常磐線の原発不通区間より仙台側は、原発による被害回復以外に津波被害を直接受けたことから、仙石線と同様に一部区間に於いて線路を海岸から離して内陸側へ移設する工事が必要で、その距離も長くなることから長い年月を要しました。
この不通区間は昨年4月に岩沼-浜吉田間のみ乗りましたが、途中にバス代行区間を挟んで相馬-原ノ町など一部だけ列車が走っていました。
今回は昨冬に浜吉田-新地間を内陸へ移設する工事が完了して開通したのに続き、原ノ町以南の浪江まで開通して、バス代行区間が原発周辺の区間を残すのみとなったことで、かなりの復旧感はあると思います。
浪江の町の状況を見た後に、駅の北側にある踏切へ、真新しいピカピカの支持具が太陽の光を反射しています。
1枚走行風景を撮りたかったのですが、浪江での折返し時間が9分しか無いため、撮影は諦めて駅へ戻ります。
駅へ戻ってくると、いつの間にか数名の乗客が待っていて(当たり前か)列車の到着時には総勢20人程度になりました。意外と乗客がいる?
駅の入口には営業時間の張り紙がしてあり、11時~19時以外は無人になるようです。
なお駅の中には近距離切符だけでなく、指定券も買える券売機まで置いてありました。
ここを走る列車は全て普通列車なのに、どれ程の需要があるのか分かりません。
原ノ町からの折返し列車がやってきました。
ここの浪江駅もそうなんですが、何故か駅舎の直ぐ前の1番線を使用しないで、反対側のホームを使うのが不思議でなりません。竜田もそうですし、かつて広野などもそうでした。
12:17 いよいよ仙台へ向けて電車が走り出します。
糞電車701系で、しかも窓がドロドロに汚れていたので、先が思いやられます。
次の小高で下校の高校生を乗せて、ほぼ満席に近い状況で原ノ町に到着。
この電車は原ノ町で時間調整のため19分ほど小休止。
相馬の2駅先にある新地駅で下車し、駅の南側の線路付け替え区間で撮影します。
この辺は津波に襲われて、E721系が紙くずの如く潰れ、新地駅は跨線橋を残して跡形も無く流された場所です。
線路の移設がここだけ難しかったのか、津波で被災した元駅の場所からは山側に100m程しか移転できませんでしたが、代わりに海側に堤防を兼ねた道路が建設されており、以前と景色がまるっきり変わっています。
かつての新地駅の南側の踏切を通って発電所まで車で走った風景も全くガラリと変わっているようです。
新地から次の電車に乗り、いよいよ付け替え区間を走ります。
新地を出ると、かつての海沿いから内陸側へ進路が進み、丘の中を切り通しで走る部分などもあります。堤防道路に守られる形になるため、海は見えません。
海から最も離れた辺りで高架線路になり、山下駅に到着します。
この界隈では最も乗降が多い駅です。
山下駅付近の高架から東を見ると、海側へも家が建っていて、この辺は大丈夫なのでしようか
?
あと驚いたことに、途中に踏切が複数ヶ所あります。新線建設時には踏切の設置は認められないのですが、この区間は震災による付け替えということで特例で踏切の設置が認められたのでしょうか?
そうこうするうちに付け替え区間が終わって、去年来た浜吉田駅に到着。
高架区間をあっという間に抜けてしまった感があります。
仙台に到着後は、仙石線の電車に乗り、松島湾沿いに走る列車を撮影。
ここも津波の被害でバス代行になっていた区間が復旧した場所ですが、こちらは常磐線よりは一足お先に復旧しています。
今夜は石巻市内で滞泊。明日4/6は約5年ぶりとなる気仙沼線BRTに乗ります。
この不通区間は昨年4月に岩沼-浜吉田間のみ乗りましたが、途中にバス代行区間を挟んで相馬-原ノ町など一部だけ列車が走っていました。
今回は昨冬に浜吉田-新地間を内陸へ移設する工事が完了して開通したのに続き、原ノ町以南の浪江まで開通して、バス代行区間が原発周辺の区間を残すのみとなったことで、かなりの復旧感はあると思います。
浪江の町の状況を見た後に、駅の北側にある踏切へ、真新しいピカピカの支持具が太陽の光を反射しています。
1枚走行風景を撮りたかったのですが、浪江での折返し時間が9分しか無いため、撮影は諦めて駅へ戻ります。
駅へ戻ってくると、いつの間にか数名の乗客が待っていて(当たり前か)列車の到着時には総勢20人程度になりました。意外と乗客がいる?
駅の入口には営業時間の張り紙がしてあり、11時~19時以外は無人になるようです。
なお駅の中には近距離切符だけでなく、指定券も買える券売機まで置いてありました。
ここを走る列車は全て普通列車なのに、どれ程の需要があるのか分かりません。
原ノ町からの折返し列車がやってきました。
ここの浪江駅もそうなんですが、何故か駅舎の直ぐ前の1番線を使用しないで、反対側のホームを使うのが不思議でなりません。竜田もそうですし、かつて広野などもそうでした。
12:17 いよいよ仙台へ向けて電車が走り出します。
糞電車701系で、しかも窓がドロドロに汚れていたので、先が思いやられます。
次の小高で下校の高校生を乗せて、ほぼ満席に近い状況で原ノ町に到着。
この電車は原ノ町で時間調整のため19分ほど小休止。
相馬の2駅先にある新地駅で下車し、駅の南側の線路付け替え区間で撮影します。
この辺は津波に襲われて、E721系が紙くずの如く潰れ、新地駅は跨線橋を残して跡形も無く流された場所です。
線路の移設がここだけ難しかったのか、津波で被災した元駅の場所からは山側に100m程しか移転できませんでしたが、代わりに海側に堤防を兼ねた道路が建設されており、以前と景色がまるっきり変わっています。
かつての新地駅の南側の踏切を通って発電所まで車で走った風景も全くガラリと変わっているようです。
新地から次の電車に乗り、いよいよ付け替え区間を走ります。
新地を出ると、かつての海沿いから内陸側へ進路が進み、丘の中を切り通しで走る部分などもあります。堤防道路に守られる形になるため、海は見えません。
海から最も離れた辺りで高架線路になり、山下駅に到着します。
この界隈では最も乗降が多い駅です。
山下駅付近の高架から東を見ると、海側へも家が建っていて、この辺は大丈夫なのでしようか
?
あと驚いたことに、途中に踏切が複数ヶ所あります。新線建設時には踏切の設置は認められないのですが、この区間は震災による付け替えということで特例で踏切の設置が認められたのでしょうか?
そうこうするうちに付け替え区間が終わって、去年来た浜吉田駅に到着。
高架区間をあっという間に抜けてしまった感があります。
仙台に到着後は、仙石線の電車に乗り、松島湾沿いに走る列車を撮影。
ここも津波の被害でバス代行になっていた区間が復旧した場所ですが、こちらは常磐線よりは一足お先に復旧しています。
今夜は石巻市内で滞泊。明日4/6は約5年ぶりとなる気仙沼線BRTに乗ります。