のんびり九州鉄道旅1日目(後編)となります
.まずは腹ごしらえ

9年ぶりに佐世保駅の改札を出て、表を散策して駅に戻ってきたのですが、駅弁を売っていたうどん屋さんはもうなくなっているようでした。改札を入って左手にあるこのお店は健在していました。

ログキット という佐世保バーガーのスタンドです。
注文してから作り始める焼きたてのバーガーが美味いんですが、その分値段が少々張ります。
「おじいちゃん、さっき昼ご飯食べたばっかりでしょ!」 って聞こえてきそうですが、次またいつ佐世保に来れるか分からないので、ここで買って佐世保を味わっておきます。

ということで、ハンバーガーSサイズ(648円也)を注文、前回はRサイズを頼んでえらいことになったので、今回は小さい方にしたのですが、ペロリと一瞬でした。ちょうど良い中間サイズのが欲しいですね。美味いから、これを食べるとどこかの安い冷凍バーガーが食えなくなりますって、そういえばもう4年近くあそこのバーガーチェーンに入ってないなぁ・・・
.どうしてこうなった、諫早駅

佐世保からは日中時間帯は竹松以北が各駅停車化したダウングレード版区間快速「シーサイドライナー」に乗って、大村湾を見ながら進みます。最後12両が残っていたキハ200系も全て他所に転属していったようで、52両もの大量投入されたYC1型が長崎県内をほぼ独占している状況で、このロングシート地獄に、ハウステンボスから乗ってきた外国人観光客らも閉口。定時運行以外に何のとりえもなくなった日本の公共交通機関のサービスの悪さを実感していることでしょうか。
そうこう言いながら、列車は諫早駅に到着しました。

夕方のラッシュ時とあって、駅は通勤通学客で混んで・・・いません。
いや実は2両しかない列車は結構乗客が立っている状況でした。経費削減のために、連結両数を半分に減らして詰め込み作戦絶賛展開中の地方路線あるあるがここでも展開されていました。こりゃぁますます鉄道利用しなくなりますね。

新装開店となった諫早駅で下車して駅の表に出てきました。
見かけは立派なのですが、駅のホームから長ーーーーーーいエスカレーターを登って改札を出て、そしてまた長ーーーーーーいエスカレーターを2つ乗り継いで降りてきました。
ここへ出てくるまでに5分以上掛かっていると思われます。どうしてこんな構造にしてしまったんでしょう?
以前の諫早駅だったら下りの1番線で着いたら、そのまま改札を出て数段の階段で駅前に出られたのにねぇ。

列車に乗るのにまたビルの中に入って、またエスカレーター2本を乗り継いでコンコースまで登って行きます。
表示では3階となっていますが、ビルの6階分の高さはあるでしょう。これは並行する新幹線の線路が少し高い位置にあり、その新幹線の上を超える構造としたために、ここまで高い建物になってしまいました。さらに島原鉄道に乗り換えるには一旦下まで降りる必要があります。同じホームで島鉄に乗り換えられた昔は便利だった。

新幹線と在来線の改札口が隣り同士に並んでいてそこでの乗り換えは一見便利そうに見えるのですが、この階だけのデザインに過ぎません。
これなら新幹線を高い高架上にして、2階に駅舎という、新山口や徳山駅のようにすればよかったのに、JR九州の見せかけだけの設計には車両もしかり、構造物もしかりというところですね。こんなに不便になったら、わざわざ諫早駅で下車して外へ出ようとは思わなくなります。割と好きな駅の1つだったのに、いやはや・・・

さてそんな諫早駅からは脱出すべく、メインイベントの非電化化区間の海沿いルート旅になります。
諫早から佐賀・鳥栖方面に抜ける長崎本線ルートの列車は1日に8本で、昼間は8時から16時の間に12台の1本があるだけで、朝晩の通勤通学輸送に特化しているのは以前と変わりません。

車両はキハ47の2両編成で、全部で5編成10両が江北ー諫早(一部は長崎)と、早岐の車両基地への送り込みを兼ねて、佐世保線でも走っているようで、電化区間の佐世保線の普通列車は全て架線下ディーゼル列車、そしてこちらの見捨てられた長崎本線は電気の流れていない架線下ディーゼル区間となります。

17:34 定時に発車。
下校の高校生と定時退庁の公務員かなというお客に僅かな数の旅人を乗せて列車は動き出します。
九州と言えど、秋の日没は予想以上に早く、海沿い区間に来た時にはどっぷりと日が暮れていました。

県境手前の小長井で残っていた高校生も全て降りて、車内は閑散。
列車が小長井や肥前大浦止まりで設定されているのがよく分かります。

18:38 諫早から1時間ちょっとで電化区間が再開する肥前浜に到着。
ここから鳥栖行きの普通に乗ります、今日の最終的な行き先は上熊本です。

鳥栖で降りると、昼前にうどんを食べた中央軒売店でまだ駅弁を売っていたので、焼売弁当を購入。
これが今日の夕食になりました。
鳥栖で乗り換えた813系区間快速の中で食べます。

今日のラストランナーは銀水発の八代行きですが、817系を期待していましたが、入っていたのは821系イカ釣り電車。
先に弁当食べててよかったというところでしたが、21時を回って大牟田以南はほとんど客が乗っていませんでした。
この821系を福岡から熊本地区に全編成移動させて、熊本地区にいた817系は玉突きで鹿児島に転出したそうです。
これで熊本へも来たいと思わなくなるかもね、どんどん世知辛くっていく・・・
ということで、九州1日目の旅が終わりました。

