前記事ではセンバツ高校野球のアルプス席の変化の様子を書きましたが、今回はいよいよ試合観戦について書きます。
.観戦日程から観覧席を決める作戦
このセンバツ大会期間中の仕事のスケジュールですが、久しぶりに土日に週休日が当たっているので、自動的に3/22・23の2日間の観戦が確定となりました。
ここで改めて、以前の記事にも書いていますが、私が高校野球の観戦に行くときに観るチームを決める基準は、①良チア優先 ②公立優先 ③遠方の学校 ④特段のトピックスがある が基準になりますが、必ずしも絶対条件ではないものの、なるべく準拠して観戦サイドを決めます。
地元のチームを応援したいとか、好きな学校を応援したいというなら簡単ですが、私のように色々と条件が付くと、座席選びも悩むところです。
左の表にありますハートマークのうち、私の好みで💗松、💚竹、💛梅、⚾菊 という順列にしてみました。
その上で今回観たい学校を選定したのが、広島商業・二松学舎大付属、沖縄尚学の3校とし、いずれも過去に1度観た学校にはなりますが、いずれも敗戦だったので勝ち試合を期待しているのと、特に二松学舎大付属については、2018年夏に雨が降る中での試合で、まともにカメラを回せず、せっかくの美人チアを撮り逃した過去があったため、再度見てみたいとして、この3校が見られる日程を検討しました。
雨天順延に関係なく、まず二松学舎は必ず観られます。 そして4日目までに1日順延があれば、土曜日に広島商の試合があること、逆に順延が無ければ24日に沖縄尚学と広島商の試合があることから、24日に有休を取れば、どちらのケースに当たっても3校中2校の試合は必ず観られるはずということで、23・23日は1塁側の、24日は3塁側のチケットを取ることにしました。
日程通りに試合が開催されれば、予定の3校の他に、初めて観る学校(表の黒字で記載)は18校中7校あり、新規観戦校リストに追加すれば、今回で100校を超える(対戦側校も含めてですが)ことになります。

ちょっと画像が小さいですが、日刊スポーツによる前評判の一覧表が記事にあったので、引用させていただくことにしました。(画像をクリックすれば元のサイズの画像が見られます。)
この日刊スポーツによる前評判ですと、なぜか広商が特Aという優勝候補に上げられていて、広商そんなに強いのか?というところですが、さらに初戦が21世紀枠の県立高校との公立対決と、少々勿体ない組合せですが、まぁ勝つのは間違いないでしょう。
優勝候補の特Aは神宮大会で優勝した横浜と準優勝の広島商、そして東洋大姫路の3校が上がっていて、速球投手を擁する健大高崎はA評定で、23日に同じくA評定の敦賀気比とのガチンコ対決になります。健大高崎についてはもう何度も見ているので、もうお腹いっぱいって感じで、二松学舎の試合を観た後に3塁側に移動したいところですが、休日なのと、敦賀なら新快速1本で来れるので、恐らくスタンドは第3試合が入場のピークになりそうですから、無理をせずにそのまま1塁側から流しで観ることにします。
そして24日にこちらも優勝候補予想の東洋大姫路と広島商がぶつかる事になります。
24日の第2試合は、天理に勝って欲しかったのですが、残念ながら山梨学院が勝ってしまったので、これも休憩時間として過ごすことになりそうです。
.二大双璧は集客も抜群
それでは初日の3/22土曜日の模様を。
この日の1塁側は 早稲田実業、聖光学院、滋賀学園の3チームが出ます。早稲田実業については1981年夏に荒木大輔投手が出ていた時以来の44年ぶりの観戦(というか前回は報徳のブラバンとして友情演奏で出ていたので、試合内容も荒木投手も視界に入っておらず、見ていたのは指揮者だけでしたので記憶はほとんどありませんw)となり、初めて自側での観戦となりました。

8:17 ということでやってきました阪神甲子園駅前
快晴の土曜日とあって、そこそこ人も出ています。

当日券はあるのか? 一応外野席だけは残ってるようですね。
まぁ2週間前の売り出し開始日に買っているので自分には関係ないのですが。

今日と明日の対戦カード
土日に近畿勢が1校だけ、それも滋賀の学校なので、入場者数は期待できないのかな?

