義両親たちの誕生日は十日ほどしか違わないので、一緒に祝ったほうが面倒ではないと思うのだけれど、ここではそのような怠惰さは許されないようだ。
戦後しばらくまでは、この周辺の田舎では誕生日を祝うことなどしなかったと、今日も義母は言っていた。
こうした甘いお菓子も田舎の人たちが普通に口にできるようになったのは戦後しばらくしてから、と何度も聞かされた。
意外なことなのだが、生クリームもかなり最近の品らしい。ほんとうかしら、義母の記憶違いじゃあないかしら。
あるいは、この集落が極端にビンボーだったとか?
まあ、こんな風に毎週のようにケーキを食べられる平和なドイツ生活に感謝しなければならないかな。
今日も続々と欧州目指してボートでやってくる難民たちの映像を観た。
彼らの故郷ではケーキを食べることは難しいのだろうか。
こちらは先ほどマレーシアから送られてきた写真。
義母と同じ誕生日。右から二番目の子だ。
送られてくる様々な写真は、こちらの生活より華やかな印象を感じるものが多い。
このケーキ、おいしそう。
生クリームを使っているのかしら?暖かい気候の地域で生クリームは非常に高価だろう。
お義母さんとこの子、お誕生日おめでとう。
戦後しばらくまでは、この周辺の田舎では誕生日を祝うことなどしなかったと、今日も義母は言っていた。
こうした甘いお菓子も田舎の人たちが普通に口にできるようになったのは戦後しばらくしてから、と何度も聞かされた。
意外なことなのだが、生クリームもかなり最近の品らしい。ほんとうかしら、義母の記憶違いじゃあないかしら。
あるいは、この集落が極端にビンボーだったとか?
まあ、こんな風に毎週のようにケーキを食べられる平和なドイツ生活に感謝しなければならないかな。
今日も続々と欧州目指してボートでやってくる難民たちの映像を観た。
彼らの故郷ではケーキを食べることは難しいのだろうか。
こちらは先ほどマレーシアから送られてきた写真。
義母と同じ誕生日。右から二番目の子だ。
送られてくる様々な写真は、こちらの生活より華やかな印象を感じるものが多い。
このケーキ、おいしそう。
生クリームを使っているのかしら?暖かい気候の地域で生クリームは非常に高価だろう。
お義母さんとこの子、お誕生日おめでとう。