NHK連続テレビ小説「あさが来た」に登場し注目を集めた
明治の実業家「五代友厚」
大阪経済を立て直し「育ての親」「恩人」と称される人です。
「武士でも商人でもない、日本人でも外国人でもない、五代はいわば
枠に収まらない人物でした。逝去した時には負債しか残ってなかったと云います。
私財を投げ打ち大阪の発展に尽くし抜いた姿に”和製ジェントリ-”という
印象が強く残りました」と、ある歴史作家は語っています。
ジェントリ-というのは(英国の紳士を生んだ上流階級)という意味だそうです。
彼にとって重要なのは名誉でも財産でもなく、自身の信念に忠実に生きる事だったのです。
なんと素敵な人生でしょう。
”生きる足跡”しかこの世に遺す事は出来ないのですから------。