8:50 試合開始10分前の1塁側のアルプススタンド。
こちらは結構ぎっしり入っています。さすが慶応と二大双璧を張る伝統校ですが、気持ち少し空席がある分、内野席・外野席まで凄まじい入場客で埋め尽くす慶応にはちょっと負けてますね。

いよいよ試合開始です。
自由席の端の方までぎっしり席が埋まってるので、指定席の自席でこの試合は大人しく観ることにしました。売り出し開始日の朝10時から少し時間を置いてチケットを買ったので、最悪の43段目という列からは5列後ろの位置となり、そこまで悪い場所でもなかったですが、結局指定席に座ったのは後にも先にもこの1試合のみで、残りの8試合は全て自由席で観ることにしました。

相手側の高松商アルプス
全国の商業高校の中では最も統制が取れた応援をするので、地元高松から駆け付けるスタンドの迷物観客であるAKBおじさんも、学生によって羽交い絞めにされ排除されるという一幕も数年前にあった(反対側からその様子を見てました)ほどですから、伝統校ならではというところでしょうか。

なおこのAKBおじさんは、クレジット決済制になったコロナ禍以降は、アルプス席で見掛けることがほとんどなくなり、現金で買える窓口売りの外野席の通路でウロウロしてる姿を見掛ける程度となりました。現金決済ができることでんバスの応援ツアーならアルプス席にも入れると思いますが、高商からまさかの出禁を食らってるのか、今回彼らしき姿は見えませんでした(もしかしたら大人しく居たのかも知れませんが、通常は目立つ格好で走り回ってて、ちょっとした騒ぎが起きるので来ていたら分かりますからw)。高松商以外の香川県のチームの出場時に見られるかも知れません。他にもアルプス席名物だった個性的なオジサンたちはクレジット決裁化でほぼ見なくなりました。 ※なお目撃情報によると3/26にライト外野席に現れたようですw
さて野球の話に戻して、伝統校といえばこの対戦、実は101年前の1924年の第1回センバツ大会の決勝のカードでした。まさに歴史そのものですね。試合は序盤から点を重ねた早稲田実業が8-2で高松商を下し、101年ぶりのリベンジを果たしました。
.第2試合は休憩タイム
続く第2試合は福島県の聖光学院と静岡県の常葉大菊川との対戦ですが、聖光学院にはチアがいない枢軸校なのと、色々評判を見ていると、ここの応援席の辺りにいるのは辛いので、席を移動することにします。昨夏の3日目のように第3試合がどこぞの朝鮮学校という状況なら、第2試合が終わった時点でさっさと球場を後にした事もありましたが、今日は第3試合に滋賀学園があるので、この第2試合の間は後ろで休んで第3試合まで待つ事にしました。

11:35 早稲田実業の試合が終わると、自由席は一斉にお客さんがいなくなりました。
内野寄りの指定席は周りの人があまり動かないので、自分が外野寄りに移動、ここなら寝転んでも見れます。まぁ寝転ぶことはないですが、ちょうど照明灯の影が落ちる場所があったので、そこでPC広げて編集作業としました。

反対側の常葉大菊川の応援席 ちゃんとチアもいるし、あっちへ行きたいなw
常葉大菊川はこれまで2回見ていますが、いずれも対戦相手側の応援席からの観戦をしていて、2回とも菊川は負けていますので、そろそろこの辺で勝ってほしいところと、静かに願っておりましたが、残念ながらこの試合も4-3で惜しくも負けてしまいました。
.お母さん方の気持ちがわかる
第3試合はいよいよ近畿勢の滋賀学園が登場ということですが、近江高校ほどの人気はないのか、第1試合の時のようなギッシリとはスタンドは埋まりませんでしたが、その恩恵に預かって、応援席の中に入ることができました。一旦はやや後ろの方に座っていたのですが、もう少し詰めて座って下さいとのことで、最終的には割と前の方まで出てきました。

ということで、親御さん席のすぐ斜め後ろで、攻撃回の度にお母さんたちの黄色い?声援が飛びます。この場所にいると、1投1打に大きく声を出して息子さんたちを応援するお母さんたちの気持ちがよく伝わってきます。
滋賀学園と言えば、補欠部員のキレキレダンスが有名ですが、今回動きが目立っていたのは、現役の部員よりもOBたちの踊ってる姿の感もありました。まぁこの位置からだとほとんど写りませんが。

相手側の浦和実業の応援席。
初出場ということで、すごい数の生徒さんが入っています。チアはどこだ? あぁ野球ユニタイプか・・・それもねずみ色とか、華やかさゼロという感じですが、それでもいるだけマシなのか。

鉄オタに優しい?滋賀学園
メガホンは湘南カラーですし、タオルやカバンにも橙と緑の帯が入っています。そして演奏曲でも銀河鉄道999にA列車で行こうと、まさに鉄道好きに優しいチョイスですね。地元の東海道線からは湘南色の電車はとっくの昔に消滅していて、今の高校生がそれらを知る由もなさそうですが。

