花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

あの 小林よしのり氏 が安保法制批判

2015年07月16日 11時13分34秒 | 本、HP制作、写真のアップ       
小林よしのり氏が阿部政権の安保法制について、「弁護士ドットコム」 のインタビューに答えてまっとうな批判を加えています (7月14日掲載)。右翼のゴリゴリかと思っていましたが、意外にまともなのに驚きました。そして立憲主義を守ることが大切だと訴えています。

以下に要約します。

~ (今の安保法案に反対するのは) あの法案がひとえに 「アメリカ」 を向いているから。政府があの法案を通したい理由は、「夏までにこの法案を通す」 ってアメリカに約束したからで、「従米法案」 だからダメだと言っている。こんな法案に賛成するやつのどこが保守ですか。屈辱ですよ。
集団的自衛権をやりたいなら、憲法を改正して、自衛隊を軍隊にするしかない。絶対にそれしかない。いま、立憲主義を守るのか、国際関係の逼迫感なのか、この2つが天秤にかかっている。国際安全保障環境がものすごいきびしいというが、冷戦時代のほうがすごかった。ワシが問題視しているのは、「立憲主義の危機」 なんですよ。憲法9条の危機ではない。

日本が近代国家として、「法の支配」 を守ろうという前提があるのなら、立憲主義を大事にしないと何にもならない。立憲主義を壊してでも、対処しなければならない危機があるというけど、それは 「権力に暴走を許せ」 ということ。それが自称 「保守」 の論理なんだ。
ワシは違う。権力が暴走して国を滅ぼすことは、現実にあった。権力はやはり縛らないといけない。必ずしも軍人だけが暴走するのではなくて、シビリアン・コントロールをしても、シビリアンだって暴走する可能性があります。権力をしばる立憲主義の原則は絶対に崩してはならない。 ~

現法案は 「従米法案」 で、シビリアンも暴走する、とはよく言ったと思います。こういう意見を知って、自民党執行部が勉強会への講師依頼をキャンセルさせたのでしょうか。議員として人間として信念を問われる問題なのに、自民党議員は今やうっかり物もいえないし、マスコミには出るなと指示される始末。まったく独裁政治と変わらなくなってしまいました。

閣議決定で憲法を実質的に改変してしまうということは国の将来を危うくする事で、それが安全保障のためだというのはブラックジョークです。数の横暴で法案は成立するかもしれないが、今後は自民党にきついお灸をすえて、独裁をやめさせる以外にないでしょう。
     (わが家で  20015年7月16日)
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