ひな祭りに 香りのファレノプシス

今日はひなまつり。妻がお向かいの婆さんたちに声をかけて、うちの婆ちゃ
を囲んで 「婆ひな祭り」 を計画。午後から集まるようです。

ひな祭りらしい華やかなランを、ということで、ファレノプシズ・シレリアナ
Phalaenopsis schileriana 。

フィリピン原産で、原種としては最も美しく華麗なものの一つといわれます。
多ければ1株で400以上もの花をつけることがあるそうで、現在の大輪系
ファレノプシスの大本となる品種の一つです。

ハンブルグ領事 Schiller 氏が1858年にマニラから入手したラン30株の中
からたった１株だけ生き残り、花を咲かせたのがこれだそうで、1860年に
H.G. Reichenbach 氏が記述しました。Schileriana は シラー領事の名を
採ったものです。
またイギリスで初めて咲いたのは1862年のことだそうです。

このファレノブシスには微かな香りがあり、初めはバラの香りで、それから
スズランに、あるいはバイオレットの混じったゲッケイジュの香りに変化
するといわれます。しかしすべての花に香りがあるわけではないようです。
　　　(参考: Espèces de Phalaenopsis )

　　　（東京都文京区　東京ドーム　2015年2月17日、2013年2月16日）


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上３枚は東京ドーム　世界らん展　2015年2月17日。

下は同　2013年2月16日。カメラの設定を失敗しました。