花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

百重の白ハス 西湖蓮

2007年07月15日 09時43分32秒 | 蓮・スイレン 
ガクがうす緑で、中から真っ白な花が開くハス、西湖蓮。
花弁数 100~120枚、花径18~20cm。
開きかけのつぼみの中にハスの実の元ができています。

西湖は富士五湖かと思いましたがそうではなく、別名を詩仙堂西湖蓮と
いい、京都市左京区一乗寺門口町の詩仙堂に古くから伝わる日本在来種
だそうです。

徳川家康に仕えた武士石川丈山がのちに隠棲した詩仙堂は丈山寺という
名の曹洞宗の寺院で、その一室の壁に、狩野探幽に描かせた中国の詩仙
三十六人の肖像と詩があることから、いつしか詩仙堂と呼ばれるように
なったとのこと。

愛知県教育委員会の 愛知エースネット を要約すると、
   石川丈山は、江戸時代の初めに武士として、のち文人として活躍した。
   丈山は現在の安城市和泉町で武士の子として生まれた。
   小さいころから優れたところがあり、2歳のころの話を後になって話した
   り、4歳の時には本証寺まで24キロを歩いたという話も残っている。
   1598年(慶長 3) 15才で徳川家康の近侍となる。 
   1615年(元和元)大坂夏の陣で敵将佐々十左衛門を討ち取る手柄を立てたが
   家康の命令を聞かなかったと言われて、褒賞がもらえなかった。
   それで武士をやめ、林羅山の勧めにより羅山の師である大儒者藤原惺窩の
   教えを受け学問に励んだ。
   90歳の長寿を全うし、特に隷書 (れいしょ) と呼ばれる多くの作品を残して
   いる。 
ということです

石川丈山もこの西湖蓮を愛でていたのでしょうか。
     (埼玉県行田市 古代蓮の里 070707)

             白百重のハスに詩仙の薫りかな  rocky


     ◆このブログの検索ウインドウが左下にあります。 
       短い1単語だけで検索してください。 2単語以上だと機能しません。

     にほんブログ村 花ブログへ ←クリックすると私の「花の公園」にポイントが入ります。 
                応援お願いします。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黒鳥と白鳥のツーショット | トップ | 小グルマより大きい大グルマ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白い蓮も素敵! (ミキの雑記帳)
2007-07-15 13:48:28
rockyさんこんにちは。
いつも見せていただいています。
大きな画像に圧倒されて・・・
それと一句も読んでいます。
この蓮の白いつぼみ思わず
覗いてしまいました。神秘的です。
蓮もいろいろな色のあることを知りました。
それからニゲラの花もまだ見たことがないのですが
じっくりと見せていただきました。
ありがとうございます。
返信する
ミキさん (rocky)
2007-07-16 09:21:15
いらっしゃい。
開きかけの蓮の花の中に蓮の実があって、
実を包むかたちの物が下から盛り上がって
くるようです。
初めて見た時はとても不思議でした。

返信する

コメントを投稿

蓮・スイレン 」カテゴリの最新記事