タイワンエビネは 擬宝珠から！！

擬宝珠のような形の莢の下から黄色い花が咲きだして
いました。これは一体何の花？
プレートにタイワンエビネと表記があり、あっと思い
つきました。

ラン展にもタイワンエビネが出品されていて、大温室
で咲き始めているこの花は同じ 「タイワンエビネ」 で
すが、咲き進み具合が違っているのでした。

学名の表示も違っていました。
ラン展では、カランセ・フォルモサナ　
Calanthe formosana Rolfe 1895。
熱帯雨林温室では、シノニムの スタイログロッスム・
スペキオスム　
Styloglossum speciosum (Blume) T.Yukawa & P.J.Cribb 2014。

中国海南島、香港、台湾、マレーシア半島、タイ、ジャワ、
ボルネオ、スマトラ、フィリピンの、標高100 ～1900 mの、
高温～冷涼を好む大型のラン原種で、地生種です。
　　　(茨城県つくば市　筑波実験植物園　2021年11月1日)

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これがラン展の出展株。上より咲き進んでいます。