ガマズミに似た 白山木

白い小花が泡のようになって咲く、ハクサンボク （白山木）。
つぼみは淡いピンクです。

ガマズミのようだがどうも違うと思って調べると、レンプク
ソウ科 （旧分類スイカズラ科） ガマズミ属の常緑小高木で、
学名 Viburnum japonicum。

花の様子はガマズミと似ていますが、葉に光沢があるので区別
できます。果実はガマズミのように赤く熟し、常緑樹なのに
紅葉するらしい。

日本固有種で、寒さに弱く、西日本から台湾に分布。しかし
近年は関東地方でも育つようになっているらしいです。

寒さに弱いのになぜ石川県の白山が原産地だと誤解されてこの
名がついたのか、不思議です。白花が白山の雪のように見える、
というほうが分かりやすいと思いますが。

別名に、葉が光るので「山照らし」、また「イセビ」「イヌデマリ」。
役に立つのに 「イヌ」 というのもちょっと変ですが。
　　　　(埼玉県川口市　川口グリーンセンター　2018年3月28日、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同　4月7日)
　　　　
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上3枚は　川口グリーンセンター　2018年3月28日。

これは　同　4月7日。ほぼ終わりかけです。