北欧神話の雷神 トール のバラ

深紅の八重の花びらに荒々しいしわが刻まれている大輪のバラ、
トール Thor　(Large-Flowered Climber, Rambler)。

微かなダマスクの香りがありますが、ダマスク香でないという意見
もあるようです。

トール Thor (古ノルド語でTorr) は北欧神話に登場する主要神の
一柱であり、雷・稲光・暴風と樫を伴い、ハンマーを振るって敵の
巨人と戦う神です。推定発音は 「ソール」 に近いようです。

トールは北欧神話のみならずゲルマン人の信仰に広く見られる神で、
雷神とされ、木曜日を意味する英語 Thursday はトールの日 Thor's
day で、同じドイツ語 Donnerstag もトールが語源です。
元来は主神オーディンと同格以上の地位にあったそうです。

作出者　　アメリカ　Michael Henry Horvath　 1940年。
　　　　　　 (千葉県佐倉市　佐倉草ぶえの丘　　2013年5月14日)
　　

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