花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

大柄・大輪の リージャン・ローズ

2014年05月19日 06時41分26秒 | ばら     
ミディアムピンクで、半八重の浅いカップ咲きのバラ、リージャン・ロード・
クライマー Lijiang Road Climber (Hybrid Gigantea, Tea, Climber)。
別名に  Lijiang Rose (当初販売名、綴りは Lijang Rose とも) 。

花径8~10cmほどの大輪で、アプリコットかピーチの混じった、ティー系
特有の強い香りがあります。大柄なロサ・ギガンティア R.gigantia と栽培
されたロサ・クロス・オドラータ Rosa X odorata との交雑と推定され、強健
で、放っておくととても大株になるようです。早咲き・一季咲きです。

NOIBARA さんによると、中国雲南省の麗江路 (リージャン・ロード) 沿いに
植栽されていたのを、イギリスの Roger Phillips と Martyn Rix が発見し (1993)、
この名前が付けられたとのことです。 

しかし HMFでは、イタリアの Gianlupo Osti が1995年に発見し Walter Branchi
が販売しているが、日本の "Encyclopedia of Roses" (バラ百科事典) では
Roger と Martyn の発見としている、とあります。
(NOIBARA さんのアドレスに encyclopedia とありますが・・・。)

Roger と Martyn の会社 Roger Phillips' Roses の公式HP を見ると、この品種
をロサ・ギガンティアと栽培されたロサ・クロス・オドラータとの交雑と推定し、
麗江峡谷では一般的なバラで、採集後育成されていてイタリアの Walter
Branchi で求めることができよう、と記述しています。

発見したのが自分たちであると書いていないこと、育成・販売が彼らの提携
しているナーセリーではないこと、などから、HMFの記述が正しいようです。
 
発見者  イタリア  Gianlupo Osti  1995年。
販売者  イタリアで Walter Branchi 1995年頃、Lijiang Rose 名で。

       (千葉県佐倉市 佐倉草ぶえの丘 2014年5月17日)


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たしかにアーチなどに仕立てないと、とんでもない暴れ方です。


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