すみません、邪魔です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【生ゴミごっこを楽しむいなり↑】

最近、工事が始まり騒音が激しい。大きな音が大嫌いな「のりまき」は、トイレの棚に避難するようになってしまった。
黒いのりまきは、奥の方に入って行くと黒くて分からなくなってしまう。気をつけてはいたものの、トイレに閉じ込めてしまった。
今日は外出の予定はなかったため、早めに気づいたのだが、ドアを開けてやった時は「ふにゃ～ふにゃ～」と大喜び。
くっついて離れなくなってしまった。
可愛いのだけれど、歩くのに非常に邪魔で仕方がない。

わしび？

【最近のいなりのお気に入りの場所はダイニングの椅子】
以前、飼い主の習性で、ついつい、
変形した名前で呼んでしまうことを書いた。最近はくだらない事をせず、きちんと名前で呼んでいたのだが、やはり習性は隠せない。むらむらとして、
つい……。
「なすび」を「なしび」→「わしび！」と言ってしまった。

そうしたら、なんと、めちゃくちゃ喜ぶ「なすび」。
返事もきちんとするし、喜んでやってくる。

………。わしび？

いくら音が似ているからと言って、なすびに納得できない。

「だめだ、だめだ！　おまえはなすびだっ！」

でも、たまに「わしび？」と呼ぶと異様に反応がよい。
何なんだ！　意味がわかりませんぞ。

小学生以来の出来事

【ちょっと古い写真ですが、全員同じ格好で爆睡です】
家の中に洗濯物を干していたので、かがみながら何かを運んでいたら……。

柱というのは突然、その存在感を示す。
「ゴン！」
という低い音がしたために、猫たちは音の方を向く。

その先には「うお～！」と年甲斐もなく、頭を抱えて転がる３４歳の女。つまり私だ。

１分後には、おでこの真ん中に、ぷっくりと、いわゆる「タンコブ」なるものが姿を現してきた。

普段、おでこを意識して生活する事は稀である。
しかし、風呂、洗顔・顔の手入れ、化粧、就寝に至るまで、おでこを意識して生活する事を余儀なくされている。

脱力系オヤジ

久しぶりに親父と飯。マンシンョンの下に気のいいおじさんの居酒屋があるので、例にもれずそこで飲んで部屋に。

ハゲで人相の悪い親父は、しばしばその筋の人と間違えられる。
しかし、今日は猫たちが逃げないし、寄って来るのに気を良くし「ふじぃこぉ～」「いなぁりぃ～」と、どっから声出しとんねん！という感じで、体中の力を全て捨て去って帰っていった。

脱力系オヤジ！
仕事大変なのかいな。

猫どもに足をスリスリされてご機嫌で帰っていったが、
「顔がくさくなるから、スリスリ禁止ぢゃ！」と力いっぱい言っていた私の声は届かず（-_-）

ネコバカの言い分

【足が長いいなりです】
ネコの顔には犬よりも筋肉パーツが多く、微妙な表情をする事が可能だと言う。

そうだったのか。目を細めて愛情を示すなすびはもちろん、ネコタワーから足を踏み外して落ちた時の、いなりの落ち込んだ表情。遊んでくれといったのに、私が遊べない時のイライラしたふじこの表情、「やることないねぇ」と言わんばかりの顔をして、ひっくり返って手足を丸めているのりまき。あれは私の幻想でも妄想でもなく、事実だったのだ！

私は猫異常愛好者ではなく、猫正常愛好者、つまりただのネコバカであることが１つ証明できた。
（証明になってるか？！）

甘え方いろいろ

普通ネコは相手にしてほしい時、
（１）スリスリする（頭突きする）
（２）床にゴロゴロする
（３）飼い主をペロペロ舐める
（４）かわいい声でなく
（５）とにかくデカイ声でなく
まあ、こんなとこだと思う。

「なすび」と「ふじこ」と「のりまき」は、究極に相手にしてほしい時、
寝転ぶ私の腹を４本全ての足で踏んで横断する。
たかが横幅２０センチそこそこであるにも関わらず、４本全てで踏みつけていくのだ。
移動するのが目的であれば、踏むのは１本で充分であると思われるが、彼らは、たまにこうして実力行使をしてくる（何の実力？）

