　１対０が、１対１になってハラハラドキドキと時が流れました。

　でも最後の最後に日本が１点をとって----日本が勝ちました。

　延長のPK戦になる前に。

　　やはり日本の選手は凄いと思います。

　最後まで諦めずにボ－ルと走り抜く粘り強さ。

　あれだけの時間の集中力と体力。

　それは選手一人ひとりが”日本が勝って夢を届けたい”

　との使命感でしょう。

　どの選手の顔も輝いていました。

　　ベストを尽くす生き方は人に感動を与えます。

　２５日の決勝戦----どうぞ日本が勝ちますように。

違う

　　　一冊の本を児童に読み聞かせた。

　　それは犬（おれ）の目から見て人間（お前）を見て比べていく。

　　共通点はない。「お前笑う」「「俺しっぽふる」「お前手でかく」

　　「俺足でかく」-------。

　　　でも最後は「俺とお前は全然違う。だけど好き。だから友達」と。

　　　　子供たちは答えた。

　　　「皆違うからみんないいんだね」と。

　　　自分と同じだから大事にするのではなく、違っているから尊重する。

　　　それが”人間尊厳”の社会を築く道と思います。

　　　　詩人の”金子みすず”さんの詩にもあります。

　　　「みんな違ってみんないい」-------と。