★アメリカに来て2週間目に入っている。
もう数日で日本に戻ることになる。
今回は仕事もあったがほとんどが、日常生活に密着して過ごしたので、アメリカのいろんな部分を見ることが出来た。
ずっと昔から、アメリカファンだが、今回もいっそうその感を強くした。
まず、綺麗である。
空は青いし、空気はさわやかだし、広大で全体として整備されている。
かっての仕事場、Kawasaki も、最近元気がないのかと思われたが、そんなことはない。
大丈夫、元気である。
可能性十分だと思った。
日本とともに、『新しい二輪先進国』 としての『硬質な二輪文化』を目指せばいい。
黒字だ、健全経営だなどという至極あたり前のことを目標にしたりせずに洗練されたユーザーとともに歩んで欲しいと思う。
懐かしい想い出いっぱいのKMC の社屋にも、3回も訪れる機会ができて大満足だった。
今回のニューヨークのタイムズスケアを借り切っての大イベントもよかったし、
Facebook の Kawasaki USA は、最高である。
トップにも会えたし
金森君とも会えたし、別途いろいろゆっくりと話も出来た。
肉も果物も安いし、
ショッピングの施設も、環境を守る態度もすばらしい。
いろんなことに対する発想もその対処の仕方も申し分がないのだが、
なぜ、こんなに遅れているのかと思うことがひとつある。
★それは、トイレの汚さと、風呂に対する給湯設備の不合理性である。
公衆トイレは、日本もむちゃくちゃ汚い時代があったのだが、最近はどこも競って綺麗になって、この水準は間違いなく世界一である。
なぜ、アメリカがこんなに遅れた水準のまま放置しているのだろうか?
かって、15年ほど前アメリカによく来ていた時代は、車は圧倒的に大型のアメ車の時代で借りていたレンタカーもリンカーンやフォードの大型車ばかりであったのに、今はほとんどが日本車サイズの中型の車ばかりである。
15年の間にこんな変化が起こっているので、トイレや給湯器の分野でも多分大きな変化が起こるはずである。
娘婿は、今ノーリツの給湯器関係のUi America という会社を昨年立ち上げているのだが、
これは多分追い風だと思っている。
NPO The Good Times の団体会員にもなっているので、そのシステムで応援してあげたいと思っている。