草月流 森林公園のインスタレーション

今日は３が日仕事の代休で武蔵丘陵森林公園へ行ってきました。
いつもの中央口から入ると、草月流の空間インスタレーションという
表現のためのオブジェが３ヶ所に展示されていました。

インスタレーションとは、大辞泉によると　
　　「現代美術の手法の一。作品を単体としてではなく、展示する環境と
　　　有機的に関連づけることによって構想し、その総体を一つの芸術的
　　　空間として呈示すること。また、その空間。」
とあります。
森林公園のこの場所を作品と一体となった表現空間として創造する、という
ことなんですね。

写真を撮ろうとしている方に声をかけると、紅葉園の入り口の 「ボレロ　
オブ　トライアングル」　の製作者のひとり江副さんがお友達の桐田さんと
一緒にチェックに来ていたのでした。
草月流師範会の顧問と理事というお二方で、この空間インスタレーションが
できるまでのお話を伺いました。太い竹を切って曲げて固定する、製作は
まるで大工仕事のようだということで、上品なご婦人方がそんな仕事をする
とは驚きました。
生け花も、優れた発想に加えて力仕事も必要なんですね。

ここの紅葉ライトアップは11月14日 (金) から12月７日 (日) までで、
まだ少し紅葉には早いようでした。
昼間見るオブジェもなかなかですが、ライトアップされた紅葉との競演は
また一段とすばらしいのではないでしょうか。

また草月いけばな展 「花笑み」 があさって６日 (木) から11日 (火) まで
日本橋高島屋で開催されるそうで、地下鉄から直接上がらないで地上１階
から行くのが家元の作品などが見れていいそうです。
　　　　　　(埼玉県東松山市　武蔵丘陵森林公園　081104 )

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流れるような割り竹のラインと丸竹のトライアングル。

２本の太い丸竹の窓の間に紅葉がのぞいています。


　

奥へ進むと数本のモミジが真っ赤に紅葉していました。
下は白菊です。


中央口を入ってすぐの噴水の前にある　「流星のボレロ」。　
３つのオブジェがあります。
　




彫刻広場入り口の　「流星のボレロ」。　
幾つものオブジェの上にユリノキの黄葉が輝いています。