六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

不便になった山陽本線旅

2021-08-27 |  出撃 at 九州地方
 少し間が開いてしまいましたが、前回の九州出撃記事の続き。
 最終日の8/6は結局朝の撮影は見送って、延々山陽本線を上ってくるだけの1日というところまでを書きましたが、そこで思わぬトラブルというかしっぺ返しというか仕打ちにあったのでちょっとだけ愚痴を書きます。
 以前なら下関を午前10時に出れば普通列車を乗り継いで、その日のうちに名古屋まで辿り着けた(更にムーンライトながらで東京方面へも乗り継げた)ので、そのつもりで朝7時に福岡を出たのでしたが、ダイヤも少々変わっていることだし少し余裕を持ってと、30分早い9時台前半に下関に着きました。これなら大丈夫だと思って案内板を見たところ、

 何? 新山口まで行く列車がないだと!
 そうです、9時半・10時の電車ともども小月止まりとなっていたのです。その後の10時半の岩国行きがありますが、この電車ではもう米原までしか帰ってこれません。
 普通列車だけで帰って来れるのはなんと、8:50の岩国行きに乗らないと間に合わなかったのです。何ちゅう不便になったんや!
 乗り慣れた区間なので、これまでの感覚で来てしまったのが悪かったんですね。
 このまま10時半の岩国行きに乗っても広島や岡山での新幹線の乗り継ぎが悪くて3区間以上乗らないと時間を取り返せないので、このまま10時の小月行きに乗りました。

 10:09 2駅先の新下関で降ります。
 ここで山陽本線から新幹線に乗り継ぐことにしました。

 10:39 こだま号に乗って2駅先の新山口に向かいます。

 新下関ー新山口間は2駅ありますが、途中の厚狭駅は追加開業駅なので、最初に開業した時の特定特急券制度の恩恵が受けられて、特急料金も990円で済みます。

 700系レールスターの車内。
 8号車自由席は2X2シートなので、グリーン車並みの居住性を誇ります。
 ビジネスマンなどで意外と座席は埋まっていました。

 11時ちょうどに新山口に到着し、新山口11:09始発の岩国行きに乗換えます。
 ダイヤ改悪前はこの列車が下関を10:01に出ていたので、下関からそのまま乗ってればよかったんですがね。

 新山口からの先はいつも通りの鈍行旅に戻って、山陽本線をひた走ります。
 快晴の瀬戸内の眺めも久々に堪能。何度見てもいいですね。

 岩国ですぐ接続の列車は白市止まりなので乗らず、1本遅らせて30分後の糸崎行きに乗換えます。というか乗らざるを得ない。この広島管内は広島-岩国間が15分おきにあったのですが、今は途中の大野浦までで、岩国まで来るのは30分毎に半減です。更に東側の白市-三原間も30分毎から1時間に1本に半減されました。広島-岩国間でいうと、国鉄時代より本数が減った感があります。
 この列車は6両編成だったのですが、1本前の列車に乗り換え客がほとんど乗っていったので、見ての通りガラガラです。
 227系6両という余裕のせいか、途中の広島でもそんなに混まずに楽に帰れました。
 糸崎からは113系の姫路行きに乗ってしまえば、姫路・米原・大垣での乗り継ぎは以前と変わりません。ということは、広島支社管内が時刻が大幅変更になってたという事です。

 しかし本当に不便になりましたね。下りの列車乗り継ぎについては、かつての長距離鈍行だった岡山発下関行きが、その後3分割され、徳山で1分乗り継ぎながらも往年のダイヤを保っていますが、上り列車の乗り継ぎは本当に悪く、九州からの帰路にはなかなか使えなくなってしまいました。

 こういった企画物の割引切符もあるのですが、利用が週末などに限られたり、原則前売り限定発売なので、車両の動きや天候次第でその日の予定が変わる私のような旅のスタイルでは使い物になりません。今回乗った新下関→新山口間 2,160円も、予め前日に「近トク1・2・3きっぷ」を購入しておれば1,500円で済んだのですが。

 ということで、対策としては旅行回数を減らすか鉄道利用を避けるしかないのかな・・・
 ちょっと愚痴ばっかりになってきたので次の記事からは鉄道モノからしばらく離れることにします。

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