延髄切りの「いなり」は絶対に私を踏みつける事はしない。
幅跳びの選手顔負けの脚力で、足の先からジャンプし、頭の向こうに着地する。
私は顔の上を飛ぶ白い腹を、下から見る事ができる。
ただし、一度だけ着地に失敗し、顔に腹が落ちた時がある。
（息ができん！）
一番びっくりしていたのは、いなりだった。

私は怒る気になれるわけもなく、天井を向いたまま「着地失敗禁止！」と禁止事項を言い渡していた記憶がある。
いなりにはたくさんの禁止事項が言い渡されている。

ほんの数秒間の出来事

調査報告書が完成し、ぼけぇ～っと
テレビを見ていた時の事。
いつものように焼酎のロックを飲みながら、おっさんのようにあぐらをかいて、タバコを吸いつつ、テレビを見るとはなく、ぼけぇ～っと見ていた。
ネコは晩ご飯を食べて満足したのか、しばしくつろいだ後、追いかけっこをはじめた。
これもいつもの風景である。

と、その時、首の後ろを軟らかい鈍器のようなもので殴られ、まるで起き上がりコボシのように前につんのめり、元のダルマ状態に戻る。

人間の脳はすごい。
たったその間にさまざまな状況分析をする。
（軟らかい鈍器なんてありえん。あの感触は……。）
記憶を司る海馬がフル回転する。
（ネコの肉球じゃん！）

上体を起こしながら、後ろを振り向くと全員が、この上なく「ヤバイ」という顔をして、体を舐めたりうつむいたりしている。
追いかけっこは一瞬にしてストップだ。

何が起こったか。
恐らく、追いかけっこをしていた誰かが追い詰められ、
目の前のダルマの首を蹴り倒してＵターンしたのだ。
犯人は間違いなく、「いなり」だ。

なぜか。
「のりまき」と「なすび」は、ネコなのにジャンプ力はない。
「ふじこ」は足の感触はもっと小さい。
全員-「なすび」-「のりまき」-「ふじこ」＝「いなり」
簡単な計算である。

怒る気にもなれない。ただうつむくいなりを見つめ
「延髄切り禁止！」と禁止事項を発表しただけである。

皆さんありがとうございます！

いつもここへ訪れてくださる方、いつもありがとうございます。頂くコメントの方が面白いと、「うっ、やられた！」と倒れています。
このたび、粋人（イキモノ）観察に紹介される事になりました。
アクセス数の多い「もげきゃっち」のろぷさんや、「うちのうにねこｂｌｏｇ」のゆにさんや、「ハトキャンプ」のハトさん、「マヨイゴ」のりみさん、>、「bad_cat」のあさがおさん、「日々の記録」のｔｏｓｈｉｋａｔｓｕさん、他、コメントを頂いたみなさんのところに出入させて頂いているからだと思います。皆さんのおかげです。ありがとうございます。

おかんネタについても粋人観察で触れられるようで、おかんにも知らせてやろうと思ったのだけれど……。これは非常に難しい。
以前「ねぇ、インターネットってどこに売っとるの？」と真剣に聞いていたヤツである。
ＶＨＳのビデオデッキにＤＶＤの入りそうなところがないので電話してきたヤツである。

やれやれ（；-_-）=3 フゥ

↑こんな天然老人に伝えるすべを持っている方、伝達方法を教えてください。

やってやろうじゃないのっ。

新聞に隠れて遊ぶなすび。新聞の真中に穴をあけて首を突っ込んだ状態で何かを狙っております。

１０月にまた元上司と元々上司とで、ここで酒盛りする事になった。元上司はダイエット中、元々上司は「痛風」と判明。
献立はまさにじいさま用の食事というか、つまみを作らなければならなくなった。

通風の知識がなかったので調べて見ると、臓物系や卵・卵子・精巣系・豆・種系は全て食べすぎは禁物らしい。安心して食べられるのは野菜。肉よりは魚がよい。味は薄味らしい。

ダイエット男は少量で美味いものを食わせろと、わがままな事を言っている　(;｀Ｏ´）ｏオイッ

ここまで規制がかかると「やったろうじゃん」と燃える。ストレスなく食べさせてやろうじゃないの。

この気持ちは、なすびといなりが膀胱炎になった時の気持ちとよく似ている。

あの時は、全く薬を飲まなかった。薬を見ただけで逃げてしまう。
考えに考え、薬を飲んでいるというストレスを感じさせないように、いろいろと試して成功したのは、小さく砕いた薬の一粒一粒を、小さく切ったオブラートに包み、水分の多いエサに混ぜて飲ませることにたどりついた。この方法はどんな苦い薬も大丈夫だった。

