あのですね。
最初にお伝えいたしますが、超高齢猫になると、毛づくろいをする体力と筋力がないので、ほぼ毛づくろいはしなくなってきますのよ。
のりまきなんて、18歳ごろに心臓が悪くなって以来、ただの一度も毛づくろいしなかったので、タマ毛はぼーぼーだし、手々毛だってピヨッと抜け毛の塊がこんにちはしてたし、ブラッシングだけでは取り切れないものがあちこちにこんにちはしていたんですよっ。
ふじこもなすびも、腎臓の数値が測れないほど振り切ってくると、毛づくろいがどうだとかいう状態ではないし。
そんな中、いな爺はまだ顔は洗う。
(人間なら100歳のじーさんが食事の支度をして、ご飯食べて、片付けする感じ)
洗うが、足腰がヨロっているので、たまにコロンと倒れてしまうので、見るとは支えてやるんだけど、最近は寝転んだらええやんな、ということに気づき、寝転んで顔洗っている。
でもたまに、手々毛がピヨッと出てるので、ボフッと抜くと、すっげぇ嫌がられ、3回ぐらい抜くと、思っきり噛まれましたw
そんな元気なジジイなのですが、おやびんに動画を見せていたら、あごの辺、なんかおかしくないか??と言われ、どれどれと見ると、ムダ毛がこんにちはしていた。
引っ張るとボフッと塊が抜け、まだなんか出ているので、ボフボフボフボフ抜いていたら、あごがすっかりつるつるになってしまったw
【毟られました・・・・グスン】
がっ!!
毛が抜けたところが、なんだか腫れており、腫れたことが原因で毛が抜けたことが判明。
変色はしておらず、悪い感じは受けないが、親指の爪ぐらいの大きさでぷっくり腫れてる。
おやびんに報告すると
つるつる!?
そんなにむしったんかwwwwwwwwwww
この寒空にwwwwwwwwww
とか責められるw
まあ、確かに氷点下だなんだかんだ言われていた日だったけどwwwww
アゴ寒ですよ、ええっ。
痛くないみたいだけど、治るような類のものなら治してやった方がよかろうと、次の日獣医さんに。
獣医さんの患獣さんの中で、いなりが最高齢のようで、行くと美人助手のお二人から黄色い声が(笑)
優秀な獣医さんに連れて行っているにもかかわらず、治りそうなら治してやって~、というやる気のないオーダーをするw
(治らんようなものなら&治療がつらいものなら、なんもせんでいいよとゆー、コンセンサスが取れているのでw)
見立てとしては、牙の横の歯の付け根が赤いので、これが膿んでその腫れが下に行ったんじゃないかということになり・・・
なら、抗生剤が効けばいいねー、効かんかったらまた考えればいいねー、ということで、プッスリと抗生剤の注射を尻に打たれ終了。
次の日、血膿がじわじわと出てきてて、膿決定。
歯と歯茎の問題は、高齢になればなるほど、腎臓が悪くなればなるほど出てくる問題なんだけどねぇぇぇ。
だーいぶスカスカになった口の中w
治るものなのか、治療すべきなことなのかは、人も動物も高齢になればなるほど、なかなか難しいジャッジにはなるけど、穏やかな時間が過ごせる方法を選択していこう。