こちらが今日の移動ログになります。北九州市と福岡市の間がほぼ一直線なのは新幹線を利用したためです。
明日は朝に熊本市電の動画を撮って、その後は未定です。


9年ぶりに佐世保駅の改札を出て、表を散策して駅に戻ってきたのですが、駅弁を売っていたうどん屋さんはもうなくなっているようでした。改札を入って左手にあるこのお店は健在していました。

ログキット という佐世保バーガーのスタンドです。
注文してから作り始める焼きたてのバーガーが美味いんですが、その分値段が少々張ります。
「おじいちゃん、さっき昼ご飯食べたばっかりでしょ!」 って聞こえてきそうですが、次またいつ佐世保に来れるか分からないので、ここで買って佐世保を味わっておきます。

ということで、ハンバーガーSサイズ(648円也)を注文、前回はRサイズを頼んでえらいことになったので、今回は小さい方にしたのですが、ペロリと一瞬でした。ちょうど良い中間サイズのが欲しいですね。美味いから、これを食べるとどこかの安い冷凍バーガーが食えなくなりますって、そういえばもう4年近くあそこのバーガーチェーンに入ってないなぁ・・・


佐世保からは日中時間帯は竹松以北が各駅停車化したダウングレード版区間快速「シーサイドライナー」に乗って、大村湾を見ながら進みます。最後12両が残っていたキハ200系も全て他所に転属していったようで、52両もの大量投入されたYC1型が長崎県内をほぼ独占している状況で、このロングシート地獄に、ハウステンボスから乗ってきた外国人観光客らも閉口。定時運行以外に何のとりえもなくなった日本の公共交通機関のサービスの悪さを実感していることでしょうか。
そうこう言いながら、列車は諫早駅に到着しました。

夕方のラッシュ時とあって、駅は通勤通学客で混んで・・・いません。
いや実は2両しかない列車は結構乗客が立っている状況でした。経費削減のために、連結両数を半分に減らして詰め込み作戦絶賛展開中の地方路線あるあるがここでも展開されていました。こりゃぁますます鉄道利用しなくなりますね。

新装開店となった諫早駅で下車して駅の表に出てきました。
見かけは立派なのですが、駅のホームから長ーーーーーーいエスカレーターを登って改札を出て、そしてまた長ーーーーーーいエスカレーターを2つ乗り継いで降りてきました。
ここへ出てくるまでに5分以上掛かっていると思われます。どうしてこんな構造にしてしまったんでしょう?
以前の諫早駅だったら下りの1番線で着いたら、そのまま改札を出て数段の階段で駅前に出られたのにねぇ。

列車に乗るのにまたビルの中に入って、またエスカレーター2本を乗り継いでコンコースまで登って行きます。
表示では3階となっていますが、ビルの6階分の高さはあるでしょう。これは並行する新幹線の線路が少し高い位置にあり、その新幹線の上を超える構造としたために、ここまで高い建物になってしまいました。さらに島原鉄道に乗り換えるには一旦下まで降りる必要があります。同じホームで島鉄に乗り換えられた昔は便利だった。

新幹線と在来線の改札口が隣り同士に並んでいてそこでの乗り換えは一見便利そうに見えるのですが、この階だけのデザインに過ぎません。
これなら新幹線を高い高架上にして、2階に駅舎という、新山口や徳山駅のようにすればよかったのに、JR九州の見せかけだけの設計には車両もしかり、構造物もしかりというところですね。こんなに不便になったら、わざわざ諫早駅で下車して外へ出ようとは思わなくなります。割と好きな駅の1つだったのに、いやはや・・・

さてそんな諫早駅からは脱出すべく、メインイベントの非電化化区間の海沿いルート旅になります。
諫早から佐賀・鳥栖方面に抜ける長崎本線ルートの列車は1日に8本で、昼間は8時から16時の間に12台の1本があるだけで、朝晩の通勤通学輸送に特化しているのは以前と変わりません。

車両はキハ47の2両編成で、全部で5編成10両が江北ー諫早(一部は長崎)と、早岐の車両基地への送り込みを兼ねて、佐世保線でも走っているようで、電化区間の佐世保線の普通列車は全て架線下ディーゼル列車、そしてこちらの見捨てられた長崎本線は電気の流れていない架線下ディーゼル区間となります。

17:34 定時に発車。
下校の高校生と定時退庁の公務員かなというお客に僅かな数の旅人を乗せて列車は動き出します。
九州と言えど、秋の日没は予想以上に早く、海沿い区間に来た時にはどっぷりと日が暮れていました。

県境手前の小長井で残っていた高校生も全て降りて、車内は閑散。
列車が小長井や肥前大浦止まりで設定されているのがよく分かります。

18:38 諫早から1時間ちょっとで電化区間が再開する肥前浜に到着。
ここから鳥栖行きの普通に乗ります、今日の最終的な行き先は上熊本です。

鳥栖で降りると、昼前にうどんを食べた中央軒売店でまだ駅弁を売っていたので、焼売弁当を購入。
これが今日の夕食になりました。
鳥栖で乗り換えた813系区間快速の中で食べます。

今日のラストランナーは銀水発の八代行きですが、817系を期待していましたが、入っていたのは821系イカ釣り電車。
先に弁当食べててよかったというところでしたが、21時を回って大牟田以南はほとんど客が乗っていませんでした。
この821系を福岡から熊本地区に全編成移動させて、熊本地区にいた817系は玉突きで鹿児島に転出したそうです。
これで熊本へも来たいと思わなくなるかもね、どんどん世知辛くっていく・・・
ということで、九州1日目の旅が終わりました。

こちらが今日の移動ログになります。北九州市と福岡市の間がほぼ一直線なのは新幹線を利用したためです。
明日は朝に熊本市電の動画を撮って、その後は未定です。