怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

教材屋

2016年08月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
来週、小学校に入学するドイツ人両親のドイツ人A君。
生後六ヶ月くらいからの付き合いだ。あんな赤ん坊がもう、学校に行く年齢になったのね、と他人の子のことながら感動。
学校から渡された印刷物。

在独日本人のブログを読んでいると、ときどきテーマになっている、入学時に必要な物資のリストだ。
ドイツに生まれ育った人なら、どんなものかすぐに想像できるが、外国から来た者には意味がわかってもちょいと迷うと思われる。
「大きなスティックのリ」
とあるのだが、具体的にどの大きさなのか指示がない。
まあ、ここはそんなに物資の種類が無いから、行った店で一番大きいのを選べば間違いないのだろうな。

ここって、教材屋のようなものが無いのだろうな。
学校に出入りして、教員や子供が学習に使う道具を売り込むような業者は日本では普通にいるのに。
入学の際も、教材屋がまとめて販売するような考えには至らないドイツ。
教員は、学校を移動することがほとんど無いらしい。
20歳代で教員をはじめて、定年まで同じ学校で教えるのが普通らしい。
近所に住む義母の弟の娘31歳はミュンヘンの小学校で教えている。週末に実家に戻ってくる。
彼女のお母さんは「もっと近くに勤務先があるといいのだけれどね」とそれとなく娘をそばにおきたがっていることを言っていた。
本人が希望して、その学校に空きがあれば転勤できるのかしら。

教材屋が存在していたら、その学校に何十年も勤める教員と仲良くなっちゃって、いろいろニュースになりそうな事件が起こりそうだから、やっぱりドイツに教材屋は必要ないのかな、うほほっ


シンガポールに住みたい

2016年08月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
最近知り合った在独日本人女性E子さんが、六年もの間シンガポールに住んでいたことを知った。
彼女も私も欧州の環境や欧州人という人種にちょいと馴染めないほうだ。
見かけもそうだが、食べるものも洋の東西で合わないものが多い。
シンガポール・マレーシアの料理は一般的にとても好まれる。多民族国家であることの大きな利点かも。
難民で溢れている西欧州もそれに続くかな、もっと食べるものがおいしくなるかなあ。アフガニスタン料理など、かなりおいしいんだ。
それにしても、彼女のシンガポール生活経験はとてもうらやましい。毎日、おいしいものを食べていたのだろうなぁ。

マレーシア在住友人からの画像。
「今、食べています」ですって。
ベジタリアン用肉骨茶(バクテ、と読む)ですって。
もしかして、イスラム教徒のマレー系などへの販売も意識したのかなぁ。普通は豚肉を使うこの料理だもの。

ああ、おいしそう・・・
おいしいものたくさんのシンガポールに六年も住むと太るだろうな。まだ、E子さんには逢っていないけれど、ふっくらした人なのかな。
いや、すでにドイツ生活も長くなってきているようだから、私のように痩せてしまったかも・・・

ああ、油條食べたい!
何年も前に、近所在住の中国人が市販のピザ生地を使って作っていたことを思い出す。
確か、ブログ記事にもしたはずだ。どこかなぁ。書いた本人も探せない!



義母の仕事

2016年08月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母旅行中で、男二人の世話係の私。
今日は昼食に夫の好物を作ることになった。
義母は「冷凍してあるのを使ってよろしい」と言っていたのだが、私はちょいと興味があって、畑から引っこ抜いて作ってみたいと思った。

不断草。たくましい印象。高さ50センチくらいに育っていた。ぐいと引っ張ってもなかなか抜けなかった。
根のところ、茎や葉っぱの部分にも土が付いているので、そのまま台所に持っていくのは気が引ける。
雨水を溜めてあるドラム缶で、ざっと汚れを落とさなくては。
そこにはボウフラがたくさん住んでいるのよねー。ああー、ボウフラくっついちゃうぞ、ぎゃー。
 
幸いなことに、ボウフラはそんなに目立つ大きさではないので、あまり気にせず作業ができた。
茎の部分は破棄してしまった。後から考えたら、その部分も柔らかく煮て食べられたのに。
義母の真似を考えずにすると、損することもあるんだ。
 
軽く湯がいて、細かく切って、煮込んでスープの素で調味する。

義母は仕上げにかなりの量の生クリームを入れる。
義母がいないので、私流に生クリームはちょびっとだけ!サラダも油抜きにしたし、ソースのたまねぎを炒めるときも極少量の油しか入れなかった。
畑から材料を抜いてくる作業から始まったので、なんだかとても緊張した。
写真撮影も、私一人で料理していると、手が濡れていてなかなかカメラを持つことができない。
不断草ソースの他には、自家製ズッキーニの煮物、自家製きゅうりとトマトのサラダ、そして目玉焼き。
うん、台所を一人で占領できるって、楽しいなー。


さて、家事は楽しいことばかりではない。
義母は私にクロイチゴの収穫を命じていた。

見かけは平和そうな、クロイチゴの植わっている車庫の裏側。
近づくと、ブンブンと虫が飛んでいるんだ。クモの巣もあちこちにある。刺されたら自分で抜くのが困難で、運悪いと命にかかわる病気になるダニだってどこかに隠れているぞ。

なるべく手早く・・・と最初のうちは思っていたが、だんだん夢中になってきて、ダニやハエのことなど頭から抜けてしまった。
だ、大丈夫かな??
後で、身体中を観察、変な虫がついていないかチェックしよう!
ああ、庭仕事は命がけ。