★ここ数年9月からの約2ヶ月は、日常の生活から離れた特別な毎日を送るようになっている。
娘一家がアメリカのIrvine に住んでいて、家内はもう10年も毎年遊びに行っているのである。
娘一家は孫3人が男ばかりだから、女独特の買い物も一緒に行きたいらしいし、日常生活の『家政婦』としても家内は役に立つようである。
家内も、2ヶ月の長期滞在も娘のところなら、気兼ねなく大丈夫なようである。
その間私は、日本で独身生活を楽しんでいたのだが、この数年は孫たちのサッカーが結構面白くて、それを『観に来い』と娘婿も誘ってくれるものだから、去年に続いてのアメリカ行きだったのである。
何だか贅沢な生活のようだが、正直この2ヶ月の方が、生活費の実費も少なくて済むようなところがあるのが気楽に行ける理由の一つだが、息子が全日空にいるのでアメリカまでの航空機代の負担が殆どないのである。
さらに言えば、娘婿がホントにいい奴で、全く気兼ねする必要がないのがいい。
そうでもなければ、そんなに毎年行けるわけはないのだが、この調子なら孫の末弟が大学卒業するまでの、あと数年間は、若しこちらが元気なら、9月のアメリカ行きは続くかも知れないのである。
今回も私の最後の4日間は、息子も息子の長男も、わざわざアメリカにやってきて、なかなか楽しい数日だったのである。
息子と孫は同じ飛行機で羽田までは一緒に戻ってきた。
真ん中が、いまBERKELEY 大学でサッカーやってる孫・次男である。
こちらの前列真ん中が、まだ高校生の孫・末弟である。
★これは、私ども老夫婦にとって非常に幸せな環境なのである。
私は1ヶ月で先に戻ってくるのだが、さらに1ヶ月滞在していた家内も今週末には戻ってくる。
私の独身生活もあと5日になった。
家内が戻ってくるというと、何となく気忙しいのである。
この1ヶ月 私流の 炊事・洗濯・買い物を気ままにやっていたのだが、散らかっている部屋は片付けねばならぬし、大掃除もしなくてはならない。
今週あと2回ほど買い物にも行かねばならぬが、最後の買い物は野菜などいつも家内が買うものを揃えておいてやろうと思っている。
この1ヶ月は、全く『私流のやり方』で、家の中も散らかし放題なのだが、どうも『自分の生活』をしている感覚ではなくて、単に『留守』を預かっている と思っているのだと思う。
変ないい方だが、『家事』をホントに私流に任して貰ったら、『私流に改革』したいところはいっぱいあって、結構上手くやれるとも思うのだが、この1ヶ月は『そっとそのまま』にしているのだと思う。
かって2年間だけだが、札幌で単身生活をした時は、家具も買ったし絵や置物なども飾って、部屋の中が散らかったりしてなかったのは、そこに『自分流の生活』があったからだと思う。
結構整理・整頓は得意分野なのである。
整理・整頓の基本は『不要なものは捨てる』ことなのだが、ここは『家内の城』を1ヶ月だけ預かっているだけで、タンスや台所のものを捨てたりはできないのである。だから、そっとそのままにして『いい加減』になっているのだと思う。
★ そんな家内はいまアメリカの最終工程で、娘と一緒に シリコンバレーを拠点にサッカー観戦旅行とか、
昨日は、Facebook に娘がこんな写真をアップしていた。
今年も2回、あのロスからサンフランシスコへの真っ直ぐな道を600キロ走ったようである。
日本にいる時は、『もうあの道はいい。留守番する』などと言っていたのだが・・・
アメリカに2ヶ月もいると、アメリカ人になってしまうのかも知れない。
来週からは、そんな家内も戻ってきて、本来の『三木での生活』が戻ってくる。
『買い物の運転手』以外は、家の中のことは私は一切手を出さないし、手伝うこともしないのである。
年に約2ヶ月、普段とは異なる生活があることは、刺激にもなってなかなかいいものだと思っている。
そんな独身生活も、あと5日間になってしまった。