モッタイナイ！ ミゾソバの花は美しい

昨日は行事もなくいい天気なので、上尾丸山公園へ花探に行ってきました。
湿地のほうを進んで行くと、去年見つけたヤブマメ やイシミカワ と一緒に、
とても可愛いピンクの花を見つけました。

これは、ミゾソバ （溝蕎麦） というそうです。日本全国の小川沿いや沼沢地、
湖岸などに分布するので溝の名があるそうで、昔は田のあぜなどに普通に
生えていたそうですが、今ではまったく見かけません。
よく似ているソバは白花ですがこちらはピンクで近寄るとなかなか美しく、
雑草にしておくのはモッタイナイ！

学名は学説が分かれ、タデ科タデ属 Polygonum thunbergii 、または
イヌタデ属 Persicaria thunbergii　と、属名が違うそうです。

別名をウシノヒタイ （牛の額） といい、葉に茶色の紋が入ってそう見える
らしいですが、紋は見当たりませんでした。

近くに同じ仲間の ママコノシリヌグイ もたくさんあり、ツボミの形はよく
似ているのですが、葉や花の付き方が違います。　　
　　　　　　　(埼玉県上尾市　上尾丸山公園　101003)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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ミゾソバの大群落にヒメアカタテハが舞っていました。