ということで、通風男とダイエット男との飲み会は、私の中で、病気のネコの食事を用意する事と、現在イコールになっている。

みんな待っている

最近は、夕方６時過ぎても仕事をする事がある。それが気に入らないらしく、私が仕事をやめるまで、全員が仕事場に集合して待っているのだ。

なすびは文句の１つも言わず、パソコンの横で私をにらみ付けでいる。

ふじことのりまきは後ろでぽつんと座って待っているし、いなりはギャアギャアないて邪魔しまくり。

調査報告出来上がり！

もう仕事やめて、リビングで飲むぞ！

キスの味

テレビでポチたまを見ていたときのショット。テレビに映った猫の方がふじこよりデカイ！

さて、ろぷさんのところでキスの記事があったので、最近のキスの話を。
最近のキスといえば、けもけもとした感触の中にちくちくするヒゲと牙の感触……。
ネコだ。（号泣）
従ってキスの味は、やや魚くさい感じである。

なすびは毎朝モーニングキスをしてくれる、というかそのまま顔がスライドするので、牙で痛かったりする。

いなりの唇（？）を無理やり奪う時、彼は全身にこの上なく力を入れて、一世一代の我慢をしている。

のりまきは、この上なくクネクネしながら逃げようとするが、たいていは捕まり、クネクネしたままぶちゅっ。

ふじこは……。顔を近づけるだけで物すごく嫌な顔をして、一定の距離内に顔が近づけないように後進する。どんどん後進する。
めんどくさいので、深追いはしない。ふじこだけは難を逃れている。

敬語

わがままなふじこを見ていたら、急に敬語で話し掛けたくなった。
「御ふじこ様、そこにいらしたのですか。気づかずに申し訳ございませんでした」
「ごようでございますか？　もう５時半ですね。ぽんぽんがお空きになったのですね」
「まあまあ、そんなところにスリスリされてはなりません。お顔が汚れてしまいますよ」

言っている自分とふじこを、遠くから眺める自分が「あほか」と言っている。

箱入り老人

これは「通りがかりの幽霊」が見える、友人Ｍの作品です。
ネコの携帯のストラップをたくさん作ったのを持ってきたので、写真に撮りました。内輪では大人気です。

さて、おかんが「子猫」という映画のＤＶＤを買って来たという。
いざ見ようとして、電話がかかってきた。その時の会話である。

「でぃぶいでぃって、どうやって入れるの」
「まさか、普通のビデオデッキで見ようとしとる？」
「見れんの！？」

………。ああ、やっぱり。

「ＤＶＤ用のデッキでしか見れんよ」
「ええっ！知らんがね、そんな事。え～、じゃあ見れんのぉぉぉ～」
「親父が帰ってきたら、これどおやって見るのって聞いてみや」

会話は以上である。

……。おかんは「箱入り老人」である。

ウチの猫茶碗

100円ショップで購入した猫茶碗。
各4枚ずつある。
ふじこは深めの器が嫌いである。
ウエットとドライは別々に食べたいとおっしゃるので、平たい器に「ドライの山」と「ウエットの山」を作って盛り付ける。
あとの子は比較的、自分の好きなエサであれば、どうでもいいようだ。

私はその都度、人間の食器と一緒に洗うのだが、母はこのスタイルは嫌いらしい。
「人間の食器と一緒に洗っとるの！」
というが、母は猫の器をあまり洗わない。
「猫の器、洗わんのぉ～。信じられ～ん」
と、とりあえず無駄口のたたきあいになる。

これも親孝行のうちと、と私は思っているが、母はいちいち楯突く私を、親不孝者と思っている。

なんだって？

「あっ、窓に人！」そう叫んだのは友人Ｍ。
なんだって？！　ここは五階だぞ。

「誰？」
恐る恐るＭに尋ねる。

「多分、通りすがりの人」
なんだと！　ここは五階だっちゅうに。

彼女はいろいろなものが見えるらしい。
ありがたい事に、私は最近は全く見えないので嬉しい。

ただ、たまにネコが何もないところの何かを見つめたり警戒する時がある。
そういう時は通りすがりの人がいるのだろうか（汗）