試合は残念ながら浦和実業の変則投手を打ち崩せず、3-0で滋賀学園は初戦敗退となりました。
ということで、現地1日目(大会第5日目)の3試合の観戦が終わりました、2日目以降の模様については次の記事で書きます。

このセンバツ大会期間中の仕事のスケジュールですが、久しぶりに土日に週休日が当たっているので、自動的に3/22・23の2日間の観戦が確定となりました。
ここで改めて、以前の記事にも書いていますが、私が高校野球の観戦に行くときに観るチームを決める基準は、①良チア優先 ②公立優先 ③遠方の学校 ④特段のトピックスがある が基準になりますが、必ずしも絶対条件ではないものの、なるべく準拠して観戦サイドを決めます。
地元のチームを応援したいとか、好きな学校を応援したいというなら簡単ですが、私のように色々と条件が付くと、座席選びも悩むところです。

左の表にありますハートマークのうち、私の好みで💗松、💚竹、💛梅、⚾菊 という順列にしてみました。
その上で今回観たい学校を選定したのが、広島商業・二松学舎大付属、沖縄尚学の3校とし、いずれも過去に1度観た学校にはなりますが、いずれも敗戦だったので勝ち試合を期待しているのと、特に二松学舎大付属については、2018年夏に雨が降る中での試合で、まともにカメラを回せず、せっかくの美人チアを撮り逃した過去があったため、再度見てみたいとして、この3校が見られる日程を検討しました。
雨天順延に関係なく、まず二松学舎は必ず観られます。 そして4日目までに1日順延があれば、土曜日に広島商の試合があること、逆に順延が無ければ24日に沖縄尚学と広島商の試合があることから、24日に有休を取れば、どちらのケースに当たっても3校中2校の試合は必ず観られるはずということで、23・23日は1塁側の、24日は3塁側のチケットを取ることにしました。
日程通りに試合が開催されれば、予定の3校の他に、初めて観る学校(表の黒字で記載)は18校中7校あり、新規観戦校リストに追加すれば、今回で100校を超える(対戦側校も含めてですが)ことになります。

ちょっと画像が小さいですが、日刊スポーツによる前評判の一覧表が記事にあったので、引用させていただくことにしました。(画像をクリックすれば元のサイズの画像が見られます。)
この日刊スポーツによる前評判ですと、なぜか広商が特Aという優勝候補に上げられていて、広商そんなに強いのか?というところですが、さらに初戦が21世紀枠の県立高校との公立対決と、少々勿体ない組合せですが、まぁ勝つのは間違いないでしょう。
優勝候補の特Aは神宮大会で優勝した横浜と準優勝の広島商、そして東洋大姫路の3校が上がっていて、速球投手を擁する健大高崎はA評定で、23日に同じくA評定の敦賀気比とのガチンコ対決になります。健大高崎についてはもう何度も見ているので、もうお腹いっぱいって感じで、二松学舎の試合を観た後に3塁側に移動したいところですが、休日なのと、敦賀なら新快速1本で来れるので、恐らくスタンドは第3試合が入場のピークになりそうですから、無理をせずにそのまま1塁側から流しで観ることにします。
そして24日にこちらも優勝候補予想の東洋大姫路と広島商がぶつかる事になります。
24日の第2試合は、天理に勝って欲しかったのですが、残念ながら山梨学院が勝ってしまったので、これも休憩時間として過ごすことになりそうです。

それでは初日の3/22土曜日の模様を。
この日の1塁側は 早稲田実業、聖光学院、滋賀学園の3チームが出ます。早稲田実業については1981年夏に荒木大輔投手が出ていた時以来の44年ぶりの観戦(というか前回は報徳のブラバンとして友情演奏で出ていたので、試合内容も荒木投手も視界に入っておらず、見ていたのは指揮者だけでしたので記憶はほとんどありませんw)となり、初めて自側での観戦となりました。

8:17 ということでやってきました阪神甲子園駅前
快晴の土曜日とあって、そこそこ人も出ています。

当日券はあるのか? 一応外野席だけは残ってるようですね。
まぁ2週間前の売り出し開始日に買っているので自分には関係ないのですが。

今日と明日の対戦カード
土日に近畿勢が1校だけ、それも滋賀の学校なので、入場者数は期待できないのかな?

