六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

快晴の九州路へ(後編)

2021-08-15 |  出撃 at 九州地方
 九州出撃の後編記事になります。
 8/3大阪発のフェリーで翌8/4日に北九州に上陸して、日がなのんびり長崎本線を下って行きましたが、天気予報が好転したのを受けて急きょ8/5は熊本へ行くことにしました。

 朝6時すぎ、上熊本の電停&車庫にて
 元西鉄1000形で唯一残っている熊本市電5000型、これが動いてくれないかな? 4月に来た時は奥に入っていたので諦めたのですが、その後運用復帰という情報があり、今日も割と手前に出ているので期待してます。
 
 ということで、熊本市の中心街に来て、お城をバックに1時間近く路面電車の撮影。
 5000型は平日の朝ラッシュ時に1往復だけ動く限定運用に入るのですが、残念ながら代車が入ってきて動く姿を見ることは出来ませんでした。

 撮影を終えて熊本駅に戻ってきました。
 4月に来た時は駅前で工事をしていましたが、工事は完了して広々とした駅前広場にはなりましたが、暑い。日差しを遮る物がない。

 熊本市電を撮っている間に鹿児島本線の下り貨物が行ってしまい、ED76を撮り逃したので、今日の予定をどうするか?
 ということで熊本からは南の方へ向いて行くことにします。今日は木曜日だから、あの列車が撮れルンです。

 八代駅にやってきました。
 ここから先の区間は、JRは1年前から不通になっていて、肥薩おれんじ鉄道しか今は動いていません。
 
 肥薩おれんじ鉄道も利用客減少に悩んでおり、打開策の一つとして、おれんじ18きっぷよりも更に安い「のれる切符」というのを出していました。
 おれんじ18きっぷが当日の青春きっぷの日付印が押してあるのが条件で2,100円なのに対し、こちらの「のれる切符」は無条件で1,500円と格安の切符になっているので、今年末までですが、今のうちに乗らない手はありません。

 10:53 八代発の出水行きに乗ります。

 日奈久温泉を過ぎると右手に八代海(有明海)が広がります。
 波もほとんどなくて鏡のような景色が広がります。

 水俣を過ぎて、ちょうど鹿児島県に入りました。
 見えている高架橋は建設中の南九州自動車道で、これによって完全に景色が破壊されています。この件に関する記事は以前書いておりますが、いよいよ完成が近そうです。

 出水から川内行きに乗り継いで、阿久根を過ぎると、今度は東シナ海が広がります。
 こちらはいつも風が強くて、波もあるのですが、今日はこれでも穏やかなほうです。

 このあと薩摩高城で下車して、1駅戻って西方で撮影しましたが、この件については次の記事で書いています。


 15:37 西方で撮影後は、熊本方面へ帰ります。

 西方で乗車した時は高校生など10人ほどが乗っていたのですが、出水で大半が降り、残った3人も米ノ津で全員降りたため、米ノ津からは私1人だけの貸切状態となりました。2駅先の水俣でも誰も乗ってこず、その次の新水俣でようやく2人乗ってきました。
 たのうら御立岬公園で海水浴帰りの若者がどっと乗ってきて久々の盛況のまま八代へ向かいます。

 こちらが八代の手前で交差する肥薩線の線路。
 1年以上不通が続き、完全に草に埋もれています。鉄橋の所だけがハッキリ見えます。

 八代から鹿児島本線に乗り、宇土からは30年ぶり位に三角線に乗ります。
 途中の住吉駅で下車。

 18:58 夕暮れの住吉駅で下車して何をする?
 じつはここから25分ほど歩いてある場所に向かいます。

 やってきたのが長部田海水路。
 焼酎のCMで一躍有名になった海の中にある道路で、昼間の引き潮の時だけ道路が出現して沖に行ける場所です。
 この日は夏休み中とあって、平日なのに述べ100人近い人が入れ替わり立ち替わり訪れていました。
 「福岡わ」ナンバーも多く、遠方からの旅行客と丸わかりでした。
 長部田海水路については、これも別件で(2つ後の記事)後日記事を書きます。

 撮影後は、今日は福岡県内まで戻ります。
 最終の博多行きは817系2両編成でした。これで博多まで行くんかい?と思ったら、さすがに鳥栖でもう2両817系を繋いで、4両で博多まで行きます。

 結局福岡県内では泊まっただけで、翌8/6日もめぼしい機関車が動いていなかったため、撮影は中止にして、大人しく鈍行で山陽本線を上ることにして帰ってくるのですが、そこでまた一難ありました。これについても別件で記事を書きます。

 今回は「別件で記事を」のくだりが多くなってすいません。それだけ個別で1本書けるネタがある?ということです。でもあまり期待はしないで下さい。

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