8:50 試合開始10分前の1塁側のアルプススタンド。
こちらは結構ぎっしり入っています。さすが慶応と二大双璧を張る伝統校ですが、気持ち少し空席がある分、内野席・外野席まで凄まじい入場客で埋め尽くす慶応にはちょっと負けてますね。

いよいよ試合開始です。
自由席の端の方までぎっしり席が埋まってるので、指定席の自席でこの試合は大人しく観ることにしました。売り出し開始日の朝10時から少し時間を置いてチケットを買ったので、最悪の43段目という列からは5列後ろの位置となり、そこまで悪い場所でもなかったですが、結局指定席に座ったのは後にも先にもこの1試合のみで、残りの8試合は全て自由席で観ることにしました。

相手側の高松商アルプス
全国の商業高校の中では最も統制が取れた応援をするので、地元高松から駆け付けるスタンドの迷物観客であるAKBおじさんも、学生によって羽交い絞めにされ排除されるという一幕も数年前にあった(反対側からその様子を見てました)ほどですから、伝統校ならではというところでしょうか。

なおこのAKBおじさんは、クレジット決済制になったコロナ禍以降は、アルプス席で見掛けることがほとんどなくなり、現金で買える窓口売りの外野席の通路でウロウロしてる姿を見掛ける程度となりました。現金決済ができることでんバスの応援ツアーならアルプス席にも入れると思いますが、高商からまさかの出禁を食らってるのか、今回彼らしき姿は見えませんでした(もしかしたら大人しく居たのかも知れませんが、通常は目立つ格好で走り回ってて、ちょっとした騒ぎが起きるので来ていたら分かりますからw)。高松商以外の香川県のチームの出場時に見られるかも知れません。他にもアルプス席名物だった個性的なオジサンたちはクレジット決裁化でほぼ見なくなりました。 ※なお目撃情報によると3/26にライト外野席に現れたようですw
さて野球の話に戻して、伝統校といえばこの対戦、実は101年前の1924年の第1回センバツ大会の決勝のカードでした。まさに歴史そのものですね。試合は序盤から点を重ねた早稲田実業が8-2で高松商を下し、101年ぶりのリベンジを果たしました。

続く第2試合は福島県の聖光学院と静岡県の常葉大菊川との対戦ですが、聖光学院にはチアがいない枢軸校なのと、色々評判を見ていると、ここの応援席の辺りにいるのは辛いので、席を移動することにします。昨夏の3日目のように第3試合がどこぞの朝鮮学校という状況なら、第2試合が終わった時点でさっさと球場を後にした事もありましたが、今日は第3試合に滋賀学園があるので、この第2試合の間は後ろで休んで第3試合まで待つ事にしました。

11:35 早稲田実業の試合が終わると、自由席は一斉にお客さんがいなくなりました。
内野寄りの指定席は周りの人があまり動かないので、自分が外野寄りに移動、ここなら寝転んでも見れます。まぁ寝転ぶことはないですが、ちょうど照明灯の影が落ちる場所があったので、そこでPC広げて編集作業としました。

反対側の常葉大菊川の応援席 ちゃんとチアもいるし、あっちへ行きたいなw
常葉大菊川はこれまで2回見ていますが、いずれも対戦相手側の応援席からの観戦をしていて、2回とも菊川は負けていますので、そろそろこの辺で勝ってほしいところと、静かに願っておりましたが、残念ながらこの試合も4-3で惜しくも負けてしまいました。

第3試合はいよいよ近畿勢の滋賀学園が登場ということですが、近江高校ほどの人気はないのか、第1試合の時のようなギッシリとはスタンドは埋まりませんでしたが、その恩恵に預かって、応援席の中に入ることができました。一旦はやや後ろの方に座っていたのですが、もう少し詰めて座って下さいとのことで、最終的には割と前の方まで出てきました。

ということで、親御さん席のすぐ斜め後ろで、攻撃回の度にお母さんたちの黄色い?声援が飛びます。この場所にいると、1投1打に大きく声を出して息子さんたちを応援するお母さんたちの気持ちがよく伝わってきます。
滋賀学園と言えば、補欠部員のキレキレダンスが有名ですが、今回動きが目立っていたのは、現役の部員よりもOBたちの踊ってる姿の感もありました。まぁこの位置からだとほとんど写りませんが。

相手側の浦和実業の応援席。
初出場ということで、すごい数の生徒さんが入っています。チアはどこだ? あぁ野球ユニタイプか・・・それもねずみ色とか、華やかさゼロという感じですが、それでもいるだけマシなのか。

鉄オタに優しい?滋賀学園
メガホンは湘南カラーですし、タオルやカバンにも橙と緑の帯が入っています。そして演奏曲でも銀河鉄道999にA列車で行こうと、まさに鉄道好きに優しいチョイスですね。地元の東海道線からは湘南色の電車はとっくの昔に消滅していて、今の高校生がそれらを知る由もなさそうですが。

試合は残念ながら浦和実業の変則投手を打ち崩せず、3-0で滋賀学園は初戦敗退となりました。
ということで、現地1日目(大会第5日目)の3試合の観戦が終わりました、2日目以降の模様については次の記事で書きます。
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